« 前  

2021年1月20日(水)

  次 »
  • 【21/01/20/1】大統領退任まであと12時間を切った時点で、ドナルド・トランプは143もの恩赦と減刑を相次いで行いました。このなかには、元主席戦略官で大統領選でトランプ選対の最高責任者だったスティーブ・バノンもいます。一期で終わった任期中に、自分の仲間や取り巻きに恩赦を与えたトランプですが、内部告発サイトのウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジや国家安全保障局(NSA)で内部告発を行ったエドワード・スノーデンとリアリティ・ウィナーなど、著名な内部告発者からの恩赦の要請に対しては、いまのところ拒否しています。トランプの側近たちが恩赦を求める人々から個人的に利益を得ていた実態の詳細が、次々と明らかになっています。ゲストは、ジョン・キリアコウです。キリアコウはCIAの元分析官で、作戦要員でもありました。ブッシュ政権時代に行われた拷問プログラムを暴露し、拷問に関して投獄された唯一の職員です。恩赦制度についてキリアコウから話を聞きます。トランプの個人弁護士ルディ・ジュリアーニの同僚がキリアコウに、恩赦の料金として200万ドルを提示しましたが、支払いを拒否したといいます。「彼らはこれを賄賂とは思っていません。これがワシントン流の仕事のやり方なのです」。

  • 【21/01/20/2】バイデンが国家情報長官に指名しているアブリル・ヘインズの指名承認公聴会が19日、連邦上院で始まりました。ヘインズはオバマ大統領のもとで、2010年から2013年まで国家安全保障会議を担当する法律顧問のトップを、2013年から2015年まではCIA副長官を務め、ドローン攻撃による超法規的暗殺を承認しました。「大半のケースで、こうした殺害リストに名前を載せることは適法であると、彼女はいっていますが、その後、この人たちはドローンによって殺害され、殺害された人の中には米国市民もいました」。CIAを内部告発したジョン・キリアコウはこういって、ヘインズを批判します。キリアコウは、ジョージ・W・ブッシュ政権時代に行われた拷問プログラムを内部告発しましたが、拷問に関して拘留処分を受けた公務員は彼ひとりです。キリアコウは、連邦上院情報委員会のコンピュータに不正にアクセスしたCIA職員へのヘインズの対処についても議論します。職員たちは、同委員会が進めていたCIAの拘禁尋問プログラムについての調査を妨害しようとしたのです。尋問には水責めなどの拷問の手法が使われていました。

  • 【21/01/20/3】ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領がきょう正式に就任し、トランプ政権は幕を閉じます。著述家でアナリストのマイケル・エリック・ダイソンとともに、トランプ政権を振り返ります。「トランプ大統領はまぎれもない災害でした」と、ダイソンは指摘します。民主主義のさまざまなプロセスに対して、トランプは「直接的な攻撃」をしかけ、その結果、「ネオファシストの大統領と化し、自らがそれを守るべくして大統領職についた民主主義の正当性そのものを揺るがしたのです」。

  • 【21/01/20/4】バイデン=ハリス政権が進むべき道と、社会運動の役割について、政治戦略家のワリード・シャヒド、そして著述家でアナリストのマイケル・エリック・ダイソンを迎え、考えます。シャヒドは、進歩的な政治活動委員会の「ジャスティス・デモクラ―ト(Justice Democrats)」のスポークスマンで、バイデンが大胆に行動すれば、「米国史上もっとも大きな変革をもたらす大統領の一人」になる可能性はあるといいます。「しかし、そうなるためには、ジョー・バイデン自身に、政治制度に、それを成し遂げようとするバイデンを支持する政治的階層に対して計り知れない圧力をかける必要があります」。

Syndicate content