新たな政府資料によると、米国では貧富の差は昨年も広がる一方でした。米国勢調査局のレポートによれば、国全体の総資産のうち富裕層が保持する資産の割合が4.9%増加したのに対し、平均収入は1995年以来、最低レベルまで下がりました。現在約4,620万人もが貧困層とされています。 本日はタビス・スマイリーとコーネル・ウエストをお招きしました。2人は秋の選挙の激戦区となるオハイオ、バージニア、ペンシルベニア、フロリダの4州を回る「貧困ツアー第2弾」(Poverty Tour 2.0)を計画しており、貧困についての議論を全国的に盛り上げようとしています。ウエストはユニオン神学校(Union Theological Seminary)の教授で精力的に執筆活動をつづけています。スマイリーは受賞歴あるテレビとラジオの司会者で、PBSのテレビ番組「タビス・スマイリー」のホストです。2人は共著The Rich and the Rest of Us: A Poverty Manifesto.(『金持ちとそれ以外の私たち:貧困マニフェスト』)を出版しています。