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2017年5月22日(月)

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  • 就任後初めてとなる外遊を開始したトランプ大統領は先週、サウジアラビアに到着し、総額1100億ドルに上る一連の武器売買契約に署名しました。オバマ大統領が締結した1150億ドルの武器輸出に次ぐ取引となります。今回の契約には、オバマ大統領がイエメンの民間人に使用されることを懸念して売却を中止した精密誘導兵器が含まれています。イエメンへの爆撃は現在もサウジアラビアが主導しています。イエメンでは2015年以降、戦闘による死者が1万人に上り、医療や保健、水、下水、その他の衛生施設が壊滅的影響を受けています。売買契約には、戦車、迫撃砲、戦艦、ヘリコプター、ミサイル防衛システム、サイバーセキュリティ技術が含まれています。コードピンク共同創設者のメディア・ベンジャミンに聞きます。著書はKingdom of the Unjust: Behind the U.S.-Saudi Connection(『不正の王国:米国・サウジコネクションの裏側』)です。

  • トランプ大統領はサウジアラビア訪問中、湾岸諸国の首脳に向けて演説を行い、イランの孤立化を推進すると誓いました。トランプ大統領は、中東地域の不安定化に対するサウジアラビアの役割には目をつぶる一方で、イランに対しては武装組織や過激派に資金援助し、武器や訓練を提供しているとして非難しました。トランプ大統領の発言は、イランのハッサン・ロハニ大統領が金曜日に大差で再選されることが決まった二日後のことです。ロハニ大統領の主要な対抗馬であった強硬派のイブラヒム・ライシ前検事総長の得票率は38%に留まりました。トランプ大統領のサウジ訪問とイラン大統領選について、全米イラン系アメリカ人会議 (the National Iranian American Council) 創立者で代表のトリタ・パルシに聞きます。新著はLosing an Enemy: Obama, Iran, and the Triumph of Diplomacy(『敵を失う オバマ、イランと外交の勝利』)です。

  • 米国を訪問していたトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の護衛隊は先週、駐米トルコ大使公邸の外で平和的デモを行うグループを襲いました。現場のビデオ映像によれば、エルドアン大統領はその襲撃の様子を眺めていました。エルドアン大統領が襲撃の命令を下したか否かは不明です。襲撃が起きたのは、エルドアン大統領がホワイトハウスでトランプ大統領の歓迎を受けてまもなくでした。デモに参加したセイイド・リザ・デルシミと話します。デルシミは頭部や鼻を負傷し、救急車で搬送され、縫合手術を受けました。クルド人活動家でメリーランド大学ボルティモア・カウンティ校の大学院生ルケン・イシクとも話します。イシクは先週の抗議活動に参加し、ハフィントン・ポストに"Will Erdogan’s Thugs Face No Consequences for Attacking Us on U.S. Soil?"(「エルドアンの悪漢どもは米国で市民を襲撃して何の咎も受けないのか」)とする記事を寄稿しています。

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