デイリーニュース

  • オバマ大統領:2期目の就任式で最初の4年よりさらに進歩的な国内政策を示唆

    オバマ大統領は、多くが、1期目よりもさらに進歩的な2期目の国内政策への布石として受け止めた就任演説の中で、女性の平等と同性愛者の権利のための継続的な闘い、移民法改革と銃規制の推進、所得の不平等と地球温暖化への取り組みを公約しました。ナショナル・モールには他に、暗殺された公民権運動家のメドガー・エバーズの妻マーリー・エバーズ・ウィリアムズと、「今日の1日」(OneToday)という詩を読み上げたキューバ系米国人詩人リチャード・ブランコが登壇しました。これにより、エバーズ・ウィリアムズは、女性として、そして非聖職者として初めて就任の祈りを捧げ、ブランコはラティーノとして、そして同性愛者であることを公表している人物として初めて、大統領就任式で詩を朗読しました。

    dailynews date: 
    2013/1/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • キング牧師 1967年の演説:「国として我々は根本的な価値革命を行うべき」

    オバマ大統領の就任式は、50年前「私には夢がある」という演説を行った故キング牧師に敬意を表した連邦祝日に行われます。本日の放送の最後は、キング牧師が暗殺される約1年前の1967年4月4日にニューヨークのリバーサイド教会で行った演説「ベトナムを超えて」の一部をお送りします。「世界革命の正しい側に組みしたいなら、国として、私たちは根本的な価値観の革命を行わねばならないと私は確信しています」

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    8
  • 公民権運動指導者ジュリアン・ボンド:オバマ大統領は新しい有権者と共に当選 「懸念する人びとの同盟」

    公民権運動の代表的活動家で全米黒人地位向上協会(NAACP)元会長のジュリアン・ボンドが、アメリカ人口比率の変化がオバマ大統領の再選にいかにつながったかをピース・ボールで話します。ボンドは、学生非暴力調整委員会(SNCC)の創設に携わり、南部貧困法律センター(SOLC)の初代代表でした。「共和党の白人有権者への依存度合いが、近日の選挙について、特に投票結果について、雄弁に説明しています。マイノリティー有権者を抑圧しようとする共和党の活動が、大きな逆効果となったのです」とボンドは語ります。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    7
  • 巨額の就任式:無制限の企業献金の助けを得て2期目をスタートさせたオバマ 

    4年前の就任式で、オバマ大統領は企業からの政治資金の受け取りを拒否しました。だが今年は、エクソンモービル、AT&T、マイクロソフトなどがこの式典のメインスポンサーに名を連ねています。現在、オバマ大統領は企業献金を無制限に受け取っているため、献金を行いたい者にはいくつかの選択肢が用意されています。団体の最高額は100万ドルで、個人は25万ドルです。対照的に、2009年では企業、ロビイスト、政治活動委員会の寄付は禁止され、個人献金も上限5万ドルと制限されていました。本日行われる式典は、偶然にも、最高裁が外部団体を経由した政治献金を無制限に認めた「シチズンズ・ユナイテッド対連邦選挙委員会」判決からちょうど3年目にあたります。本日は、就任式における資金と影響力を調査するサンライト基金のリズ・バルトロメオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    6
  • コードピンクのメディア・ベンジャミン 米無人機攻撃のパキスタン人被害者らの声を大統領就任式に届ける

    活動家団体コードピンクの共同創設者のメディア・ベンジャミンは、米無人機攻撃の犠牲者家族らと共に旅したパキスタンから先日帰国したばかりです。ベンジャミンは20日にワシントンD.C.で開催されたピース・ボールで、米国による国外の犠牲者の惨状を忘れないよう革新派の人びとに呼びかけました。「我々がアメリカ人として持っている思いやりと共感の政策を代表するように、議会と大統領に求めましょう」とベンジャミンは語りました。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 詩人、活動家のソニア・サンチェスがピース・ボールで朗読:「キング牧師に送る朝の歌と夕べの散歩」

    詩人で活動家のソニア・サンチェスが自身の作品Morning Song and Evening Walk for Martin Luther King(『キング牧師に送る朝の歌と夕べの散歩』)を朗読します。黒人芸術家運動(BAM)の中心人物のサンチェスは、ワシントンD.C.で開催された希望と抵抗の声を称えるピース・ボールで朗読しました。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 全米黒人地位向上協会のベン・チャビス元会長が大統領就任式に出席、「ウィルミントンの10人」訴訟の恩赦を受けて

