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2019年9月6日(金)

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  • 超大型ハリケーン「ドリアン」はバハマを襲った後、米国のノースカロライナ州をかすめて北上を続けています。バハマでは死者数が現在30人に達しましたが、行方不明者は千人にも届きそうな勢いで報告されており、最終的な死者数はずっと大きくなるとみられています。国際医療隊(IMC)の緊急事態対応上級アドバイザースーザン・マンジカーロに、バハマで進行中の救助活動について聞きます

  • 週末にバハマを襲ったハリケーン・ドリアンは、「カテゴリー5」の最強勢力で数日間にわたり付近にとどまり、想像を絶するような破壊を残しました。大バハマ島の飛行場は大打撃を受け、付近一帯の建物が根こそぎ吹き飛ばされました。行方不明者は数百人にのぼり、千人を超える可能性もあります。マイアミ大学のエリカ・モイア・ジェイムズ助教に、気候変動で勢いを増したハリケーンと、バハマの人々が気候変動がもたらす危機の最前線に立っていることについて聞きます。

  • ジンバブエの独立後の初代指導者ロバート・ムガベが95歳で亡くなりました。1963年にジンバブエ・アフリカ民族連合( Zimbabwe African National Union )を率いて、数十年におよぶ白人少数派の支配からの解放を目指しました。1963年から74年にかけて投獄されましたが、自由の身になると解放運動の指導者となり、1979年にジンバブエの独立を果たしました。1980年にジンバブエの初代首相に就任しましたが、その後37年にわたり統治権を握り続けました。20世紀における反植民地運動の最も重要な指導者の一人として褒め称えられる一方、独立後のジンバブエの統治のあり方や、2017年にクーデターで倒されるまで権力の移譲を拒み続けたことに対しては、多方面から批判されています。ムガベの死去は、彼の後継者となったエマーソン・ムナンガグワ大統領によって公表されました。ロバート・ムガベ前大統領が遺したものについて、ホレース・キャンベル教授に聞きます。彼はシラキューズ大学のアフリカン・アメリカン研究と政治学の教授です。

  • リサ・フィシアンは1970年代から活動する古株の市民運動家で、非暴力直接行動のトレイナーです。これまでに、CIAの廃止を要求、WTO会合の妨害、ウォール街の占拠にかかわり、タハリール広場にも参上。スタンデングロックで先住民指導者と連帯行動をとり、ハリケーン・カトリーナで被災した地域社会のための活動もしました。彼女をスタジオに迎え、今週発売された新著Shut It Down: Stories from a Fierce, Loving Resistance(『封鎖せよ 激烈で愛に満ちた抵抗の現場から』)について話を聞きます。

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