« 前  

2020年6月25日(木)

  次 »
  • 世界のコロナウイルス感染者数は1000万人に上ろうとしています。その半数近くを、アメリカ大陸の2つ大国、米国とブラジルの感染者が占めています。現在、ブラジルの感染率は世界最悪となっており、7月には死者数も米国を超える可能性があると見られています。「ブラジルで起こっていることは、現在の指導者を反映しているのです」と、人口統計学教授でハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院の世界衛生および人口学の学部長、兼ハーバード大ブラジル学プログラム共同学部長のマルシア・カストロは言います。極右のジャイール・ボルソナーロ大統領は、今回のパンデミックの深刻さを軽視し、対策を講じようとする動きを阻害したとカストロは指摘します。ブラジルのワクチン臨床試験への参加、今回の危機の先住民族への影響、そして、米国で最も人口の多い州、カリフォルニア、テキサス、フロリダでのCOVID-19感染増加についても話を聞きます。

  • 「貧者のキャンペーン」(The Poor People’s Campaign)は、参加者がまばらだったトランプ大統領のタルサでの選挙戦集会に対抗して、大規模なデジタル集会を開催しました。このデジタル集会では、「貧者のキャンペーン」のプラットフォームが発表されました。それは体系的人種差別、体系的貧困、環境破壊、戦争経済、そして宗教的国粋主義の脅威という5つの重要課題への「変革的行動」を促すものです。「私たちは修繕し復活せねばなりません」と「貧者のキャンペーン」共同委員長のウィリアム・バーバー師は言います。「紙の上で民主主義とよんでいるものを本物にするには、それが不可欠なのです」

Syndicate content