デイリーニュース

  • ブラッドリー・マニング弁護側証言 元グアンタナモ検事 「漏洩による米国への危害はゼロ」 」

    米軍内部告発者ブラッドリー・マニング被告の弁護人は軍法会議で、敵対勢力のほう助を含む様々な罪状の棄却を求め被告弁護人陳述を開始しました。本日は、被告のために2日間の供述を終えたばかりの元グアンタナモ湾主任検察官モリス・デイビス大佐に話を聞きます。デイビスは法廷でマニングが漏洩したグアンタナモについてのファイルの多くはすでに一般公開されており、敵にとって何の価値もなく、米国の安全を脅かす恐れはなかったと証言しました。また、メリーランド州のフォート・ミードから、この公判をFiredoglake.com で取り上げている市民の自由権のブロガーでTruth And Consequences: The U.S. vs. Bradley Manning."(『真実とそれがもたらす結果:米政府 vsブラッドリー・マニング』)の共同著者のケビン・ゴストラに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/7/10(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米上院新FBI長官を承認か 水責め 米国民への大規模なスパイや無期限拘束を容認した人物

    FBI長官の指名承認公聴会で、ブッシュ政権で副司法長官を務めたジェームズ・コミーは現在も続いている米国民への大規模な通話記録収集を批判することを拒否し、敵性戦闘員とみなされた米国民の無期限拘束を擁護しました。コミーはまたブッシュ政権の司法長官ジョン・アシュクロフトの元で、水責めを許可した覚書に賛成した理由を釈明しました。本日は元FBI特別捜査官で1981年から2004までFBIに在籍していたコリーン・ローリーに話を聞きます。ニューヨーク・タイムズ紙は8日、彼女のQuestions for the FBI Nominee(『FBI候補への質問』)と題された論説を掲載しました。タイム誌は2002年に彼女と他の2人の女性内部告発者を、タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選び、NYの同時多発テロを未然に防ぐことができなかったFBIの怠慢に警鐘を鳴らしたました。

    dailynews date: 
    2013/7/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 致命的な弾圧 エジプト軍はムバラク退陣後の過度期の過ちを繰り返すのか?

    エジプト暫定政府と前政権であるムスリム同胞団との隔たりはさらに広がっています。エジプトの検事総長は、ムスリム同胞団のリーダー、ムハンマド・バディーウと同胞団幹部を、モルシ大統領支持派51人以上を軍が射殺した暴動を誘発した罪で逮捕するよう命令を出しました。この罪状は、ムスリム同胞団がエジプト暫定政府内閣での役割を拒否した翌日に発行されました。現在のところ、ハーゼム・ビブラーウィ元財務相が暫定政権の首相として、またノーベル平和賞受賞者のムハンマド・エルバラダイ氏が副大統領として就任しました。カイロからデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。「多くの批判家が、軍のこのやり方はムバラク退陣後の最初の軍主導の過渡期と同じ過ちを繰り返していると言っています。この組閣は匿名の委員会によって編成されたもので、モルシ退陣を要求した救国戦線評議会(National Salvation Front)や若者主導の反抗団体タマロッド(Tamarod)など、主要反対派グループからの意見を全く考慮せず行われたものです。これらのグループは、この暫定政権への移行プロセスに意見を求められなかったことを強く批判しています。「これは最低限必要な不可欠なものだけをまとめたものです。 しかしこれにより、 文民による軍への監視が遮断されることは明らかです」とクドゥースは語ります。

    dailynews date: 
    2013/7/10(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 独占放送:エクアドルの外相が語るスノーデン、アサンジ、米国の監視に対する中南米の抵抗

