2月19日に米国、メキシコ、カナダによる大規模サミットがメキシコで開催される一方で、2月18日に米国境監視員がカリフォルニア州サンディエゴ近郊で男を射殺したことで、米国の国境政策に再び注目が集っています。当局によれば同監視員は、メキシコより国境越えを行った疑いのある一団を追跡中でした。男の一人が同監視員に向かい石を投げたため発砲、男を射殺しました。同監視員は軽症を負ったものの、病院での手当ては断っています。米国土安全保障省監査長官は最近、2010年より20人の死亡事件に米国境監視員が関わっており、半分近い内8件で投石が行われていることがわかったとしています。この件を掘り下げるため、長期に渡り移民関連の報道を行ってきた、調査報道記者ジョン・カルロス・フレイに、最近の米、メキシコ国境での移民殺害について話を聞きます。