デイリーニュース

  • ライアン・ジンキ米内務長官が 2人の抗議者に詰め寄られる 汚職と気候変動問題で

    ライアン・ジンキ内務長官が先週末10日におこなったスピーチを妨害したサリー・ホームズとジェシー・ブルカトに聞きます。二人はコロラド州スチームボートスプリングスにいます。ジンキ長官は就任以来、14件にのぼる連邦法違反の調査を受けています。抗議者らはジンキに倫理違反疑惑および西部で猛威を振るう山火事に対する気候変動の影響を認めない理由を問いただしました。ジンキがエネルギー大手企業ハリバートンのCEOデビッド・レザーと不動産取引でつながりがあることを暴いたポリティコ記者のベン・ルフェーブルも番組に加わります。

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    2018/8/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 元イラン大使:トランプのイラン制裁再開は戦争行為だ

    トランプ政権は先週、対イラン経済制裁を再発動し、米国イラン間の緊張が高まっています。再発動はイラン核合意離脱の決定に伴うものです。トランプはさっそく「イランとビジネスする者は米国とはビジネスできなくなるだろう」とツイートし、イランと貿易しようとする国々を脅しました。イランのハサン・ロウハニ大統領は先週、再発動は「心理攻撃」であり、撤回されるまで交渉を開始しないと非難しました。元駐ドイツ・イラン大使でプリンストン大学ウッドロー・ウィルソン公共政策・国際関係大学院の中東安全・核政策専門家であるセイエド・ホセイン・ムサビアンに話を聞きます。ムサビアンは、2003年から2005年まで欧州連合(EU)との核交渉でイランの報道官を務めました。

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    2018/8/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 『オール・フォー・ワン』 米国とロシアの障害を持つ映画製作者が共同制作した感動の新作ドキュメンタリー

    米とロシア政府間の緊張は強まる一方ですが、両国の絆を深める道を、身体障害という自分たちの共通項を通じて見出した映画製作者の集団があります。8月10日にニューヨークで初公開される新作映画All For One (『オール・フォー・ワン』)は、身体障害を持つ米国とロシアの映画製作者たちが参加する「メディアに力をもらった銃士たち」(Media Enabled Musketeers)が自分たちの物語を伝えるオリジナル作品を制作する過程を追う作品です。ロシア人35人と米国人13人が協力して日常生活の問題を取り上げる映画を制作し、それを通じて自らのエンパワメント、社会の啓蒙、障害を持つ人々の機会増大をめざす姿が描かれています。彼らが制作する映画の主題には、アクセシビリティ、恋人探し、偏見との対決、理想の追求などがあります。米国で最も歴史のあるコミュニティ・メディア・センター、DCTV(Downtown Community Television Center)の共同創設者ジョン・アルパートに詳しい話を聞きます。アルパートは「メディアに力をもらった銃士たち」プロジェクトの共同代表です。同プロジェクトに参加する映画製作者ジョン・ノビックとベン・ロスロフにも話を聞きます。

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    2018/8/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • コロンビアで歴史的大統領選を繰り広げた元ゲリラの左派政治家グスタボ・ペトロにインタビュー

    コロンビアでは右翼政治家イバン・ドゥケが新大統領に就任しました。ドゥケは、右翼のアルバロ・ウリベ前大統領に後継者として選ばれ、反政府勢力コロンビア革命軍(FARC)との和平合意の重要部分を無効にすると約束しています。ドゥケの就任式直前に、デモクラシー・ナウ!は、今年の大統領選挙で800万票を集め2位になったグスタボ・ペトロに話を聞きました。当選していれば、彼はコロンビア初の左派の大統領となったでしょう。1980年代に、ペトロはM-19ゲリラ運動のメンバーとして投獄され、拷問を受けました。ペトロは後にコロンビアの国会議員となり、民兵暗殺隊と大物政治家の繋がりを探る議会調査を主導しました。

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    2018/8/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米国が長崎に原爆を投下してから73年 生存者が核戦争の脅威を警告

    73年前の1945年8月9日、米国は長崎に原子爆弾を投下し7万4000人が犠牲となり、この攻撃を生き延びた人々の人生を永遠に変えてしまいました。この空爆のわずか3日前に、米国は世界初の原爆を広島に投下し、そこでは14万人が犠牲となっています。世界中を航行し非核化と世界平和キャンペーンを繰り広げる国際船「ピースボート」で、7月に日本を出航してニューヨークに到着したゲスト2人に詳しい話を聞きます。倉守照美は原爆を生き延びた被爆者です。吉岡達也は「ピースボート」の共同創設者で共同代表です。

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    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 刑務所の消防士プログラムは奴隷労働か? 追加時給1ドルで州史上最大の山火事と戦う

