デイリーニュース

  • フリント市の水道水汚染で州当局者が刑事責任を問われるも スナイダー知事には取り調べも行われず

    市民10万人近くが有毒レベルの鉛を含んだ水道水に晒されているミシガン州フリント市の水道水汚染問題で、最初の刑事訴訟が起こされました。ミシガン州環境基準局職員スティーブン・ブッシュおよびマイケル・プリスビーの2人に米政府を欺いた容疑が、フリント市職員マイケル・グラスゴーには、水質検査結果を改ざんした容疑がかかっています。彼らの刑事責任が問われる一方、共和党のリック・スナイダー知事は、今回の水道汚染危機について検察から取り調べを受けていないと語っています。フリントの水道水汚染危機に関する対応を巡り、抗議者たちはスナイダー知事に辞任を求めています。今回の危機は、スナイダー知事に任命された非常事態管理者 (emergency manager)が飲料水の水源をデトロイトの水道システムから、腐食しているフリント川に切り替えたことが発端でした。この腐食した水が、すでに老朽化したフリント市のパイプを侵食し、飲料水が鉛に汚染されました。今回の危機を最初に報道したひとり、米国自由人権協会(ACLU)ミシガン支部の調査報道記者カート・ガイェットに話を聞きます。ガイェット記者は非常事態管理体制および開かれた政府問題を中心に報道しています。

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    2016/4/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 丸腰の黒人男性を射殺した警官に懲役なしの判決 白人至上主義の影響をアジア系米国人が議論

    武器を持たないアフリカ系米国人男性を射殺した、ニューヨーク市警官に懲役なしの判決が出ました。中国系米国人であるピーター・リアン巡査は、ブルックリン公営住宅の暗い階段の吹き抜けでアカイ・ガーリーを射殺しました。2月、陪審はリアン巡査を過失致死罪および職権乱用罪という判決を出しましたが、判事は、刑事上の過失致死罪に判決を軽減する、珍しい決断をしました。この事件でアジア系米国人コミュニティでは議論が巻き起こり、一部には、リアン巡査は中国系だったため犠牲になったという声もあります。ガーリーのおば、ハテンシア・ピーターセンと、アカイ・ガーリーの遺族を支援したCAAAVアジア系コミュニティ組織(CAAAV Organizing Asian Communities)のキャシー・ダン事務局長と、リアン巡査を支援する元ニューヨーク市会計監査官ジョン・リューが熱のこもった議論を繰り広げます。

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    2016/4/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ブラジルのルセフ追放を米国が支援?反対派がワシントンで会合 沈黙を決め込むオバマ

    17 日、ブラジルの下院はジルマ・ルセフ大統領の弾劾に向けた手続きを開始するか否かを問う採決を行ない、367 対 137 で可決しました。5 月初旬、ブラジルの上院は政府会計の粉飾に関わった容疑でルセフを裁判にかけるか、可否を問う採決を行います。19 日、ルセフは、弾劾をめざす動きは「クーデター」であり「原罪」に当たると表明しました。ブラジルは大規模な汚職スキャンダルの渦中にありますが、ジルマ・ルセフ自身が不正な収賄で告発されているわけではありません。しかし、ブラジル議会の 318 人の議員が捜査を受けたり告発されており、中には、ルセフの弾劾を支持している議員も多数、含まれています。弾劾追求の先頭を切っているのはブラジルの下院議長エドゥアルド・クーニャで、スイスの銀行口座に 500 万ドルを隠匿していたとして告発されています。一方、ニュースサイトの「インターセプト」の報道によると、ブラジル野党のリーダーが米国の首都ワシントンに赴き、米国高官やロビイスト達と密談を行っています。中道右派のブラジル社会民主党( PSDB)のアエシオ・ヌベス上院議員は、米上院外交委員会委員長で有力メンバーでもあるテネシー州選出の共和党議員ボブ・コーカーはじめ有力者たちと会談し、ブラジルの状況について話し合っていると報じられています。

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    2016/4/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク予備選:投票所が混乱 スキャナーの故障 選挙人名簿から1区画分の登録者名がごっそり消滅

    19 日に行われたニューヨークの予備選は、混乱が目立ちました。特にブルックリンでは、自分の名前が選挙人名簿から削除されていることが投票所で判明したり、自分の投票所で投票できなかった有権者の数が何万人にもおよびました。ニューヨーク市選挙管理委員会は、 2015 年 11 月以降、ブルックリンの 12 万 5 千人以上の有権者の名前が選挙人名簿から削除されたと認めました。また、投票所のスタッフが投票機を操作できなかった、つじつまの合わない情報を伝えた、別の投票所に行くよう有権者に誤った指示を出したなどの報告もあります。ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長は、「有権者と投票権監視人たちから、ブルックリンの選挙人名簿者には多数の誤りがみられ、中には建物ごと、あるいは 区画ごとまるまる有権者の名が排除されていた例もあったという報告が入っている」と発表しました。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law) の全米議長兼事務局長のクリステン・クラークに話を聞きます。

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    2016/4/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨークの戦い:クリントンとトランプが勝利 ニューヨーク 市の有権者 投票所の混乱と「異常事態」を報告

