デイリーニュース

  • ヌエバ・ヨルク展;ニューヨーク創成における3世紀を越すラテンアメリカ系社会の歴史的役割を展示

    ニューヨーク・スパニッシュハーレムのヒスパニック美術博物館エル・ムセオ・デル・バリオ(El Museo del Barrio)で始まった展示のテーマは同市におけるラティーノ社会の歴史です。展示会は1613年から第二次世界大戦が終わるまでのニューヨーク市とスペイン語圏の世界との関係に焦点を合わせています。同市のスペイン語読みであるこの「ヌエバ・ヨルク」展の主任歴史家でNY市立大学の歴史学教授マイク・ウォレスに話を聞きましょう。ウォレスはピュリッツァ賞を受けたGotham: A History of New York City to 1898(『ゴッサム:1898年までのニューヨーク市の歴史』)の共著者でもあります。
    dailynews date: 
    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 消えた判事の意見書 グアンタナモ被拘束者の裁判 死者や証人への拷問を隠すため書き換えられた判決

    調査報道サイトのプロプブリカが今年になって釈放されたグアンタナモ被拘束者のケースで衝撃的な事実を明らかにしました。拘束されていたのはウスマン・アブドゥル・ラヒム・モハメド・ウスマンですが、3月16日、彼の釈放命令が裁判所の電子訴訟記録一覧に掲載された翌日になって、ケネディ判事の書いた意見書がそこから消えたのです。数週間後、新たな判決文が同じ場所に現れましたが、結論は同じだったものの、8ページに及ぶテキストがそっくり抜けてなくなっていました。その中には、ウスマンに対する政府側の主張を判事が破棄した重要な部分も含まれていたのです。
    dailynews date: 
    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 同性愛公言禁止」撤回命令を祝うもゲイ人権運動に立ちはだかる 十代の自殺 同性愛嫌悪の選挙運動 暴力事件

    ネイション誌のリチャード・キムとともに米国のゲイ人権運動が現在直面している重大問題のいくつかについて話し合います。連邦判事が12日に同性愛者の従軍を禁じた「同性愛公言禁止」(Don't ask, don't tell)政策を直ちに執行停止するよう命じましたが、一方で十代のゲイたちの自殺が多発しています。また、中間選挙を前に政治家による同性愛嫌悪をあおるような発言が続いているほか、ニューヨークではつい先日、性的指向を理由に3人の男性が殴る蹴るの暴行を受けて拷問されたという事件も起きています。
    dailynews date: 
    2010/10/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アナンヤ・ロイが語るカリフォルニアの教育論争と新著『貧者の資本』

    「公教育と社会的諸サービスを守る全国行動の日」の一環として先週、カリフォルニアのいくつかの学校の構内で抗議行動が行われました。 カリフォルニアのアーノルド・シュワルツェネッガー州知事は、大幅な予算削減に反対して州全域で行われた抗議行動、集会、授業放棄などの後に、3億ドルあまりの助成金を復活させました。 カリフォルニア大学バークレー校教授で今年初めの抗議運動の絶頂期に連帯連合(Solidarity Alliance)に参加したアナンヤ・ロイに話を聞きます。 ロイの新著Poverty Capital: Microfinance and the Making of Development(『貧者の資本:マイクロファイナンスと開発推進』)についても語ってもらいます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 環境団体 加州排気ガス法撤廃を求める産業界支持の住民投票提案23と対峙

    住民投票案23は、カリフォルニアの画期的な地球温暖化排気ガス法の撤廃をめざす投票項目です。カリフォルニアに精油所をもつテキサスの石油会社2社、ヴァレロとテソロは、カリフォルニアの失業率が5.5 パーセントまで減少し少なくとも1年間そのラインを保つようになるまで、同法の実施を一時停止しようというキャンペーンを開始しました。住民投票提案23に反対する2つの環境保護団体のリーダー、 シエラクラブのマイケル・ブリューンと 熱帯雨林行動ネットワークのレベッカ・ターボットンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    4
  • カリフォルニア住民投票提案19をNAACPが支持 マリファナ合法化は公民権問題