    他の「ウィルミントンの10人」と共に先日、ノースカロライナ州知事のベブ・パーデューから赦免を勝ち取った公民権運動の指導者ベンジャミン・チャビスが、オバマ大統領就任式会場から番組に参加します。大半がアフリカ系アメリカ人活動家だったこの10人は、1970年代にノースカロライナの白人が所有する店に放火した罪を着せられ、冤罪で投獄されていました。連邦裁判所が数十年前に有罪判決を撤回した後、ウィルミントンの10人の無実を明白に確定させることを目指した運動が起こり、彼らの赦免が下されました。新たに公表された資料で、この訴訟の検察官が陪審員候補の名前の横に「KKK(クー・クラックス・クラン)良い」や「アンクルトム(白人に対して屈従するタイプ)」などの人種差別的なメモを書いていたことが明らかになりました。故キング牧師の元助手で、全米黒人地位向上協会(NAACP)元事務局長のチャビスが、ようやく赦免となり、キング牧師記念日に行われるオバマ大統領の就任式に出席する気持ちについて話しました。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アンジェラ・デイビス:2期目のオバマ大統領に「大統領アジェンダの後回し」はもう認めない

    著名作家、教育家そして政治活動家のアンジェラ・デイビスは、20日にワシントンD.C.のピース・ボールで行った演説の中で、オバマ大統領の再選に満足している人びとに対し、オバマが社会変革を行うよう引き続き後押しすることを求めています。「今度こそは、私たちは大統領アジェンダへの私たちの熱意と希望を後回しにすることはできません。オバマ大統領に対するわれわれの熱心な支持は、政権がほぼ無視したか適切な対策をとらなかった課題を提起をするという決意としても表明されるべきです」とデイビスは語ります。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領就任式に全米黒人地位向上協会のベン・ジェラス:「代わりに変革をしてもらうために誰かを選んではならない」

    歴史的な初のアフリカ系アメリカ人大統領誕生から4年、オバマ大統領は、キング牧師記念日に2期目を開始します。就任式特別編として、20日ワシントンで行われたピース・ボールの希望と抵抗の声をお届けします。最初は全米黒人地位向上協会(NAACP)代表のベンジャミン・ジェラスです。「私たちに対する挑戦は、私たちがこの運動に初めて参加した時に学んだ事、『あなたの代わりに変化を起こしてもらおうと誰かを選んでは決してならない』という事を忘れないことです。『あなたの活動が何かを変え続けることを、少し容易にするために誰かを選ぶ』のです」とジェラスは語ります。

    dailynews date: 
    2013/1/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 妊娠は犯罪 中絶権裁判から40年 妊娠女性への強制診療いまも

    米国で数百人の女性たちが妊娠を理由に逮捕され強制的に望まない医療措置を施され刑務所や精神病施設に収容されていることが新しい調査によって明らかになりました。全米妊娠女性擁護団(National Advocates for Pregnant Women)の調べによると、ロー対ウェイド裁判が決着した1973年から2005年前に妊娠女性たちの身体的自由が奪われた事例が413件見つかりました。さらにそれ以降でも少なくとも250件以上の強制的診療が行われています。あるケースではワシントンDCの重病の女性に対し裁判所が意に反した帝王切開を命じていました。このケースでは女性も赤ん坊も死亡しました。他のケースではオハイオ州の判事が、女性が中絶手術を受けられないようにと彼女を収監していました。全米妊娠女性擁護団の創設者で事務局長のリン・パルトロウに話を聞きます。「妊娠女性よりも先にその胎児のための弁護人を指名していたケースがあります。女性自身は拘束されていて弁護士にも面会できないでいたのです」とパルトロウは言います。「女性たちが宗教的な理由で拒否しているのに手術を命じたケースもあります。妊娠女性にももちろん宗教の自由はあるが、それは胎児や胎芽にとって最善と信じられるものを阻害しない場合に限られると言い渡した裁判もあります」。

    dailynews date: 
    2013/1/18(Fri)
    記事番号: 
    4

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