新作ドキュメンタリーLong Distance Revolutionary : A Journey with Mumia Abu-Jamal(『長距離革命家:ムミア・アブ=ジャマールとの旅』)はペンシルベニア州の死刑囚監房で30数年間を過ごしながらも、ジャーナリスト、ライターそして知識人として活動したアブ=ジャマールの生涯と功績を記録しています。1982年、フィラデルフィア州の警察官ダニエル・ファウルクナーを殺害した罪でアブ=ジャマールに死刑判決が下されました。彼は一貫して無実を主張し続けてきました。そして去年、陪審団に対して終身刑ではなく死刑を選ぶように奨励するという紛らわしい指示が与えられていたことが分かり、第3連邦巡回控訴裁判所は、アブ=ジャマールの死刑判決を破棄しました。1月には検察側が、今後はアブ=ジャマールの死刑を求刑しないことを発表し、アブ=ジャマールは一般監房へ移管されました。本日は2月に上映された映画の一部を放送し、監督のスティーブン・ビットリアに話を聞きます。