    19 日、ニューヨーク州の予備選で共和党のドナルド・トランプと民主党のヒラリー・クリントンがそれぞれ決定的勝利を収め、大統領選候補指名に近づきました。共和党では、トランプが 95人中 89 人の代議員を獲得する見通しです。民主党では、前ニューヨーク州上院議員ヒラリー・クリントンが得票率 58 %対42%でバーニー・サンダース上院議員を制しました。サンダースは大多数の郡で勝利しましたが、ニューヨーク都市圏ではクリントンが大勝しました。元マンハッタン区長のバージニア・フィールズと、経済政策研究センターのエコノミスト、マーク・ワイスブロットに話を聞きます。

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    2016/4/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • モルモン教会はソルトレイク・トリビューン紙を引き継ぎ、独立した意見を黙らせようとしているのか?

    ユタ州の上院議員ジム・デバスキスは、大手独立系新聞ソルトレイク・トリビューン紙をモルモン教会が管理するのを防ぐために、同紙を買収しようとしているグループの1人です。「1950年以来、長年にわたって、ソルトレイク・トリビューン紙は大きく、独立した、進歩的な意見を持つメディアで、モルモン教会はディザレット・ニュース紙を持っていました」と、デバキスは言います。「今、ソルトレイク・トリビューン紙は、独自の見解を持たない[ディザレット・ニュース紙]の日刊または週刊の差し込みになろうととしているのです。そうなれば我々のコミュニティには1つの意見しかなくなり、それはモルモン教会の意見になるでしょう」。

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    2016/4/19(Tue)
    記事番号: 
    7
  • 数百万人のニューヨーカーたちがニューヨーク州の制限的な投票法のおかげで選挙権を奪われる

    ニューヨークでは4月19日、今回の大統領選で最も注目されている投票の1つである民主党と共和党の予備選挙がおこなわれます。しかし数百万人のニューヨーカーたちが、ニューヨーク州の制限的な投票法のおかげで投票できないことになります。同州には、期日前投票も、選挙日登録も、理由を認められた場合の不在者投票もありません。予備選の投票者登録の締め切りは25日前で、候補者たちがニューヨークでキャンペーンを始める前でした。一方、独立または無党派の有権者たちが2016年4月19日の民主党と共和党の非公開予備選で投票するためには、190日以上前の2015年の10月に彼らの党員登録を変えなければなりませんでした。また、WNYCラジオは、ブルックリンの登録民主党員が6万人少なく、そのはっきりした理由はわからないと報じています。一方、政党所属が理由不明のまま変更されていることに気づいたニューヨーク州民のクループは裁判を起こし、彼らが投票できるように同州の非公開予備選を公開のものに変更させようとしました。ネイション誌の記者でGive Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『投票させてくれ:米国の投票権をめぐる現代の闘い』)の著者であるアリ・バーマンに話を聞きます。

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    2016/4/19(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ルイス・ギティエレス下院議員が語るピュリッツァー賞受賞の『ハミルトン』:私たち描くと物語はまったく違ったものになる

    4月18日、第100回ピュリッツァー賞が発表され、プエルトリコ人の作曲家、監督、俳優であるリン=マニュエル・ミランダがブロードウエイのヒットミュージカル『ハミルトン』でベスト・ドラマ部門を受賞しました。この作品は、有色人種の俳優たちだけが出演し、アレクサンダー・ハミルトンの物語を新しい角度から描いています。イリノイ州選出の民主党下院議員ルイス・ギティエレスから話を聞きます。

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    2016/4/19(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 下院議員ルイス・ギティエレス:プエルトリコに対するアメリカの現在の対応はイギリス王ジョージ3世の専制を超えている

    オクラホマの上院議員ジム・インホフェは4月第3週、議会がプエルトリコの負債危機に取り組む法律を検討する中、プエルトリコに米軍基地を再開することを提案しました。プエルトリコは数十年の間、多くの米軍基地を抱えていました。そこでは、海軍が爆撃訓練と機動演習をし、古い軍需品を廃棄したことが今も続く環境破壊につながっています。また海軍は島をナパーム弾で攻撃しました。イリノイ州選出の民主党下院議員で、米軍基地に反対したことで逮捕されたことのあるルイス・ギティエレスに話を聞きます。

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    2016/4/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ホセ・アントニオ・バルガス:移民制度改革のために闘う以上にアメリカ人らしいことはない

    ジャーナリストで移民の権利活動家のホセ・アントニオ・バルガスもまた、4月18日に連邦最高裁判所で行われたの合衆国対テキサスの裁判の口頭弁論に立ち会いました。この裁判は、400万人以上の書類を持たない移民を強制送還から守るオバマの行動を阻止するために訴訟を起こした26州とオバマ政権の間で争われています。ピュリッツァー賞受賞歴のあるジャーナリストであるバルガスは、ニューヨークタイムズ・マガジンに執筆した記事My Life as an Undocumented Immigrant(『書類を持たない移民として私の人生』)で一躍有名になりました。

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    2016/4/19(Tue)
    記事番号: 
    2

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