デイリーニュース

  • イラク戦争退役軍人がトランプに抗議する理由:我々をヘイトの道具に利用するな

    共和党の大統領候補となる可能性が高いドナルド・トランプには、1月に行ったとされる退役軍人のための資金集めのイベントで、彼が集めたと主張する数百万ドルの資金の行方について、厳しい注目が集まっています。トランプは1月28日、Foxニュース主催の大統領選討論会への出席を拒み、その代わりに退役軍人のための資金集めのイベントを行いました。当時、トランプは600万ドル以上の資金が集まったと発表しましたが、最近のワシントン・ポスト紙の調査によれば、実際にはその額の半分以下しか退役軍人支援組織には支払われませんでした。ポスト紙の記事が公表された直後から、トランプは退役軍人支援組織へ資金の支払を始め、先週1週間の内に、12以上の組織がトランプ候補から寄付を受け取ったと発表しています。5月31日、トランプは記者会見を開き、これまでのやり方を弁護するとともに、激しいマスコミ批判を繰り広げました。会場外では退役軍人グル―プ「退役軍人vs.ヘイト」(Vets Vs. Hate)が抗議活動を行いました。同会メンバーでイラク戦争退役軍人フリオ・トレスに話を聞きます。

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    2016/6/2(Thu)
    記事番号: 
    1
  • クーデター後のブラジル オリンピック開催地を変更すべきか 抗議の場とすべきか?

    8 月初旬に世界中から 1 万人以上の選手が、オリンピック開催地リオデジャネイロに集合します。オリンピックは、今年、最も注目されるスポーツの祭典のひとつですが、ブラジルは目下、景気後退、ジカ熱の大量発生、過去 20 年以上で最悪の政治危機に悪戦苦闘しています。抗議者達はオリンピック開催期間中に街頭を人の波であふれさせ、世界の注目を活用して、社会福祉、警察による暴行、強制立ち退き、さらには最近起きた、民主的に選出されたジルマ・ルセフ大統領の追放など、国内で起きている数多くの問題を訴えたいと意を決しています。今日はBrazil's Dance with the Devil: The World Cup, the Olympics, and the Fight for Democracy (『悪魔と踊るブラジル:ワールドカップ、オリンピック、民主主義への戦い』の著者デイブ・ザイリンと、Power Games: A Political History of the Olympics (『パワーゲーム: オリンピックの政治史』)著者のジュールス・ボイコフをゲストに迎えています。

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    2016/6/1(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米州機構 ベネズエラに加盟資格停止の脅し ブラジルのジルマ・ルセフ追放には知らん顔

    米州機構は、ベネズエラが米州機構憲章に違反したとして加盟停止処分に処すか否かを討議する緊急会議の招集を発表しました。5 月 31 日、米州機構のルイス・アルマグロ事務局長は、ベネズエラは「民主的体制の危険な改変」を被ったと述べました。しかし、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を支援する人々は、米州機構がベネズエラを標的にしつつ、その一方で、民主的に選ばれたジルマ・ルセフ大統領を多くの人々がクーデターと呼ぶやり方で追放したブラジルには知らん顔をきめこんでいると批判しました。ベネズエラの状況および米州機構の動きをさらに探るため、ベネズエラのベルナルド・アルバレス米州機構大使から話を聞きます。

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    2016/6/1(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 欧州の政策を受けて難民1000人が溺死 人命救助を試みるボランティアに聞く

    ここ数日間で、 最大千人にのぼる難民が地中海を渡ろうとして溺れたと懸念されています。国連の発表によると、この1週間は2014 年に難民危機が始まって以来、 最大数の死者を出した週のひとつになりました。ユニセフによると、犠牲者の多くは自国での戦争や暴力から逃れてきた若者で、大半はエリトリア、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンから来た人たちです。4 月に制定された欧州連合の計画により、ギリシャに到着する難民は全員、トルコに強制送還されるようになったため、人々はリビアとイタリア間のさらに危険な航路を取ることを余儀なくされています。5 月 30 日、人道支援組織 「シー・ウォッチ(Sea-Watch)」のドイツ人ボランティアが溺死した子供の遺体を抱いている写真が難民危機の最新のシンボルとなりました。海上に取り残された難民達を支援するドイツの人道支援組織「シー・ウォッチ」の乗員で広報担当のルーベン・ノイゲバウアーから話を聞きます。

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    2016/6/1(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニューメキシコ州のレストランでビル・クリントンと30分討論したバーニー・サンダースの支援者にインタビュー

    ニューメキシコ州のサンタフェから本日の番組を締めくくります。ビル・クリントン元大統領にとって普通の選挙運動訪問地のひとつだったはずのサンタフェで、彼はバーニー・サンダースの支援者の1人と30分の討論をすることになりました。クリントンは5月第4週、彼の妻で民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントンの選挙運動のためにサンタフェのレストランを訪れました。そこで彼は24歳のジョシュ・ブロディに会いました。ブロディはクリントンに対し、福祉改革、金融業界、財政支出などの問題における彼の大統領としての実績について質問しました。サンタフェから、ニュースクール大学の卒業生であるジョシュ・ブロディに話を聞きます。

