内部告発者トーマス・ドレイクは、国家安全保障局(NSA)が膨大な量の国内諜報データを適切に保全するのに予算を過剰に費やしながらも失敗したことを報道機関に漏洩したとして、スパイ罪で禁固35年の刑に処せられようとしています。「私の行った内部告発や憲法で保障された言論の自由に則った行動が、スパイ行為だなどとは、まったく思いもつかないことです」と最近の講演でドレイクは言っています。「内部告発者がスパイ扱いされる真にオーウェル的な世界の恐ろしさ」とも。ニューヨーカー誌によると、オバマ政権は彼に1917年のスパイ活動法を適用して国家安全保障情報漏洩の5件の罪状で刑事告発しています。5件というのはオバマ以前の全政権の同様告発件数の合計よりも多い数。トーマス・ドレイクの最初の公的発言となった録画から抜粋を放送し、司法省の内部告発者だったジェセリン・ラダックと話をします。