デイリーニュース

  • ベインポート:ロムニーとベイン・キャピタルに職の救済を求めてイリノイの工場労働者が抗議の野営

    イリノイ州フリーポートより、共和党大統領候補ミット・ロムニーが起業した非公開投資会社ベイン・キャピタル所有の工場前からのレポートです。センサタ・テクノロジーズの労働者たちが、工場から道をはさんだ向かい側に「ベインポート」と呼ぶ野営地を設置し、工場を閉鎖し170件の職と共に中国に移転しようとする同社の計画に抗議しています。労働者たちは自分たちの職を救ってもらおうとロムニーへの呼びかけを試みてきました。センサタに勤める マーク・シュレックとトム・ゴールラップのお二人と、野営を支持し野営地閉鎖の求めを退けてきたフリーポート市長ジョージ・ゴールラップに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 大統領選の流れを変えた ミット・ロムニーのスピーチ隠し撮りビデオをスクープした マザー・ジョーンズ誌記者にインタビュー

    ミット・ロムニーが悪評を買うことになったビデオを公開したいきさつを、マザー・ジョーンズ誌のデビッド・コーン記者に聞きます。このビデオにはロムニーがフロリダでの富裕な寄付者との会合で、米国民の約47%は「政府に『依存』し、自分たちは『犠牲者』だと思い込んでいる。」「このような人々のことを心配するのは私の仕事ではない」と語っているのが、映されていました。ロムニーのこの発言に関しては共和党のあいだでも意見が割れており、このまま主張を貫くべきだとする声と、撤回すべきとする声が錯綜しています。コー ン記者はマザー・ジョーンズ誌のワシントン支局長を務め、著書には"Showdown: The Inside Story of How Obama Battled the GOP to Set Up the 2012 Election"(『対決:2012年大統領選に向けたオバマ陣営の共和党との戦いの内幕』)があります。

    dailynews date: 
    2012/9/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ロムニーの「国に依存している47%」切り捨て発言は「カントリークラブの1%」への税優遇政策と一致

    マザー・ジョーンズ誌が公開した新たな暴露ビデオで、共和党大統領候補ミット・ロムニーは寄贈者である聴衆に向かって47%のアメリカ人は政府に「依存」し、自分たちを「被害者」だと思っていると発言しています。このビデオはロムニーの選挙運動にこれまでにない政治的な逆風を浴びせています。ピュリッツァー受賞ジャーナリストで作家のデイビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。ジョンストンは元NYタイムズ記者で数冊の著書があります。最新作はThe Fine Print : How Big Companies Use ' Plain English ' to Rob You Blind(『ファイン・プリント(細字部分): 大企業が“分かり易い言葉”を使ってあなたからカネを巻き上げる方法』)です。ジョンストンは、ロムニーの税政策は「(財産を代々継承する)王家の富のための政策。すでに金持ちになった人々の面倒を見るための政策です。彼が言うような、これから成功したいと努力する人たちのためのものではない」と言います。

    dailynews date: 
    2012/9/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • シカゴ教職員組合委員長カレン・ルイス: ストを終結した合意は教育の勝利

    この四半世紀で初めてのストライキを打ってから9日目の今日、シカゴの公立学校教職員たちが教室に戻ることになりました。18日、シカゴ教職員組合の800人の代表者が圧倒的多数でストライキを停止し、市との合意事項を組合員全員に周知することを採択しました。この契約には今後3年間での10パーセント以上の賃上げが盛り込まれ、これには生活費の増額の他、各自の経験や受けた高等教育に見合う昇給も含まれています。シカゴ教職員組合委員長のカレン・ルイスに今回のストやラーム・エマニュエル市長、さらにこれが全米の教育改革にもたらす意味について話を聞きます。「私たちはこれまで、子どもたちのために良くないとわかっていることをさせられ、仔細にわたって管理されてきたのです」とルイスは言います。

    dailynews date: 
    2012/9/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「デトロピア」 製造業の崩壊と都市の荒廃に直面するデトロイトの奮闘に密着した新作ドキュメンタリー

    中産階級の発祥地、かつては自動車の都(Motor City)として知られたデトロイトの自動車産業と製造業部門は、今や崩壊しました。現在のデトロイトは破産寸前で、人口の減少と基本的サービスの大幅な削減に直面しています。新作映画 Detropia(『デトロピア』)は、生計を立てるために奮闘し、希望を捨てることを拒む、かつての同市の中産階級のメンバーの何人かに密着取材しています。同映画の共同監督であるレイチェル・グレイディに話を聞きます。私立探偵から映画制作者になった彼女は、共同監督のハイジ・ユーイングと共に、アカデミー賞候補作「ジーザス・キャンプ」(Jesus Camp)を含む数本の映画を制作してきました。

    dailynews date: 
    2012/9/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • グアンタナモからNDAAまで: オバマ政権が目指す米国内外での無期限勾留の維持

