デイリーニュース

  • A Moment in the Sun:インディペンデント映画監督・作家のジョン・セイルズとのインタビュー

    24日は伝説的なインディペンデント映画監督で作家のジョン・セイルズを迎えてのデモクラシー・ナウ!の特別番組です。過去30年間にわたり、彼はReturn of the Secaucus Seven(『セコーカス・セブン』)、Matewan (『メイトワン』)、Lone Star (『ローン・スター』)、Eight Men Out (『エイトメン・アウト』)などの17本の映画を製作しました。ジョン・セイルズは、人種、階級、労働、セクシュアリティーのテーマとともに、緊迫する政治的な問題を取り組み、映画を製作してきました。彼の最新作『アミーゴ』は、8月に公開されましたが、米国占領下のフィリピンが舞台です。ジョン・セイルズはまた著名な作家でもあります。O・ヘンリー賞の受賞者で、最近20 年ぶりにA Moment in the Sun(『陽だまりの瞬間』)というタイトルの小説を発表しました。この小説は、ノース・キャロライナのウィルミントンでの白人人種主義者の反乱から、映画産業の胎動期、キューバやフィリピンへの米国による凄惨なの介入の開始まで、20世紀の始まりを俯瞰した作品となっています。番組の時間いっぱい、セイルズと彼の作品と仕事について話します。

    dailynews date: 
    2011/11/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 死刑執行台への列から結婚の祭壇までの旅路 ソニア・ジェイコブズとピーター・プリングル

    ソニア・ジェイコブズとピーター・プリングルの2人は、かつての死刑囚で死刑執行を待って長い間拘禁されていました。ジェイコブズはここ米国で、プリングルはアイルランドで。2人とも殺人事件で有罪判決を受けましたが、断固として無実を訴え続け判決が覆って自由の身となりました。2人は死刑制度に反対して公にキャンペーンをする中で出会い、まもなくデートをするようになりました。今月、彼ら2人は結婚しました。ともに元死刑囚だった2人の結婚なんて、恐らく前例のないことだと思います。アイルランドの自宅からソニー・ジェイコブズとピーター・プリングルの2人に登場してもらい、死刑執行室への列から結婚の祭壇までへの彼らの驚くべき物語を伺います。

    dailynews date: 
    2011/11/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エジプトの抗議デモ 強まる弾圧をもろともせず 軍は退陣要求を拒否

    エジプトの抗議デモがカイロの中心部タハリール広場を埋め続けています。エジプトを暫定統治している 軍最高評議会が民政への即時移行を拒否したためです。22日のテレビ演説で、軍最高評議会議長のモハメド・フセイン・タンタウィ陸軍元帥は首相の辞職を了承したと話し、もし国民が国民投票で望むなら軍には権力を手放す準備はできていると述べました。しかしこのタンタウィ演説後にも抗議デモは激しさを増す一方で、治安部隊は大量の催涙ガスを浴びせました。この5日間で少なくとも38人が殺害され、数千人が負傷しています。さらに少なくとも15人のジャーナリストが襲撃されました。エジプトではホスニ・ムバラクが失権して以来最大の抗議活動が続いています。デモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースは、1月にこの革命が勃発して以来エジプトにいてその地からリポートを送り続けています。「(タンタウィは)タハリールにいる抗議者たちがだれ1人として要求していないちっぽけな妥協をいくつか提示しただけです」と、クドゥースがカイロからリポートしています。「民衆の多くがこの演説をムバラクが2月1日に行った2回目の演説と比べています。その時はムバラクも幾つかの妥協案を示し、革命が終わってくれるよう願って似たような調子で演説したのでした。そして、その時も今も民衆の反応はじつに似通っている。

    dailynews date: 
    2011/11/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • グレッグ・パラスト記者が明かす、米国の“ハゲタカ”ファンドがアフリカ諸国を搾取することによって大金を得た方法

