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2020年5月29日(金)

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  • ミネアポリスでは警察によるジョージ・フロイドの殺害に抗議して数千人の街頭デモが3夜連続で行われました。同市の市会議員ジェレマイヤ・エリソンと話します。彼は2015年、別のアフリカ系アメリカ人男性ジャマール・クラークの殺害に抗議しましたが、平和的な抗議だったにもかかわらず警官は自動小銃を彼の頭に向けました。また、警察の廃止を要求するブラックビジョンズ・コレクティブ(Black Visions Collective)のキャンダス・モンゴメリー(Kandas Montogomery)とも話します。

  • 新型コロナウイルス大流行の中心地がラテンアメリカへと移動するにつれ、COVID-19を口実とした警察による弾圧も移動しています。「COVID-19は、それ以前の他のパンデミックと同じように、構造的差別を増幅させていることがわかりました。残念ながら、最初の標的となるは多くの場合、最も疎外された人々です」と、ルイーズ・ティロットソンは言います。彼女はアムネスティ・インターナショナルの虐待に関する新報告書の共著者です。また、サンサルバドルからジャーナリストのホルヘ・クエラーが話します。

  • トランプ大統領はミネアポリスの抗議者たちを「ごろつき」と呼び、「略奪が始まれば、射撃も始まる」とツイートしましたが、ツイッター社はそのツイートを暴力の賛美だと警告しました。ちょうどトランプ大統領が、ソーシャルメディア企業のコンテンツ監視のあり方に警告を発し、これらの企業に与えられた免責の範囲を見直す大統領令に署名したところでした。この大統領令は、ソーシャルメディア企業のコンテンツ監視を処罰することを可能にするものだとの批判もあります。「トランプは、ソーシャルメディアを使いこなして成功してきました。常に注意を引き付けるアルゴリズムを利用して、人々に基本的に誤った情報や偽りの情報を与えてきたのです」と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の情報学教授ラメッシュ・スリニバサン(Ramesh Srinivasan)は言います。

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