17年前に導入された米軍の同性愛公言禁止政策は、自分がゲイやレズビアン、バイセクシュアルやトランスジェンダーだと公言する人々を軍隊から排除するものです。カリフォルニア州の連邦地裁が先週これを違憲として即時執行停止を命じましたが、控訴審がこの中止命令の仮差し止めを決め、再び継続されることになりました。ただし、同政策に違反した兵士や文民を除隊させる権限を持つのは軍高官5人に限るという裁判所の指示に従います。これでゲイを公言している兵士らの除隊決定はより厳しくなります。この、同性愛者であることを「聞いてもいけない、言ってもいけない」(Don’t Ask, Don’t Tell)政策に最も公然と挑戦している1人であるダン・チョイ中尉に話を聞きます。彼は今年夏に除隊処分となりましたが、今週になって再び米軍徴募に応募しました。