デイリーニュース

  • こんな事件はいつ終わるのか? 17人が殺害されたフロリダの高校での乱射事件は 今年18件目の校内銃撃事件

    2月14日、フロリダ州パークランドの高校で乱射事件が起こり17人が殺害されました。これは米史上最悪の校内銃乱射事件の一つとなりましたが、「全ての街を銃から守る」(Everytown for Gun Safety)によれば、このストーンマン・ダグラス高校で乱射事件は、今年18件目の学校内銃撃事件だということです。つまり今年に入ってから、米国では平均60時間に1件の学校内銃撃事件が起っている計算です。警察は犯人は同校の元生徒であった19歳のニコラス・クルーズだと発表しました。クルーズは逮捕された時、AR-15ライフルと複数の弾倉を携帯していました。犠牲者17人の他に15人が負傷しました。フロリダ州の元州議会上院議員で民主党のジェラルディン・トンプソンに話を聞きます。トンプソンは2016年に乱射事件があったパルス・ナイトクラブがあるオーランド地区を代表する州議員でした。

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    2018/2/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • Vデー:女性と少女に対する暴力を止める世界的運動が20周年を記念

    ホワイトハウスは、ロバート・ポーター元秘書官の二人の元妻に対する身体的暴力と暴言による申告なDV告発を無視し高まるスキャンダルに直面していますが、今日の番組のしめくくりは、女性と少女に対する暴力を止める世界的な運動「Vデー」に注目します。2月14日は、イブ・エンスラーの画期的な演劇『ヴァギナ・モノローグ』に触発されたV-デーキャンペーンの20周年記念日です。世界各地の3人のVデー活動家と話します。コンゴ民主共和国のクリスティーン・シューラー・デシュライバー、クロアチアのラダ・ボリック、ケニアのアグネス・パレイヨです。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    5
  • ポーター秘書官の家庭内暴力スキャンダルで混乱するホワイトハウス 連邦議員たちはケリー補佐官の辞任とトランプ大統領の弾劾を要求

    プラミラ・ジャヤパール議員が、ホワイトハウスを紛糾に陥れた、元秘書官ロバート・ポーターのスキャンダルについて話します。ポーターは元妻2人を虐待していたという証拠が浮上して辞任しました。13日、FBI長官クリストファー・レイが上院で証言し、米連邦捜査局(FBI)は、身体的および暴言による虐待疑惑の裏付けとなったポーターの身元調査について、ホワイトハウスが認めているより数か月前に、報告していたと述べました。ジャヤパール議員が、なぜ自分がホワイトハウスのジョン・ケリー首席補佐官の辞任を要求し、トランプに対する弾劾手続きを支持するのか、その理由を話します。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • DACAの今後について議員たちの議論が続く中 ドリーマーズを守るため民主党には何が必要か?

    連邦議会の議員たちは、オバマ政権時に導入され、若い非正規移民約80万人に米国で生活し就労する許可を与えているDACA(Deferred Action for Childhood Arrivalsー幼少期に米国に到着した非正規移民の若者を国外強制退去から保護し、一時的に滞在許可を認める制度)の今後について議論を続けています。共和党議員は、DACA登録者であるドリーマーズ(DREAMers)を保護する移民法制の一部に、非正規移民に寛容ないわゆる聖域都市を罰する改正条項を組み込むよう要求しています。一方、連邦裁判所では、2人目の判事がトランプ政権によるDACAの撤廃を一時的に阻止しました。13日、ニューヨークのニコラス・ガロフィス判事は、DACAプログラムを一時的に維持するための差止命令を発し、DACAの取り消しには「深刻で不可逆的な」社会的コストがかかると警告しました。彼は書面で「このような大規模な決定がどのように深刻な結果を引き起こすかを、完全に理解することは不可能だ」と発表しました。連邦下院の予算委員会副委員長と革新議員団副議長を務めるプラミラ・ジャヤパール民主党議員(ワシントン州選出)に、詳しく話を聞きます。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • プラミラ・ジャヤパール議員:トランプの道義にもとる予算 貧困層 病人 高齢者を痛撃

    トランプ大統領が提出した4兆4000億ドル規模の予算教書は、教育、医療、社会保障プログラムの大幅な削減を提案する一方で、ペンタゴンの国防予算を大幅に増やしています。トランプの計画は、教育省予算の10%以上の削減を求めており、収入に基づく学生ローン返済プランを大幅に減らし、「公職者ローン返済免除プログラム」( Public Service Loan Forgiveness Program)を終了させます。トランプの予算案では、「補助的栄養支援プログラム」(SNAPー低所得者層向けの連邦食糧支援政策。俗称フードスタンプ)から170億ドル以上が削減されます。これにより、フードスタンプ受給者は新鮮な果物や野菜を購入することができなくなり、代わりに箱詰めの食品配送プログラムのみが提供されることになります。この予算はまた、公共放送およびコミュニティラジオやコミュニティテレビ局をサポートしている公共放送協会への連邦政府からの資金援助を段階的に縮小していきます。またマクラッチー紙の報道によると、トランプ政権はメディケイド加入者に労働要件を課すだけでなく、成人のメディケイドへのアクセスに生涯給付の年限を課すことを検討しています。一方で、トランプの予算は、武器と戦争への支出を13%増加させ、ペンタゴンの予算は6860億ドルにのぼります。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イスラム系少数民族ロヒンギャの虐殺を暴露したロイター通信の2人のジャーナリスト ビルマの刑務所で禁固14年の刑に直面