    オバマ政権は、無期限勾留する権限を政府に与えるという、論争の的になっている法令を連邦判事が阻止する判決を出した事に対し、緊急の異議申し立てを行いました。キャサリン・フォレスト連邦判事は、NDAA と呼ばれる国防権限法(the National Defense Authorization Act)の条項に不利な判決を下しました。この条項は、テロ容疑者とみなす者を誰でも、世界中のどこでも、罪状も裁判もなしで投獄する権利を(米国政府に)与えるというものです。ジャーナリストや学者、政治活動家らのグループが、この条項はあまりにも広範に解釈できるため言論の自由を容易に侵害しうるとして、裁判に持ち込んでいました。米政府は9月17日、裁判所への申し立ての中で、フォレスト判事の判決は、NDAA そのものの領域を超えるものであり、いわゆる9.11後の「テロとの戦い」で容認された法律の中に含まれる無期限勾留の条項を制限し、アフガニスタンでの罪状なしの外国人の投獄を危うくする可能性があると主張しました。「EmptyWheel.net」のブロガー、マーシー・ウィラーに、オバマ政権による米国内外での無期限勾留の支持について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 労働者の権利が争点の激戦区ミシガン州 非常事態管理者と団体交渉権について投票へ

    11月の選挙で、ミシガン州の有権者は、財政的に困難な市町村の管理を引き受け、選出議員を事実上解雇する権利を持つ「非常事態管理者(emergency manager)または企業を、住民選出ではなく知事が任命出来るという、論争の的になっている州法の行方を決める投票をします。この法案は現在保留となっていますが、住民から選出されていない非常事態管理職や企業が、市町村を実質的に乗っ取り、住民が選出した議員を事実上解雇出来るというものです。加えて、11月のミシガン州の投票では、労働組合への将来の攻撃を避けるために、同州の憲法の中で団体交渉権を法制化することを目指しています。公益擁護センター(the Center for Public Integrity)の調査報道記者ポール・アボードに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 週末の抗議行動で50人逮捕、早朝のウォール街行動でも参加者拘束される

    ニューヨーク市警は、週末に50人以上の占拠運動参加者を逮捕し、さらに今朝、デモ参加者の拘束に踏み切りました。フリージャーナリストでラジオ・ディスパッチの共同司会者のジョン・ネフェルが街頭から最新情報をお伝えします。

    dailynews date: 
    2012/9/17(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「サンセット・パークを占拠せよ」:入居者が家賃ストを続けるブルックリン地区に99%の結束根付く

    過去2年間、移民の多く住むブルックリンのサンセット・パーク地区にある3棟のアパートの住民は、大家が安全な生活環境の確保を渋ったため、家賃の支払いを拒否しています。今年の夏には「サンセット・パークを占拠せよ」運動参加者が建物の外に住民が掲げた横断幕を見て、家賃ストを知りました。彼らは住民とコンタクトをとり、自らで様々な問題を解決している入居者たちへのサポートを行っています。現在では住民による話し合いが行われ、居住者組合または手頃な値段の住宅のための協同組合を結成し、住居の所有権を得る交渉に入っています。ブルックリンのサンセット・パーク地区の住民でまとめ役のサラ・ロペスと「サンセット・パークを占拠せよ」の組織者デニス・フローレス、そして「我が家を占拠せよ(Occupy Our Homes)」運動を取材してきたフリーランスジャーナリストで、近刊書A Dream Foreclosed : The Great Eviction and the Fight to Live in America(『抵当流れした夢:大規模立ち退きとアメリカ国内で暮らすための戦い』の著者ラウラ・ゴッテスダイナーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  •  討議:占拠運動から1年 莫大な負債と広がる不公平への抗議に発言権を与えた運動

    「ウォール街を占拠せよ」運動は、経済的不公平についての国民の議論の枠組みを作り直し、「私たちは99%」という言葉を世間に広めたことで高く評価されています。作家で、長年にわたり社会運動を研究しているニューヨーク市立大学教授のフランシス・フォックス・ピヴェン、幅広く占拠運動を取り上げているブログ「非暴力の遂行」(Waging Nonviolence)の著者ネイサン・シュナイダー、「ウォール街を占拠せよ」運動を開始当初から組織し、急増する債務返済に抵抗する多くの人たちを組織しようとするストライキ・デット(Strike Debt)の一員でもあるスザンヌ・コラドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/17(Mon)
    記事番号: 
    2

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