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    2016/5/31(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 民主党全国大会(DNC)議長ワッサーマン・シュルツが、偏りとDNCをロビイストに開放することで批判に直面

    民主党全国大会(DNC)が近づく中、一部の民主党員たちはDNC議長であるデビー・ワッサーマン・シュルツを辞任させるために圧力をかけることを検討しています。民主党の大統領候補バーニー・サンダースは長い間、ワッサーマン・シュルツがヒラリー・クリントンに偏っているとして非難してきました。ワッサーマン・シュルツはまた、2008年にオバマ大統領によって施行された連邦ロビイストたちがDNCに寄付することを妨げる倫理規定を密かに撤廃しました。連邦議会の民主党員たちが彼女に反発する一方、ワッサーマン・シュルツはフロリダ州での自身の議席を、対抗馬である進歩主義派のティム・カノヴァと接戦で争っている状況にもあります。異例の措置として、サンダースはカノヴァを支援しています。詳細について、インターセプトの調査報道記者リー・ファンから話を聞きます。

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    2016/5/31(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 講演だけではない:ヒラリー・クリントンに、義理の息子とゴールドマン・サックスとの関係をめぐる疑惑が浮上

    カリフォルニ州予備選まであと1週間余りです。民主党の大統領候補であるヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースは大接戦を繰り広げています。ヒラリー・クリントンは高まるサンダースの勢いを覆すために、カリフォルニアの訪問地を追加するよう5月最終週の選挙運動スケジュールを変更しました。しかし、クリントンの選挙運動には、彼女のゴールドマン・サックスとの関係についての疑惑を含む多くの問題が依然としてつきまとっています。この金融業界の巨大企業は2013年、3回の講演費用としてクリントンに67万5000ドルを支払いました。そして現在、ゴールドマン・サックスとヒラリーの義理の息子であるマーク・メビンスキーとの関係について新たな疑惑が浮上しています。メビンスキーはゴールドマンで8年間働いていましたが、その後ゴールドマンの最高経営責任者(CEO)ロイド・ブランクフェインから部分的に支援を受け、ヘッジファンドを組織しました。こうした詳細について、インターセプトの調査報道記者リー・ファンから話を聞きます。

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    2016/5/31(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米国の盟友から有罪宣告された戦争犯罪者へ:チャドのイッセン・ハブレとレーガン政権の密接な関係の裏側

    米国が支援したチャドの元独裁者イッセン・ハブレが人道に対する罪で有罪宣告され、終身刑を言い渡されました。ハブレの米国との密接な関係について検証します。イッセン・ハブレは米国の元盟友で、「アフリカのピノチェト」と呼ばれてきました。彼は1982年、レーガン政権の後ろ盾で政権につきました。米国はハブレに年間軍事援助として数百万ドルを提供し、DDSとして知られる彼の秘密警察を訓練しました。こうした詳細について、ヒューマン・ライツ・ウォッチの弁護士で広報担当者のリード・ブロディに話を聞きます。彼はイッセン・ハブレ政権の被害者たちと1999年以来協力し、ハブレを裁判にかける上で重要な役割を果たしました。

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    2016/5/31(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 歴史的な判決で、チャドの元独裁者イッセン・ハブレが人道に対する罪で有罪宣告

    米国が支援したチャドの元独裁者イッセン・ハブレが人道に対する罪で有罪宣告され、終身刑を言い渡されました。ハブレは1980年代に政権の座にあった8年間に4万人に上る人間を殺した責を問われています。セネガルで行われた画期的な裁判でハブレは、彼の恐怖政治の間のレイプ、性的奴隷、殺害命令で有罪を宣告されました。ハブレが裁かれたアフリカ連合支援の法廷は、ハブレの被害者たちを中心とした20年間にわたる長い運動の結果設置されたものです。アフリカの1つの国の指導者が、人権侵害で別のアフリカの国の裁判制度で起訴されたのは初めてのことです。セネガルのダカールから、ヒューマン・ライツ・ウォッチの弁護士で広報担当者のリード・ブロディに話を聞きます。彼はイッセン・ハブレ政権の被害者たちと1999年以来協力し、ハブレを裁判にかける上で重要な役割を果たしました。

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    2016/5/31(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アッティカ刑務所暴動からアサンジまで マイケル・ラトナー弁護士は社会正義の闘士だった

    5月初旬、法曹界の巨人マイケル・ラトナーが72歳で亡くなりました。人権弁護士の先駆者であるラトナーは40年以上にわたって、世界中の人権侵害の被害者を弁護し、彼らのために声を上げてきました。大統領や独裁者に対する訴訟でも知られています。ラトナーと「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)は2002年、グアンタナモ基地での囚人の無期限勾留問題で、ジョージ・W・ブッシュ政権を相手取る最初の訴訟を起こしました。米最高裁は最終的に2008年、同センターの訴えを認め、グアンタナモの囚人から人身保護令状請求権を奪う法律を廃止する画期的な判決を出しました。メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)の今日、マイケル・ラトナーを彼自らの言葉で振り返ります。

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    2016/5/30(Mon)
    記事番号: 
    2

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