    共和党への最大資金提供者を含む米国の“ハゲタカ”投資家らは、自分たちがたった数百万ドルで手に入れた過去の債権に対して、アフリカ諸国に5億ドル以上の支払いを要求しています。ニューヨークのハゲタカ投資家で、FGキャピタル・マネジメント(FG Capital Management)のピーター・グロスマンは、コンゴ民主共和国に1億ドルを要求しています。彼はコンゴから正当な債務を受け取ろうとしているのでしょうか、それともハゲタカの主張は盗品の証券に基づいているのでしょうか? BBC、ガーディアン紙、デモクラシー・ナウ!の共同調査の中で、グレッグ・パラストがコンゴ、ボスニア、ニューヨークから報告します。

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    2011/11/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米国は困窮してない:国をより公平で環境に優しく安全にすることによって債務危機を解決

    いわゆる「スーパーコミッティー」と呼ばれる超党派委員会は、税金と支出をめぐる3ヶ月にわたる交渉後、連邦赤字の削減について合意に達することができませんでした。議会は、代替案を考え出すのに後1年ちょっとしかありません。軍事および国内プログラムで10年間にわたって1兆2000億ドルを自動的に支出削減するトリガー(引き金)条項は2013年に発効します。「人々が覚えておくべきなのは、我々は裕福な国にいるということと、今回の危機は将来的に我々をもっと良い方向に導く中で、豊かな資源を利用する機会になるということです」と、政策研究所(the Institute for Policy Studies)の新報告書”America Isn’t Broke: “How to Pay for the Crisis While Making the Country More Equitable, Green, and Secure”(「米国は困窮してない:国をより公平で環境に優しく、安全にする間に危機を乗り越える方法」)の共著者であるサラ・アンダーソンは言います。

    dailynews date: 
    2011/11/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 数千人が暴力に立ち向かい軍事支配に抗議する中、エジプト革命が新たな局面へ

    エジプトでは、軍事政権を終わらせ民政への移行を求める活動家らによる大規模デモが4日目に突入しています。抗議行動は、大規模な弾圧と、エジプト暫定内閣の辞職表明の中で続いています。カイロの中央遺体安置所からの報告は、軍事政権による弾圧で少なくとも33人が死亡し、1500人以上が負傷したと伝えています。この争乱のなか、エジプトでは11月28日に人民議会選挙が行われます。「国の首都の真中で国家による残虐行為が行われている中で、どうやったら正当な選挙ができるのか私にはわかりません」と、デモクラシー・ナウ!の通信員で、カイロから最新情報を伝えてくれるシャリフ・アブドゥル・クドゥースは言います。「多くのエジプト人が過去10ヶ月にわたって、革命が悪用され、盗用され、変形されるのを目の当たりにしてきました。そしてまた、、この移行期にあって、何の約束も守らないエジプトの軍事評議会が、人権侵害にはじまり完全な権力支配するのを見てきたのです。」

    dailynews date: 
    2011/11/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「キャンパスを占拠せよ」参加者に警官がトウガラシスプレー噴射、カリフォルニア大学デイビス校学生にインタビュー

    カリフォルニア大学デービス校の警官が18日、「カリフォルニア大学デービス校を占拠せよ」の野営地の撤去に座り込みで抗議をする学生に、トウガラシスプレーを至近距離から吹きかける様子を収めた動画が、インターネットで瞬く間に広がりました。この事件に関与した警官2人は休職処分になり、この警官らを当初擁護したカリフォルニア大学デービス校のリンダ・カテヒ学長の退任を要求する動きが出てきました。カテヒ学長は外部の第三者委員会による事件の再調査が必要だと発表しています。18日にトウガラシスプレーを吹きかけられた学生の1人、エリ・ピアソンに話を聞きます。警官に殴打されたカリフォルニア大学バークレー校の学生への連帯を示し、全米大学の授業料値上げへの抗議を行っていたピアソンは「頭を覆い、自分を守って、頭を下にするよう私に言う人たちだけが見えました。そして次の瞬間、催涙スプレーを吹きかけられました」と話しています。また、18日のトウガラシスプレー事件を受けて、カテヒ学長退任を要求する公開書簡を書いた同校のネイサン・ブラウン助教授(英文学)にも話を聞きました。「若手職員としてのこのような事態に対する最善の取り組み方は、公の場で発言することだと思っています。

    dailynews date: 
    2011/11/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • タハリール広場が襲撃される:エジプト反軍政デモで32人死亡、1750人負傷