    米国による中南米での監視活動の新事実が明らかになり、エドワードスノーデンの亡命をめぐる外交関係の緊張が続く中、エクアドルのリカルド・パティニョ外相に話を聞きます。スノーデンに初めは一時的な渡航許可を出しながら、後にこれを“間違い”としたエクアドルの、スノーデンの亡命申請とのつながりをめぐる混乱について、首都キトからパティニョに話を聞きます。この外交劇の一部としてスノーデンが搭乗しているという噂を受けて、ボリビアのエボ・モラレス大統領を乗せた航空機がオーストリアで強制的に着陸させられたことについても意見を聞きます。また、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジをめぐる、こう着状態を解決するためのエクアドルの取り組みについて、最新情報を聞きます。アサンジは、政治亡命を許可されながらも英政府がエクアドルへの出国を許可しないため、ロンドンのエクアドル大使館に足止めされています。

    dailynews date: 
    2013/7/9(Tue)
    記事番号: 
    3
  • グレン・グリーンウォルド:スノーデンはNSAの監視に対する世界の憤りと彼の苦境への支援に勇気付けられている

    7月8日のインタビューの第二弾として、ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルドに国家安全保障局(NSA)の内部告白者エドワード・スノーデンと7月1週目の週末に交わした会話について詳細を聞きます。グリーンウォルドは、スノーデンが6月に香港を離れて以来初めて、彼と長時間にわたって話をしたと言います。「新事実の暴露と、彼の行動をきっかけに起こった世界中の監視政策をめぐる議論が続いているという点で、彼は先週からの展開に喜んでいます。世界中から支援を受けているという点についても喜んでいます」と、グリーンウォルドは言います。「彼が唯一恐れていたのは、こうした暴露を可能にするために自らの人生を犠牲にし、自分を巨大な危険にさらした結果、世界がそれに無関心や興味のない態度を示すことでした。」スノーデンが内部告発者になることを選んだ理由について、グリーンウォルドは次のように言います。「彼は、米政府は世界で最も素晴らしい政府だと思うようなったからこそ、米政府の政策を支援するために働き、自らのキャリアを捧げたかったのです。しかし、時間が経つにつれて、彼はだんだんといろんな種類のことを目にするようになり、米政府に対して批判的になっていきました。同じような志を持って米軍に入り、次第に米軍を悪の力を見なすようになったブラッドリー・マニングのように。

    dailynews date: 
    2013/7/9(Tue)
    記事番号: 
    2
  • エドワード・スノーデンが語るNSAに立ち向かった理由:集団監視「そんなものの下で暮らしたいは思わない」

    エドワード・スノーデンの新たに公開されたインタビューは、6月のあたまに彼が正体を明かす前に収録されたものですが、その中でスノーデンは、米国が世界をいかに監視しているかを暴露することに自らの人生をささげた理由を語っています。スノーデンは、彼の内部告発によって明らかになる最大の新事実は、国家安全保障局(NSA)が海外の通信だけを標的にしていると主張しているにもかかわらず、実際は米国を出入りする全ての通信を収集していることだと思うと述べています。スノーデンはさらに、米国の敵をほう助したとして米政府が彼を悪者扱いし非難するであろうことを予測しています。ジャーナリストのローラ・ポイトラスがこのインタビューの模様を撮影し、ガーディアン紙のコラムニスト、グレン・グリーンウォルドが質問をしました。「米国は根本的には良い国です」と、スノーデンは言います。「米国には正しいことを行おうとする、良い価値観を持った善良な人々がいます。しかし、今存在している権力構造は、全ての人々の自由を犠牲にして、自らの可能性を拡大するという自らの目的にために動いているのです。」

    dailynews date: 
    2013/7/9(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グレン・グリーンウォルド:スノーデン問題における米政府の「ならず者」的行動に中南米が亡命受け入れを表明

