デイリーニュース

  • 俳優で監督のティム・ロビンス、演劇『ケイトンズビル事件の9人』を制作。歴史的なベトナム反戦活動がテーマ

    アカデミー賞受賞男優で監督・脚本家のティム・ロビンスが、ダニエル・ベリガン神父の名高い戯曲『ケイトンズビル事件の9人』(The Trial of the Catonsville Nine) の公演に一役買っています。この芝居は、1968年5月17日、ダニエル・ベリガン神父と弟の故フィリップ・ベリガン神父をはじめとするカトリックの平和運動家 9人がメリーランド州ケイトンズビルの徴兵委員会に侵入しベトナム戦争に送られる寸前だった若者たちの徴兵ファイルを持ち出した事件をテーマにしています。9人は逮捕され、世間の注目を集めて反戦運動に火を注いだ裁判で判決を下されました。この芝居について、ロビンスに話を聞きます。芝居は彼が所属するロサンゼルスの演劇集団「アクターズ・ギャング」が公演中です。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/8/27(Thu)
    記事番号: 
    4
  • スイス・ユナイテッド銀行が刑事訴追回避の40日後、CEOとオバマがゴルフ 一方内部告発者は懲役40日間の判決

    マーサズ・ヴィンヤードでの夏休みの初日にオバマ大統領はスイス・ユナイテッド銀行(USB)のCEOロバート・ウルフとゴルフをし、5時間を共に過ごしました。ウルフは、オバマの大統領選挙で早くからの資金提供者でした。2人はゴルフに興じましたが、USBのもうひとりの重役、ブラッドリー・バーケンフェルドは、顧客の脱税を幇助した罪を認め懲役40ヶ月 の判決を下されたばかりです。USBが、裕福な米国人の納税義務回避を幇助していたことを認めて以来、初の実刑判決となります。バーケンフェルドは自ら率先してUBSを内部告発しました。彼が当局へ情報を開示し、協力したことにより、同銀行の行動の内部情報が提供され、連邦当局による大規模な調査の火付け役となりました。
    dailynews date: 
    2009/8/27(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ケネディ上院議員の死が悼まれるなか、議員が生前希望していた早期後継者選定の議論マサチューセッツ州議会ではじまる

    マサチューセッツ州のドゥヴァル・パトリック知事は、エドワード・ケネディ上院議員の政治家としての最後の遺志を実現し、臨時の後継議員を任命したいと述べました。ケネディ議員は先週、議員補欠選挙は欠員発生から最低145日の期間を設けるという州法を改正するよう、マサチューセッツ州議会に要請していました。同法に従えば、ケネディ議員の議席は、少なくとも1月の半ばまで空席となります。ボストン・フェニックス誌の政治レポーター、デヴィッド・バーンスタインに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/8/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 世界中が悼む 医療保険制度改革推進の中心「リベラル派の獅子」エドワード・ケネディ上院議員

    77歳で逝去した故エドワード・ケネディ民主党上院議員の死を惜しむ言葉が26日、米国ばかりでなく世界のいたるところで聞かれました。番組ではオバマ大統領と ジョー・バイデン副大統領の弔辞とともに、生涯をかけた課題だった医療保険制度改革について熱弁をふるう生前のケネディ上院議員のビデオをお届けします。
    dailynews date: 
    2009/8/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「景気後退から不況へ;黒人中流階級の破滅」

    公共政策研究所のデドリック・ムハンマドに、バーバラ・エレンライクと共同執筆の最新の記事“The Destruction of the Black Middle Class” (「景気後退から不況へ;黒人中流階級の破滅」)について話してもらいましょう。「アフリカ系アメリカ人にとって──そしてより広げて言えばラテン系にとっても──景気後退というのはすでに終わった。それは2000年から2007年にかけての出来事だ。……そしていま起きていることは不況そのものなのだ」と書いています。
    dailynews date: 
    2009/8/28(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 元ウェルズ・ファーゴの融資担当者が明かす;ボッタクリのサブプライム貸し付け策で銀行は黒人教会を狙っていた

    エリザベス・ジェイコブソンはつい2年前まで金融会社ウェルズ・ファーゴのサブプライム融資部門のトップ販売員として働いていました。彼女はいま、そのかつての自分の会社の行為を告発しています。ウェルズ・ファーゴは高金利のサブプライムローンをメリーランド州ボルチモア市と同州郊外地区のアフリカ系アメリカ人住民に押し付け、結果、数百人もの住民を住宅差し押さえの憂き目に遭わせたとしてボルチモア市から裁判を起こされています。ジェイコブソンはこの夏、その連邦裁判所に同市側の証人として宣誓供述書を提出しました。
    dailynews date: 
    2009/8/28(Fri)
    記事番号: 
    4
  • われらの税金がサブプライム危機を招いた張本人たちの債権修復のために支払われる

    公益擁護センター(Center for Public Integrity)の新しいリポートによると、危険なサブプライムローンを発行して住宅危機に油を注ぐのに一役買った金融機関のいずれもがいま、借り手を救済するはずの公的資金210億ドル以上を受け取ろうと手ぐすねを引いて待っているようです。政府の住宅購入支援プラン「メーキング・ホーム・アフォーダブル」に参加している上位25社中少なくとも21社が、サブプライムローン専門の貸し手でした。
    dailynews date: 
    2009/8/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米国防総省 アフガン戦争取材ジャーナリストのプロファイリングと評価にPR企業を雇用

    アフガニスタン展開の米陸軍が戦争取材のジャーナリストの背景調査などのため民間企業を使っていることを認めました。陸軍の新聞スターズ&ストライプス紙が数日前にスクープしたのは、米軍がワシントンに本社を置くPR企業レンドン・グループと150万ドルの契約を結び、取材ジャーナリストたちをスクリーニングしているということでした。これが明らかになって以来国防総省は防戦一方。同紙の入手した資料によれば、ジャーナリストたちはその報道ぶりを「肯定的」「否定的」「どちらともいえない」のパーセンテージの円グラフで評価されているということです。
    dailynews date: 
    2009/8/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 移民たちの代弁者 シーザー(セサル)・チャベスや移民労働者たちを支えたテッド・ケネディ

    フアン・ゴンザレスが亡くなったエドワード・ケネディ上院議員について語ります。ケネディは長年にわたり労働組合のリーダー、シーザー(セサル)・チャベスや全米の移民労働者に対する支援活動を行ってきました。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙にゴンザレスは次のように書いています。「カリフォルニア州のインペリアル渓谷からテキサス州のリオ・グランデ渓谷まで、ワシントン州のリンゴ園からフロリダ州のサトウキビ畑まで──存在しないことになっている移民労働者たちの手がいまもまだアメリカの食べ物を採取しているそれらすべての場所で──人々は痛切に(テッド・ケネディを)悼んでいる」
    dailynews date: 
    2009/8/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「地獄に作られた楽園」カトリーナ被災地で生まれた驚くべき共同体、レベッカ・ソルニットが新著を語る

    作家で歴史家、活動家のレベッカ・ソルニットに、ハリケーン「カトリーナ」を含む災害について検証する新著の話を聞きました。新著『A Paradise Built in Hell: The Extraordinary Communities that Arise in Disaster』(地獄に作られた楽園:災害時に生まれた驚くべき共同体)には、カトリーナ発生時に自警団や有力者が起こした犯罪とともに、この大災害を経験した多くの人々が示した利他精神や寛容、勇気について数多くの例が記録されています。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/8/31(Mon)
    記事番号: 
    3

Pages