    カリフォルニアの住民投票提案19は、21歳以上の成人による個人消費用マリファナ1オンス(約28グラム)の所持を許し、個人宅でのマリファナ使用を合法化、民家で個人消費用にマリファナを栽培することを許可するものです。住民投票提案19の支持者たちは、マリファナを合法化し課税することにより、資金不足におちいっている州を助け、そのほとんどが黒人とラティーノの若者である非暴力的な麻薬犯罪者の逮捕を減らすことができると主張しています。カリフォルニアのNAACP(米国黒人地位向上協会)会長、アリス・ホフマンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 緑の党の候補者 カリフォルニア州知事選の公開討論会から排除

    12日夜、サンラファエルでの知事候補ジェリー・ブラウンとメグ・ホイットマンによる公開討論の最中に、緑の党の知事候補が討論会場の外で逮捕されました。 ローラ・ウェルズは参加を許可されなかった討論会に入り込もうとして、警察から不法侵入で起訴されました。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • カリフォルニアの知事・上院選過熱 共和党の元CEOがベテラン民主党員に挑戦

    カリフォルニア州知事選は、大統領選でないものとしてはすでに米国史上でもっとも高価な選挙になっています。共和党候補で億万長者の元eBayCEOメグ・ホイットマンは、自身の財産から前代未聞の1億4000万ドルを投じたと報じられています。これは対立候補で、長年にわたるカリフォルニアの政治家で元知事、現州検事総長のジェリー・ブラウンの資金の約14倍に相当します。 一方、カリフォルニア州上院選挙では、ヒューレット・パッカードの元CEOカーリー・フィオリーナが、3期にわたる民主党の現職議員、バーバラ・ボクサーに挑戦しています。 サンフランシスコ・ベイ・ガーディアン紙のティム・レッドマンドに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/10/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 太陽エネルギーの立役者だった「環境の世紀の英雄」 ヘルマン・シーア(1944-2010)最後のインタビュー

    世界の太陽エネルギー推進の立役者の1人であるヘルマン・シーアが亡くなりました。66歳でした。ドイツの経済学者であり政治家でもあった彼は、ドイツを再生可能エネルギー推進の雄にした功労者のひとりで、世界中に太陽発電の拡大という発想を吹き込みました。ドイツ国会議員を約30年にわたって務め、非営利の欧州再生可能エネルギー協会「ユーロソーラー(EUROSOLAR)」の代表でもありました。1999年、彼は「太陽エネルギーを世界に広めるための不撓不屈の働き」を讃えられライト・ライブリフッド賞を受賞しました。受賞に際して、彼は太陽エネルギーはみんなのエネルギーだと表現していました。先月、私たちはドイツ・ボンでヘルマン・シーアに会っています。それが結果的に、彼の最後のインタビューの1つとなってしまいました。
    dailynews date: 
    2010/10/15(Fri)
    記事番号: 
    1
  • スラヴォイ・ジジェク:欧州で台頭する反移民と極右の政治家たち

    欧州では、移民反対の論理や政策の受け入れが広がっていることに多くの人々が懸念しています。極右による表明のみならず、反移民の傾向は一般社会にも浸透してきました。ドイツ首相アンゲラ・メルケルは前週、自らが党首を務める保守系のキリスト教民主同盟 (CDU)の若手党員の集会で、多文化主義は完全に失敗したと語りました。ドイツの最近の世論調査によると、新たな「総統」の誕生を歓迎すると回答した人が13%に上り、3分の1以上が「外国人が多すぎる」と感じていると回答しました。世界的に著名な哲学者で「文化理論のエルヴィス」ともよばれるスラヴォイ・ジジェクに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2010/10/18(Mon)
    記事番号: 
    3

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