メキシコの反暴力抗議団体の一行が先週末から米国に到着し、米国の麻薬政策の大幅な変更を求めています。メキシコ人詩人のハビエル・シシリアは今年、麻薬密売人たちに24歳の息子を無惨に殺害されてから「正義と尊厳のある平和を求めるキャラバン(Caravana por la Paz con Justicia y Dignidad)」というグループを率いるようになりました。同キャラバンの要求の1つは「メリダ・イニシアチブ」の廃止です。これは米国の「麻薬戦争(War on Drugs)」の一環として米国がメキシコ軍をトレーニングし支援するというプログラムです。国際政策センターのアメリカ政策ブログラム部長ローラ・カールセンに話を聞きます。また、彼女が同キャラバンに同行したドキュメンタリーから、彼女のシシリアへのインタビュー部分もお送りします。