ニューヨーク市では、9/11発生時にがれきの中で救助活動を行い、有毒物質を吸い込んだ救助隊員1万人以上に合計数億ドルを賠償する和解が成立しました。新刊City of Dust: Illness, Arrogance and 9/11(『シティ・オブ・ダスト:病、傲慢さ、9/11』)の著者アンソニー・デパルマに話を聞きました。「ダスト(ほこり)はメタファーになります」とデ・パルマは語りました。「というのも、(9/11直後に空気は吸っても安全だという)発表などがあった後では、ニューヨーク市民はもはや誰の発言も信じられなくなったのです。彼らの信頼は、貿易センタービルが倒壊したのと同じように、崩れ去ったのです」