    ビルマでは、ロイター通信の2人のジャーナリストが刑務所に拘束されて3ヶ月目に入りました。ワ・ローンとキョー・ソウ・オーは12月12日に逮捕され、ビルマの国家保安機密法に違反したとして起訴されました。保釈は拒否され、有罪となった場合の最高刑は禁固14年です。逮捕された時、彼らは9月にインディン村で起きた、ビルマ軍によるイスラム系少数民族ロヒンギャを標的とした虐殺を取材していました。ジャーナリスト2人が刑務所に拘置されている間に、ロイター通信では他のジャーナリストたちが、インディン村での事件の解明を続け、ビルマ軍兵士と非正規の民兵たちがイスラム系ロヒンギャの捕虜10人を処刑したという衝撃的な新報道を行いました。男たちのうち少なくとも2人は斬首され、他の人々は銃殺されました。ロイター通信のビルマ支局長、アントニー・スロドコウスキーに話を聞きます。

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    2018/2/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 命とりのインフルエンザが全米で蔓延する中 コーク兄弟が支援する団体が全米の有給病気休暇政策に抵抗

    2月第3週は、自身または家族の健康介助をするための無休休暇を取る権利を米国内の被雇用者に与える育児介護休業法(FMLA)に、ビル・クリントンが署名してから25年目となります。その10年後、サンフランシスコが、有給病気休暇を認める全米初の都市になりました。現在では32の地方自治体と9つの州の約1400万人の労働者に有給病気休暇制度が適用されています。2月15日、テキサス州オースティンの市議会議員たちは、南部州の都市で初めて民間雇用主に有給病気休暇付与を義務付ける条例の採決を行う予定です。しかし、この法案は、全米で有給病気休暇制度に抵抗している「全米独立企業連盟」(National Federation of Independent Business)と呼ばれるコーク兄弟が支援するロビー活動団体からの強い反対に直面しています。このまさに同じロビー活動団体が、「医療保険制度改革法」(Affordable Care Act)への反対の先鋒となってきました。有給病気休暇法案を提案したオースティンの市議会議員グレゴリア・シーザーから、さらに詳しく話を聞きます。彼が2014年に初当選したとき、彼はオースティン史上最年少の市議会議員でした。彼はメキシコ移民の息子です。

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    2018/2/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「信じがたいことにシリアの戦争はさらに悪化している」:民間人の死者が急増する中 世界の列強が衝突

    イスラエル、イラン、トルコ、ロシア、そしてシリア政府を含む内外の勢力間の一連の衝突が起こる中、シリア北部全域の緊張が激しく高まっています。2月10日には、シリアから発進して領空に侵入したドローンをイスラエルが撃墜、イスラエルはそれがイランのものだと言っています。引き続いてイスラエルは、そのドローンが発進したシリア内のイラン司令部への攻撃を開始しました。その後イスラエルのF16戦闘機、1機がシリア政府の対空ミサイルによって撃墜されました。一方、2月10日にはシリア北部でも、トルコが爆撃と地上戦を仕掛けているシリア国内のクルド人勢力域の都市アフリンの付近で、トルコ軍のヘリコプターが米国支援のシリアのクルド系民兵組織「人民防衛隊」(YPG)の戦闘員たちによって撃ち落とされました。こうしたことはすべて、国連がシリアでの民間人の犠牲者数が急増していると警告している中で起こりました。ニューヨークタイムズ紙のレバノン、ベイルート支局長であるアン・バーナードに話を聞きます。

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    2018/2/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 追悼 パキスタンの人権弁護士で活動家のアスマ・ジャハンギルの驚くべき生涯を振り返る

    世界的に有名なパキスタンの人権弁護士で活動家のアスマ・ジャハンギルが11日、パキスタンのラホールで急死しました。66歳でした。ジャハンギルは数十年にわたって、パキスタンの女性や少数者の権利、民主主義の擁護のための戦いを率いてきました。ムハンマド・ジア=ウル=ハクの軍事政権下の1983年には、「民主主義回復同盟」(Movement for Restoration of Democracy)と協力したことを理由に収監されました。2007年にも、軍事指導者ペルベズ・ムシャラフの追放を求める弁護士の抗議活動を助けたことで自宅軟禁下に置かれました。パキスタンの最も強力な弁護士の一人として1986年に同国初の法的援助センターを設立、女性として初めて「パキスタン最高裁弁護士協会」(Supreme Court Bar Association of Pakistan)の会長を務め、人権と超法規的殺害、宗教的自由についての国連特別報告者としても活躍しました。デモクラシー・ナウ!は2007年と2016年にアスマ・ジャハンギルをインタビューしました。デモクラシー・ナウのサイトには、ジャハンギルが2014年にライト・ライブリフッド賞を受賞した際の演説もリンクされています。ジャハンギルの驚くべき生涯について、個人的な親交のあったタフツ大学教授のアイシャ・ジャラル教授に話を聞きます。

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    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 全米各地の判事がトランプの大量国外退去を停止 移民には適正手続を受ける権利があるとの判断で

    米連邦判事は9日、「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)代表のラビ・ラグビアの国外退去命令を一時的に延期しました。退去予定日の1日前のことでした。ニュージャージー州やマサチューセッツ州、ミシガン州、フロリダ州などでは、ラグビアのように、移民に対する個別または一括の国外退去計画が連邦判事によって停止されるケースが増えています。トランプの大量国外退去の取り組みに対する法的な戦いについて、「アメリカ自由人権協会」(ACLU)の「移民の権利プロジェクト」副代表リー・ゲラーントと、「ハイランドパーク改革派教会」(Reformed Church of Highland Park)牧師のセス・カパー=デイル、「新サンクチュアリー連合」代表のラビ・ラグビアに話を聞きます。

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    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    2

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