ジャーナリストのローラ・ポイトラスは、米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンと、彼の流出させた政府による監視についての資料を掲載した英紙ガーディアンと米紙ワシントンポストの記者たちとの橋渡しをした人物と言われています。ポイトラスは、NSA暴露問題についての主要記事2つの共同署名者で、スノーデンが自分自身の身元を公にしたガーディアン紙の香港でのインタビューの撮影者です。しかし、スノーデンの件を扱う随分前から、ポイトラスはドキュメンタリー作家としての仕事を通じて、プライバシーと政府監視の問題にすでに向かい合っていました。デモクラシー・ナウ!の2012年4月のインタビューの中で、ポイトラスは、毎回アメリカに入国する度に行われる連邦当局者による度重なる拘禁と取り調べについて語っています。侵攻後のイラクを描いたMy Country, My Country(『私の国、私の国』)に着手し始めてから取り調べは始まり、元グアンタナモ被収容者のイエメン帰国を追った最新作The Oath(『誓い』)の制作中まで続いています。彼女は、約40回拘禁され、ノートパソコン、携帯電話、貴重品を繰り返し捜索されたと話しています。