デイリーニュース

  • 原油流出食い止めの重大な試みを前に BP社が認めた施設爆発数時間前の「基本的な過ち」

    石油大手BPが、先月のメキシコ湾海底油田の採掘施設爆発事故の直前、重大問題発生の警告サインが出たにもかかわらず作業を続行していたことを認めました。遅々として進まぬ流出食い止め作業は本日、「トップキル」法と呼ばれる方法を試す極めて重要な日を迎えました。この方法は噴出する原油の流れを絶つためにドリル用の重い泥とセメントを1マイルもの深さの油井に注入するというものです。ただしこの方法には流出をさらに悪化させるリスクもあります。原油採掘機器の強度の弱い部分がこの圧力を受けて吹き飛び、新たな流出につながる恐れもあるのです。何年にもわたってBP取材を続けている調査報道サイト、プロプブリカのアブラム・ラストガーテン記者に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/5/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 歴史家ブルース・カミングス 「米国の韓国への姿勢は、65年におよぶ紛争に根ざした緊張関係を無視。北朝鮮による韓国艦撃沈は2009年11月の北朝鮮襲撃への仕返しでは。」

    歴史家ブルース・カミングス 「米国の韓国への姿勢は、65年におよぶ紛争に根ざした緊張関係を無視。北朝鮮による韓国艦撃沈は2009年11月の北朝鮮襲撃への仕返しでは。」 3月に北朝鮮による攻撃で沈没したとされる韓国哨戒艦の事件をめぐり、朝鮮半島での緊張が高まっています。 北朝鮮は、韓国とのあらゆる関係を断絶し、南北不可侵合意を撤廃すると述べました。 一方、韓国は北朝鮮との大半の貿易の停止を発表。国連安全保障委員会で、北朝鮮政府に対する制裁行動を求めています。 韓国海軍は大規模な対潜水艦演習を行っていると伝えられています。 シカゴ大学の歴史家で、南北朝鮮に関して数々の著作がある、ブルース・カミングスに話を聞きます。
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    2010/5/27(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 高名な海洋生物学者カール・サフィナ BP原油流出のメキシコ湾岸および全世界の環境への影響を語る

    BPの原油流出に関し、長期的な環境への影響を検討します。 ブルー・オーシャン・インスティテュートの創設者兼理事長のカール・サフィナは、今回の流出による環境崩壊は全世界におよぶ可能性があると警告しています。
    dailynews date: 
    2010/5/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 流出原油除去作業の7名が発病 沿岸警備隊 作業船に引き揚げ命令 BPが漁師の防毒マスク着用を妨害か

    BPによる原油流出の除去作業に関わっていた、少なくとも7人の漁師が、26日、吐き気、めまい、頭痛、胸痛を訴え入院しました。 漁師たちは、流出した原油と化学分散剤に曝されたと見られています。 沿岸警備隊は予防措置として、除去作業を補助していた125の商業船すべてに帰岸するよう命じました。 BPに雇われた汚染除去作業員が数週間にわたり訴えてきた体調の異変はほとんど無視されています。 ルイジアナ・エビ漁協会長のクリント・ギドリーと天然資源保護協議会(NRDC)の環境正義弁護士、アルバート・フアンに話を聞きます。
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    2010/5/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ジャマイカでの死者増加はいわゆる「麻薬撲滅戦争」に起因と批評家

    米国から指名手配を受けている麻薬王クリストファー“ドゥドゥス” コーク逮捕に向けての捜索が続くジャマイカで死者数が増え続けています。治安部隊とコーク側の武装勢力との衝突で、ジャマイカ警察はこれまでに73人の死者を確認しました。その大半が民間人とのことです。人権団体は治安部隊による不法な殺害が行われている恐れもあるのではないかと疑問を募らせています。首都キングストンにあるジャマイカンズ・フォー・ジャスティスのキャロリン・ゴメスと、ロンドン大学のキングスカレッジ教授で作家のベンジャミン・ボウリングに話を聞きます。ボウリングは「キングストンの混乱状態は米国主導のコカイン禁制の失敗の兆候だ」と書いています。
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    2010/5/28(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 米石油大手シェブロン年次株主総会 抗議の5人逮捕 海外から訪問の同社事業による犠牲者も閉め出し

