デイリーニュース

  • グレッグ・パラスト:再集計拒否でミシガン州は数えられなかった7万5000票を隠そうとしているのか?

    調査報道記者のグレッグ・パラストは、大統領選での大接戦を調査するため訪れていたミシガン州から戻ったばかりです。トランプはミシガン州で、約480万票の投票総数にたいして1万1000票に満たないという僅差で勝利しました。緑の党の大統領候補ジル・スタイン博士はミシガン州に再集計を要求しましたが、連邦判事は同州の選挙管理委員会に対し、再集計を止めるよう命じました。しかし、1つの大きな疑問が残っています。なぜ7万5335の票は未集計のまま残されたのでしょうか?

    dailynews date: 
    2016/12/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 選挙人団  ロシアがトランプ支援のため大統領選に介入した可能性についての説明要求

    米選挙人団は今から1週間足らずの12月19日、それぞれの州の州都に赴き、次期米大統領を誰にするかを決める投票に参加します。近年では、選挙人団の投票は概して形式的なものでになっていました。しかし2016年、ドナルド・トランプが勝ち取った州の選挙人たちは、彼の大統領就任を拒否するようにという、高まる圧力に直面しています。12月12日、選挙人である民主党員9人と共和党員1人が、トランプの勝利を助けるためにロシアが選挙戦に介入したのかどうか、来週までに説明がなされるようジェームス・クラッパー国家情報長官に求めました。中央情報局(CIA)は、ロシアがトランプの勝利を助けることに介入したと断定しましたが、同局は調査結果を公表していません。一方、ロイターは、国家情報長官室は、ロシア政府がヒラリー・クリントンよりトランプを支援しようとした決定的な証拠がないとして、CIAの結論をまだ支持していない、と報じました。カリフォルニア州の民主党選挙人であるクリスティン・ペロシから話を聞きます。彼女はクラッパー宛ての公開書簡の筆頭執筆者です。

    dailynews date: 
    2016/12/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 気候変動研究の隠匿に至ったエクソン:早期の気候変動研究者から壮大な気候変動否定論者に

    次期大統領に選出されたドナルド・トランプは、エクソンモービルの最高経営責任者(CEO)レックス・ティラーソンを国務長官として指名するとみられています。ピュリッツァー賞受賞の環境ニュースサイト「インサイド・クライメット・ニューズ」(InsideClimate News)が行ったエクソンに関する調査報道を振り返ってみましょう。この調査では、1970年代当時、エクソンはすでに化石燃料が地球温暖化をもたらすことを知っていたにもかかわらず、これを一般に公開せず隠していたことが明らかとなりました。同ニュースサイトのニーラ・バネルジーと元エクソン所属の科学者エド・ガーベイに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • エクソンのロシアにおける大規模石油事業はプーチンの米大統領選介入の説明になるか

    ドナルド・トランプによって国務長官に指名されるとみられるエクソンモービル最高経営責任者(CEO)レックス・ティラーソンについて議論を続けます。ジョン・マケイン上院議員は11日放送のCBSの番組「フェイス・ザ・ネイション」に出演し、ティラーソンは公平な聴聞会の機会を与えられるべきだと述べる一方で、プーチン大統領とのつながりについて懸念を繰り返しました。ウラジーミル・プーチンがレックス・ティラーソンと取り交わした巨大取引の一つに、ロシアの国営石油会社ロスネフチがエクソンと結んだ総額5000億ドルの石油探査での提携が挙げられます。オバマ政権はロシアのウクライナ介入に対する制裁の一環として、この取引を停止しています。ニュースサイト『シンク・プログレス』(ThinkProgress)内のブログ『クライメット・プログレス』でコラムを書いたジョー・ロムに聞きます。ロムは同ブログの創設編集者です。"Trump, Putin, and ExxonMobil team up to destroy the planet"(「トランプ、プーチン、エクソンモービルがタッグを組んで地球を破壊する」)と題された記事の中でロムは、「ロシアは、トランプが有利になるように米大統領選に介入したのではと言われているが、この取引はその理由になりえる」と書いています。ロムはこう続けます。

    dailynews date: 
    2016/12/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプの「科学との戦い」 国務長官候補はエクソンCEO エネルギー省には「敵リスト」で警告