    カリフォルニア州は、州全域で燃える山火事との戦いに女性多数を含む数千人の受刑者を使うことに依存しています。これらの受刑者は消防士としての訓練を受けることができ、良い振る舞いとして勤務1日につき服役期間2日分が減役されます。しかし、このプログラムを批判する人々は、州政府は早期釈放を願う受刑者の意欲を利用していると主張します。消防士の平均年収は7万4000ドルと社会保障ですが、受刑者は日給2ドルに加え、実際の消火活動に対し追加時給1ドルが支払われます。いくつかの推定によれば、カリフォルニア州は受刑者を州最大の環境問題である山火事の消火に従事させることで年間8000万~1億ドルを節約しているということです。「女性受刑者のためのカリフォルニア州連合」(California Coalition for Women Prisoners)LA支部の一員で、カリフォルニア州立大学フラートン校の「プロジェクト・リバウンド」(Project Rebound)のプログラム・コーディネーターも務めるロマリン・ラルストンに話を聞きます。ラルストンには23年の服役経験があり、その間消防士を訓練するトレーナーとして働きました。3年半の服役中にサンディエゴの女性消防士訓練施設で造園士をしたディアドレ・ウィルソンにも話を聞きます。(画像クレジット:ページ・センジョン)

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    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 気候変動を止めなければ カリフォルニアの山火事は「これから起ることに比べれば穏やかにみえるだろう」

    北カリフォルニアのメンドシーノ・コンプレックスの山火事は、カリフォルニア州で記録された最大の山火事となりました。この火事は新記録の暑さとなった今年7月に始まりました。カリフォルニア州史上最大級の山火事20件中、15件は2000年以降に発生しています。今年の山火事は既に昨年同時期と比べ3倍近くの面積を焼きつくしました。専門家によれば気候変動が原因で山火事シーズンは以前よりも長くなっています。本日はカリフォルニア州オークランドより自然保護団体「シエラ・クラブ」のマイケル・バーン理事長と、ペンシルベニア州立大学大気科学科の著名教授でThe Madhouse Effect: How Climate Change Denial is Threatening our Planet, Destroying Our Politics, and Driving us Crazy (『マッドハウス効果――気候変動否定派がいかにして地球を脅かし、政治を破壊し、人々の怒りを招いているか』)著者のマイケル・マン教授に話を聞きます。

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    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • デビー・アフリカ:40年近い獄中生活の後、最初に釈放されたMOVEメンバーにインタビュー

    40年前の今日、フィラデルフィアで大規模な警察の捜査活動の対象となっていたMOVEとして知られる急進的黒人解放運動グループの本部が包囲攻撃されました。このグループはジョン・アフリカによって設立され、すべてのメンバーが「アフリカ」という姓を名のって共同生活をしていました。1978年8月8日、警察がMOVEのメンバーを彼らの共同住宅から排除しようとして、放水砲と破壊槌(打壊装置)を浴びせました。多くのメンバーは地下室で子供たちと一緒に隠れ続けていました。MOVEの住居包囲中に銃撃が交わされ、警察官ジェームズ・ランプ(Ramp)が死亡しました。2年後、9人のMOVEメンバーが、ランプの死に責任があるとして第3級殺人罪で有罪判決を受けました。彼らは30年から100年の刑を言い渡され、「MOVE 9」と呼ばれました。9人のうち最初に釈放されたデビー・アフリカと息子のマイク・ジュニアに話を聞きます。デビーは逮捕時、妊娠8か月半で、刑務所の中で息子が生まれました。彼らは40年近く引き離されていましたが、6月16日に再会を果たしました。

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    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    3
  • コミュニティ・ラジオ局の襲撃で動揺するウィスコンシン州マディソン

    5日(日曜)の早朝、州都マディソンのコミュニティラジオ局で銃を持った覆面の男が発砲し、1人が負傷してから3日がたちました。でん部を撃たれた局のDJは病院に運ばれ、後に退院しました。誰もまだ逮捕されていません。WORT-FMは、ウィスコンシン州中南部を放送エリアとするコミュニティ・ラジオ局です。1975年に放送を開始し、会員によって運営されてます。マディソン市警察は、この銃撃の動機がメディアへの憎しみだとは考えていない、と述べています。銃撃に対する地域コミュニティの反応について、政治記者のジョン・ニコルズに話を聞きます。

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    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 7日の予備選や補選で歴史的勝利や接選 11月本選で民主党の上下院奪還成るか?

    8月7日火曜日、オハイオ州では補欠選挙、ミシガン州、カンザス州、ミズーリ州、ワシントン州では予備選挙が行われました。オハイオ州の連邦下院第12選挙区(州都コロンバス郊外)での補欠選挙は共和党パット・ティベリ議員が任期半ばで辞職したことに伴うもので、開票が進んでも得票数の拮抗が続き、なかなか勝者が確定しませんが、共和党のトロイ・ボルダーソン候補はすでに、民主党のダニー・オコナー候補に対して勝利宣言をしています。しかし、ボルダーソンのリードは、わずか1,754票であり、何千もの不在者票と暫定票(投票資格が疑われる票)がまだ開票されていません。オコナ―候補は大きな番狂わせが起こることを期待しています。2016年にトランプ大統領は、この地区で11%以上の差をつけて勝利しました。ミシガン州では、引退した民主党下院議員ジョン・コンヤーズ(Conyers)の後継者を決する民主党予備選で、ラシーダ・トリーブ(Rashida Tlaib)が勝利しました。彼女は(中間選挙で勝利すれば)、米連邦下院で最初のイスラム教徒女性議員となります。

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    2018/8/8(Wed)
    記事番号: 
    1

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