ボリビア政府とその反対勢力の危うい対話が少しだけ進展したようです。16日、エボ・モラレス大統領と、対立する東部州の知事たちが協議を開始することで合意しました。両者はこれまで、ボリビア軍が反対勢力の知事の1人、右翼野党ペデモス所属のレオパルド・フェルナンデスを逮捕したことで決裂したかと思われていました。フェルナンデスは司法長官により大量虐殺で起訴されました。彼はパンド州の知事でしたが、9月第2週、同州の親モラレス派の農民15人ないし30人が殺害されたのです。一方、米政府系ボランティアグループ平和部隊は2500人のボランティアのボリビア撤退を決めています。米政府も国外脱出を希望する米国民のために少なくとも特別便2機を運行させる予定です。