    先週末、ドナルド・トランプ次期大統領が国務長官にエクソンモービル最高経営責任者(CEO)のレックス・ティラーソンを指名する見込みとの情報がニュースによって広まり始めました。ティラーソンは2006年以降、エクソンのCEOと会長を務めています。環境保護団体はこの指名の可能性をこぞって批判しています。エクソンは、気候変動に関する研究情報の隠匿に関与したとして複数の訴訟に直面しています。ティラーソンはロシアのウラジーミル・プーチン大統領との緊密な関係でも知られています。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はティラーソンについて、「ボリス・エリツィン政権時代に、エクソンのロシアにおける権益を担当し、プーチンとはその頃からの知り合い」と伝えています。プーチンは2013年、ロシアの「友好勲章」をティラーソンに授与しています。「フレンズ・オブ・ジ・アース」(FoE)USA代表のエリック・ピカ、「国際環境法センター」(CIEL)代表のキャロル・ミュフェット、環境保護団体「350.org」共同創設者のビル・マッキベンに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 緑の党ジル・スタイン 投票再集計の妨害について「民主主義とはこういうものではない」

    ウィスコンシン州の裁判官が、大統領選挙のウィスコンシン州投票の再集計の可否を判断する予定です。ドナルド・トランプがヒラリー・クリントンに僅差で勝利したウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルベニア州の3州で再集計を要請した緑の党の大統領候補ジル・スタイン博士に話を聞きます。スタインはこの全ての州で障害に直面しています。今日のウィスコンシン州での聴聞に先立ち、トランプ擁護の2団体グレート・アメリカ・PACとストップ・ヒラリー・PACが再集計を阻止するために連邦裁判に提訴しました。一方ミシガンではすでに裁判所が再集計を差し止めています。ペンシルバニアでも今日、再集計の実施の可否を問う聴聞が開かれます。

    dailynews date: 
    2016/12/9(Fri)
    記事番号: 
    5
  • SEIU代表マリー・ケイ・ヘンリー 2016年米大統領選でサンダースよりクリントンを推した立場を堅持

    サービス労働者国際労働組合(SEIU)は2015年11月に翌年の大統領選挙に向けヒラリー・クリントン候補への支持を表明して非難を浴びました。多くの労働運動家がバーニー・サンダース上院議員の方が労働問題について優れた実績を持つ候補者だと思っていたからです。サンダースは市民運動 Fight for 15(時給15ドル を目指せ)を早くから支持していましたが、クリントンはウォルマートの取締役に就いていたことを非難されていました。SEIU国際部代表マリー・ケイ・ヘンリーは選挙戦序盤でクリントン支持を表明したことは間違いではなかったと話します。

    dailynews date: 
    2016/12/9(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「嘘を告発せよ」 キャリア社の雇用に関するトランプの虚言を非難した組合幹部をSEIU代表が擁護

    ドナルド・トランプは今週、全米鉄鋼労働組合(USW)1999支部代表チャック・ジョーンズをツイッターで非難しました。ジョーンズがCNNの番組で、インディアナ州のキャリア社従業員との約束を守らなかったとしてトランプを批判したからです。「チョック・ジョーンズのした事は誇りに思います」とサービス従業員国際労働組合(SEIU)の国際部代表マリー・ケイ・ヘンリーは話します。SEIUは医療、公共、不動産サービスの従業員200万人が加盟する労働組合です。「私たちは今後、立ち上がって、正々堂々と意見を述べ、お互いを支え合わなければなりません。そして、政権の嘘を告発し、しり込みなぞしないことをはっきり示すのです」。

    dailynews date: 
    2016/12/9(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トランプが労働長官に選んだアンドリュー・パズターは ファストフード業界の経営者で者最低賃金引き上げや有給病気休暇に反対

    次期大統領ドナルド・トランプはファストフード業界の最高経営責任者アンドリュー・パズダーを労働長官に指名しました。パズダーは長年、共和党の資金提供者であり、最低賃金の引き上げ、市民運動 Fight for 15(時給15ドル をめざせ)、残業手当の拡充、有給病気休業そして医療費負担適正化法を声高に非難しています。また、パズダーは家庭内暴力で告発されており、中絶反対派でもあります。これについて、200万人の労働者を擁するサービス従業員国際労働組合(SEIU)代表のマリー・ケイ・ヘンリーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • オークランド火災生存者「値段が手頃で安全な居住スペースを作り、芸術家を犯罪者扱いするのをやめよ」

    カリフォルニア州オークランドで少なくとも36人の犠牲を出した倉庫「ゴーストハウス」の火災事故の追悼が続いています。犠牲者の多くは若い芸術家やコミュニティ・オーガナイザーでした。この火災は都市住宅政策の失敗の結果だと、多くの地元芸術家や賃借人の権利擁護活動家が指摘します。家賃の高騰が原因で、人々が危険な場所に住んだり、そこでアートを制作しなければならなくなりました。「私たちは日の目をみることを可能にする安全な場所が必要です。芸術家を犯罪者のように扱うのはやめなければなりません」と、ベイエリアDJでレコード会社を所有しているゲストのニハール・バットは話します。彼は倉庫火災の生存者ですが、7人の友人を亡くしました。

    dailynews date: 
    2016/12/9(Fri)
    記事番号: 
    1

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