チャールズ・コークとデビッド・コークは過去40年にわたり、保守系候補者と右翼運動に巨額の金を注ぎ込み、自らも金権政治への道を拓くため休みなく働きました。コック兄弟の純資産は最高で千億ドルと言われ、現在、最も裕福なアメリカ人のリスト「フォーブス400」の4位にランクされています。この二人の兄弟が米国で最も強力な政界の大物にのし上がった様子は、新著Sons of Wichita: How the Koch Brothers Became America’s Most Powerful and Private Dynasty(『ウィチタの息子達:コーク兄弟はいかにしてアメリカで最もパワフルな民間王朝になったか』)で検証されています。この本は何百にもわたるコーク一族や彼らの友人などのインタビュー、そして何千もの法的書類をもとにして書かれました。この新著の著者、マザー・ジョーンズ誌の編集主任であるダニエル・シュルマンに話を聞きます。