    ベネズエラとボリビア、ニカラグアは、米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンの亡命受け入れを表明しました。ボリビアのエボ・モラレス大統領を乗せた航空機にスノーデンが搭乗しているとの誤った疑いを持ったフランスとポルトガルが航空機の自国領空進入を認めず、大統領機がオーストリアに着陸を余儀なくされた出来事を受けて、この表明は出されました。米国はこの出来事への関与について認めることも否定することも拒否しています。英紙ガーディアンの記者で、先月、スノーデンの暴露に基づいてNSAの監視を公表したグレン・グリーンウォルドに最新情報について話を聞きました。グリーンウォルドは最新のスクープで、NSAが何年間にもわたり、ブラジルの通信ネットワークに組織的に侵入して手当たり次第に傍受し、何百万人のブラジル国民のメールや通話の履歴を収集、保管していたことを明らかにしました。「米政府は、この出来事の中でずっと自らの最悪の敵でした。主権国家の大統領を乗せた航空機を止めるために欧州の同盟国に圧力をかけるという発想は極めて過激で極端な行動です。この行為は、『ならず者国家』じみているとともに、中南米が長らく苛立ってきた帝国主義と植民地主義のようでもあります。中南米政府やその国民からのスノーデンへの多大な支援が見られるのはそれが理由だと思います」とグリーンウォルドは話します。

    dailynews date: 
    2013/7/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • モルシ大統領退陣後に悪化する暴力と分裂、脅かされるエジプトの国民的結束への道のり

    8日にカイロで行われたムスリム同胞団の抗議デモで42人が死亡するなど、先週のモルシの大統領退陣を受けたエジプトの融和への取り組みは、いまだ暴力に満ちています。本日は、モルシが大統領退陣に追い込まれた理由とエジプトで次に何が起こるのかについて、センチュリー・ファウンデーションの上級研究員マイケル・ワヒド・ハンナ、ブルッキングスドーハセンターのリサーチ責任者で「中東政策のためのサバンセンター」研究員のシャディ・ハミド、カイロに拠点を置くデモクラシー・ナウ!特派員のアブドゥル・クドゥースの3人のゲストと討論を行います。

    dailynews date: 
    2013/7/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アブドゥル・クドゥース:モルシ大統領退陣で「暴力と報復の悪循環」に陥ったエジプト

    エジプトでは、軍によるモルシ大統領の追放後も、何日間もひどい暴力が続いています。報道によるとモルシが拘束されている軍施設で8日、少なくとも42人が死亡しました。ムスリム同胞団は、平和的な座り込みに対して発砲があり、500人以上が負傷したと述べています。犠牲者の中には女性や子どももいました。エジプト軍は、武装攻撃者による襲撃に応戦したと述べています。ムスリム同胞団はこの射撃を「虐殺」として非難し、軍に対して蜂起するよう呼びかけています。先週のモルシの退陣以降の暴力の波でこれまでに数十人が死亡、1000人以上が負傷していますが、8日の銃撃はその中でも最もひどいものでした。「血の海」となったモルシ支持派集会の現場から戻ったばかりのカイロのデモクラシー・ナウ!特派員アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/7/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米公民権運動の象徴 ジョン・ルイス下院議員が語る 投票権を勝ち取るまで、そして今度は守る闘い

    ジョージア州選出の下院議員を13期務めるジョン・ルイスに時間いっぱい話を聞きます。ルイスは、2013年の今年50周年を迎えた歴史的な1963年のワシントン大行進で演説をした最後の存命者です。ルイスは1960年代に40回以上逮捕され、死ぬほどひどく殴られたこともあります。当時、彼は学生非暴力調整委員会(SNCC)の議長を務めており、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師とともに行進し、フリーダム・ライド(自由のための乗車運動)やロバート・ケネディの大統領出馬キャンペーンに参加しました。

    投票権の獲得と、それを守るための流血の苦闘をルイスとともに見ていきたいと思います。非白人人種を標的にしていると批判される投票制限法が全米16州で可決されるなど、今日も続く投票権をめぐる闘いについてルイスが再考します。「人々が苦しみ、戦ったことを私たちが知ることはとても大切なことです」とルイスは語ります。「投票権を求め血を流し、命を落とした人もいたのです。投票は民主主義社会の中で最も力のある非暴力手段です。これはとても貴重で、ほとんど神聖なものです。我々はこれを使わないといけません。使わなければ、失ってしまうのです」

    ☆このセグメントは字幕付きの動画があります。選挙に行かなかった人たちは、ぜひ見てみてください。

    dailynews date: 
    2013/7/5(Fri)
    記事番号: 
    1

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