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2020年11月26日(木)

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  • 【20/11/26/1】COVID-19が米国で猛威を振るう中、急激に広がるウイルスが先住民族コミュニティに与える影響を見ていきます。先住民族コミュニティは、今回のパンデミックで他地域と比べて過度な感染および死亡率に直面しています。スタンディング・ロック・スー族市民で、オバマ政権でネイティブ・アメリカン局元特別補佐官を務めたジョディ・オシャンボルトに話を聞きます。また、「聖地を守れ」(Protect the Sacred)創設者でナバホ・ネイションのアリー・ヤングにも話を聞きます。

  • 【20/11/26/2】今回の大統領選では約1億6000万人の有権者が投票し新記録を打ち立て,
    次期大統領ジョー・バイデンは得票数で600万票以上の差をつけました。非白人の有権者が投票率の上昇に大きく貢献した一方、白人による投票数は前回の大統領選とほとんど変わりませんでした。「今回の選挙では歴史的投票数が一番話題になりましたが、白人以外、特にラテン系有権者のあいだで前代未聞の投票率の上昇が見られました」と、デモクラシー・ナウ!
    の共同司会者のフアン・ゴンザレスは言います。「何十年も政治専門家がラテン系市民の票が増えると言い続けてきましたが、今年はそれが現実となったのです」

  • 【20/11/26/3】ジョー・バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領が政権移行の準備を進めていますが、本日は米民主党の今後の方向性について高まる議論を見ていきます。ジェームズ・クライバーン多数党院内副総務は先日、「警察予算の打ち切りや削減」を求める声を批判、このような主張が民主党の下院議員候補を傷つけると発言しました。「今米国が直面する大きな問題に、古ぼけた型の政治で対処しようとするなんて、実際ばかげています。……(クライバーンのような)主張は、昔に戻ってレーガン支持の民主党員にアピールすることに夢中になっているように見えます」と、作家でプリンストン大学アフリカ系米国人学部長のエディ・グロード教授は言います。「トランプを生み出した政治に逆戻りするなんて理解できません」。アーティトで反人種差別活動家ブリー・ニューサム=バスにも話を聞きます。ニューサム=バスは、黒人有権者は「その時の都合で身代わりにされ、事情が変われば今度は裏切られるのです……この図式を変える必要があります」と主張します。

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