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2020年5月1日(金)

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  • 今年のメーデーは、アマゾン、インスタカート(Instacart:買い物代行サービス)、ホールフーズ、ウォルマート、ターゲット(当日宅配サービス)、フェデックス(FedEx)の生活に欠かせない労働者たちが前例のない連合を組んでランチタイムを使った病欠ストや職場放棄を呼びかけ、職場の衛生と安全管理の改善と危険手当の支給を要求しています。他のメーデーアクションの中には、家賃ストライキ、隊列を組んだ車による抗議、オンラインの組織化による「民衆救済」と労働者優先の経済復興計画の要求などがありました。「協同ジャクソン」(Cooperation Jackson)の共同創設者で共同責任者のカリ・アクノ(Kali Akuno)と話します。この団体は5月1日から始まる民衆ストライキへの参加を呼びかけています。「企業と政府は何万もの人々を犠牲にしてもかまわないと思っています」とアクノは語ります。 「私たちは利益より人々を優先させなければなりません」

  • 民主党の大統領候補者指名が確実視されるジョー・バイデン元副大統領は5日、MSNBCの番組「モーニング・ジョー」で放送された性的暴行を行ったとする告発を否定しました。元スタッフのタラ・リード(Tara Reade)が1993年にバイデンから性的暴行を受けたと申し立てたもので、バイデンはこれに沈黙してきましたが応答するよう求める圧力が数週間にわたり積み上がったため、ついに沈黙を破った形です。バイデンは声明のなかで、「27年前に私が不品行を働いたという元スタッフによる告発に対応したいと思います。この告発は事実ではありません。そういうことは決して起こりませんでした」と述べました。タラ・リードが最初に表に出て告発を行ったのは3月のことで、バイデンが彼女を壁に押し付け、指で彼女に挿入したと主張しています。デモクラシー・ナウ!はオンライン限定放送で、リードのかつての隣人リンダ・ラカッセ(Lynda LaCasse)と話しました。ラカッセによると、リードは1990年代にこの事件について彼女に詳しく説明したそうです。 ラカッセは生粋の民主党員でバイデンを支持しています。その彼女がタラ・リードについて、「わたしは100%彼女を信じている」と語っています。『ビジネスインサイダー』でラカッセに最初に取材した調査ジャーナリストのリッチ・マッキュー(Rich McHugh)とも話します。

  • プエルトリコで4月30日、何十台もの車に乗った活動家たちがCaravan Por La Vida(命のためのキャラバン)をサンファンの路上で開催しました。政府に対し、新型コロナウイルス検査の拡大と、大流行の期間中に人々が家にとどまれるように十分なリソースを提供するように要求するものです。プエルトリコでは少なくとも92人が新型コロナウィルス感染で死亡していますが、プエルトリコ政府が先週発表したウィルス検査の実施率は米国のどの州よりも低く、人口j10万人あたりで一日に平均15回というひどい数字です。サンファン市長のカルメン・ユリン・クルス(Carmen Yulín Cruz)によると、プエルトリコでは政府から1,200ドルの小切手を受け取ったものは誰もいません。キャラバンは警察に阻止され、サウンドトラックが違法であると告げられました。どんな法律に違反しているのかと主催者のジョバンニ・ロベルト(Giovanni Roberto)が警察に説明を要求したところ、逮捕されてしまいました。ロベルトは夜になって釈放され、彼にかけられていた司法妨害の容疑は取り下げられました。抗議者たちの声を聞いてみましょう。デモクラシー・ナウ!の通信員フアン・カルロス・ダビラ(Juan Carlos Dávila)。

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