    米ヒューストンで行われたシェブロンの年次株主総会で、抗議の5人が逮捕され、その他ナイジェリア、エクアドル、ビルマといった同社の関係する海外の国から訪問中の20人以上の人びとが入場を拒否されました。閉め出されたそれらの人びとは合法的な株主代理委任状を持っていたのです。「シェブロンの真の原価ネットワーク」(The True Cost of Chevron Network)は同社の人権および環境保護の記録に注目しようという抗議行動を組織しています。米人権団体グローバル・エクスチェンジのシェブロン・プログラム部長アントニア・ユハスと話をします。彼女も逮捕されて監獄で一夜を過ごしました。また、ナイジェリアの活動家でニジェール川デルタに拠点を置くケベッカチェ女性開発資質センター(Kebetkache Women Development and Resource Center)の創始者で事務局長のエメム・オコンにも登場してもらいます。
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    2010/5/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ラウル・グリハルバ米下院議員:米墨国境への新規州兵派遣は選挙の年の「政治的象徴」

    オバマ大統領はメキシコに接するアメリカ国境をさらに軍事化する自身の計画を擁護しています。25日、オバマは南部国境にさらに1200人の州兵を派遣するため、議会に国境警備予算の5億ドル追加を要請するつもりだと発言しました。議会革新議員団議長であるラウル・グリハルバ下院議員(民主党、アリゾナ州)は、国境軍備強化の提唱者たちは包括的な移民改革をやらないで済ませようとしていると言います。
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    2010/5/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • BP社の原油流出事故は米史上最悪: 新規操業停止措置からメキシコ湾石油事業除外に環境団体が抗議

    オバマ大統領は新規の深海掘削認可の一時停止措置を6カ月間延長し、メキシコ湾の33の深海油井の操業も停止させていますが、いくつかの石油掘削施設はまだ稼働しています。生物多様性センターは、十全な環境調査も経ずに承認されたメキシコ湾の49の沖合掘削計画を停止するよう訴訟を起こしています。一方で環境監視団体フード&ウォーター・ウォッチもBPのもう1つの同湾石油掘削施設アトランティスを操業停止させるべく率先して取り組んでいます。同ウォッチはアトランティスから原油が流出すれば現在の原油流出の数倍もの規模になり、食い止めるのはさらに困難だとしています。
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    2010/5/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー講演「中心の崩壊~ラディカルな想像力の再考」

    ノーム・チョムスキー講演本日はメモリアル・デイ(戦没者追悼記念日)の特番として、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授のノーム・チョムスキー氏が3月21日にニューヨークで開催されたレフトフォーラム(Left Forum)で行った基調講演をお届けします。チョムスキー教授は世界的に知られる言語学者・反体制知識人で、100冊を超える著作を発表しています。会場につめかけた1000人以上の聴衆を前に、チョムスキー教授は、テキサス州オースティンにある国税庁(IRS)ビルに小型飛行機で突っ込んで死亡したジョセフ・アンドリュー・スタックの事件を切り口に、中心が消滅していく米国や世界の危険な現状について語りました。
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    2010/5/31(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 経済学者ハジュン・チャンが通貨戦争、G20、「自由市場の嘘」について語る

    韓国出身の経済学者ハジュン・チャンはケンブリッジ大学で経済学を教える傍ら作家としても活動していて、近く23 Things They Don’t Tell You About Capitalism(『誰も教えてくれない資本主義に関する23の事柄』)を刊行します。「オバマ大統領は、赤字財政支出を継続することによって、不況に陥ることなく国内経済を再構築していく必要があります。さもないとその他のオプションが1930年代に逆戻りしてしまうからです。30年代に多くの国が、状況が多少好転したようにみえた途端に赤字を削減しはじめ、最終的には不況に逆戻りしてしまったことを忘れてはいけません」。

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    dailynews date: 
    2010/11/19(Fri)
    記事番号: 
    3

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