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2019年9月30日(月)

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  • トランプ大統領に対する内部告発がワシントンを揺るがすなか、民主党は大統領の弾劾調査を開始しました。トランプは、これに応じる者は「重大な結果」を被ることになると威嚇しています。世界で最も著名な内部告発者であり、現在ロシアに亡命中のエドワード・スノーデンとのインタビュー第2弾をお送りします。スノーデンは6年前、米国が世界中すべての通話・メール情報を収集する巨大な監視機構を作り上げ、地球上にいるすべての人間の私生活をのぞき見していることを示す膨大な秘密文書をリークして世界に衝撃を与えました。新著は出版されたばかりの自伝『スノーデン 独白:永久記録(仮)』です。米国政府が当初スノーデンは民間請負業者に過ぎず、重要人物ではないと説明しようとしていたこと、しかし民間請負業者は米国情報機関で中心的な役割を果たしていることについてスノーデンの話を聞きます。

  • エドワード・スノーデンが、秘密文書のリーク先としてウィキリークスではなくジャーナリストのグレン・グリーンウォルドとローラ・ポイトラスを選んだ理由、内部告発者に対する米国政府の対応について語ります。出版されたばかりの自伝『スノーデン 独白:永久記録(仮)』でスノーデンは巨大監視システムを暴露する決断について語っています。「この暴露が国家安全保障に何の害も与えなかったことは明らかだと思います。それでも、私に対するそうした批判や指摘は消えません。どの内部告発者も同じことを経験しています」とスノーデンは語ります。「重要なのは、私の公開方法が正しくてウィキリークスのやり方が悪いということではなく、警戒レベルやリスク軽減において大きく異なる二つの方法があるということです」。

  • 米国家安全保障局(NSA)を内部告発し自伝『スノーデン 独白:永久記録(仮)』を出版したばかりのエドワード・スノーデンのインタビューを締めくくります。2013年に国家安全保障局を辞職し、香港に行ったスノーデンは、米国への強制送還を逃れるため香港から中南米へ飛ぼうとしていました。しかし途中ロシアで降りた時に米国政府が彼のパスポートを無効にしたため、スノーデンはロシアで立往生させられることになりました。それ以来モスクワで亡命生活を送っています。彼がこの間のいきさつを語ります。

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