    エジプト全土で起きている、軍事政権から民政に早期移行するよう呼びかけている大規模デモが3日目に突入しました。19日朝から何千人もの抗議参加者が治安部隊と衝突しているカイロ市内のタハリール広場で、最も激しい衝突が発生しています。21日付のAP通信によると、エジプト保健省の発表した犠牲者数は、死者35人、負傷者1750人以上に増えました。カイロに滞在し、デモの開始から取材を続けているデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースが取材したデモ参加者、ナセル・アブドゥル・ハディは「革命当初の要求は自由、尊厳そして社会的公正でした。我々はまだ社会的公正を手にしていません」と話しています。映像はビッグ・ノイズ・フィルム(Big Noise Films)のジャッキー・スーヘンの提供です。

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    2011/11/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • セイモア(シーモア)・ハーシュ:イラク戦争のプロバガンダがイラン核戦争で再利用されている

    米国、英国、カナダがイランの石油と石油化学工業に対する組織的な制裁措置の一連を発表しようとしている中で、ベテラン調査ジャーナリストのセイモア(シーモア)・ハーシュがイランの核兵器開発疑惑に対する合意の広がりに疑問を投げかけています。国連の国際原子力機関(IAEA)が報告書の中でイランの核開発の「possible military dimensions (兵器化の可能性の側面)」を指摘し、「イランが核爆発装置の開発に関係する活動を行ったことを示す」「信頼に足る」証拠を示して以来、イランへの国際的圧力が高まっています。米誌ニューヨーカーのブログに掲載されたハーシュの最新の記事「イランとIAEA」の中で、ハーシュは最近の報告書について、科学的調査ではなく「政治的文書」だと論じています。「彼ら(JSOC=統合特殊作戦コマンド)は何も見つけなかったんです。何もなかった。いかなる兵器製造の証拠もなかったんです。つまり、兵器製造施設の証拠が1つもなかったということです。兵器製造のための核分離施設ではなく、核濃縮製造施設があった。これが純然たる事実です」とハーシュは話しています。

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    2011/11/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「オークランドを占拠せよ」のパンチョ・ラモス・スティール 瞑想中に逮捕され国外退去の危機

    有名な在留資格の無い移民(undocumented immigrants)運動家の逮捕は、移民の問題を運動の最前線に引き出しました。14日、カリフォルニアで、フランシスコ・"パンチョ"・ラモ ス・スティールは、「オークランドを占拠せよ」野営地への早朝の襲撃中に、オスカー・グラント・プラザで瞑想中に逮捕されました。保釈金を積んで仮釈放と思いきや、パンチョは、地元の刑務所からの逮捕情報を連邦移民機関と共有する「安全なコミュニティ」プログラムにより、米国入国・税関取締局に身柄を引 き渡され、拘置されました。彼の支持者数千人が釈放を求める運動を開始しました。そのうちChange.orgの嘆願サイトはわずか24時間で 6,600件の署名を集めました。17日朝、パンチョは最終的にICEの拘置から釈放されました。カリフォルニア州のバークレーから、パンチョが番組に参加します。「人から『出身地はどこですか?』と聞かれるたびに 『地球という惑星です』と応えます。『国籍は?』と聞かれたら、『世界市民です』と応えます。これで少々、時間の猶予を稼げた。でも・・・いまでは指紋を 採られてしまった。結局、現状はこうなんです。

    dailynews date: 
    2011/11/18(Fri)
    記事番号: 
    8

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