共和党のニューフェイスは極右Qアノン陰謀論者のマージョリー・テイラー・グリーン議員?

2021/2/1(Mon)
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【21/02/01/1】共和党は、ジョージア州選出のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員を下院教育委員会から降板させることを求める圧力に直面しています。2020年11月に当選したグリーンは、Qアノンを推す極右陰謀論者でナンシー・ペロシ下院議長を処刑せよという声を支持するほか、コネチカット州サンディー・フック、フロリダ州パークランドで起きた高校乱射事件はでっち上げだと主張しています。2001年9月11日の国防総省ビル攻撃もでっち上げだと主張しています。反ムスリム、反ユダヤ主義的な人種差別発言をした経歴もあります。グリーンの辞任を求める法案に他の議員とともに署名したジョージア州選出民主党下院議員ビー・グエンに聞きます。「グリーン議員は、ジョージア州だけでなく国にとっても危険であることが判明しました」とグエンは言います。「南部貧困法律センター」(Southern Poverty Law Center)の上級記者マイケル・エディソン・ハイデンと話します。ハイデンは、メディア上のQアノンなど極右の陰謀論に関する議論は、その憎悪に満ちた内容にではなく、その奇異な点に注目する傾向があると言います。「彼らには一般人からみれば異常に思える考えもありますが、この流れを、共和党に内在する反民主的、極右的、全体主義的傾向の一部と位置づけることが、とても有益なスタートになると思います」とハイデンは言います。

画像クレジット: フェイスブック

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