デイリーニュース

  • グリハルバ議員が銃撃事件を語る「アリゾナ州の政治は憎しみと怒りに覆われている」

    連邦検察は、ジャレド・リー・ラフナーをガブリエル・ギフォーズ下院議員(アリゾナ州選出民主党員)への殺害未遂の容疑で起訴しました。ギフォーズ議員は8日午前中に、アリゾナ州トゥーソンのスーパーマーケット前で「街角での国会」という集会を有権者に向けて開催していたところ、至近距離から後頭部を銃撃されました。今回の事件では総勢20名が撃たれ、6名が死亡しました。死者には連邦地裁のジョン・ロール判事、ギフォード議員の側近のガブリエル・ジマーマン、2001年9月11日が誕生日だった9歳の少女、そして70代後半の3名がいました。ギフォーズ議員と同じくアリゾナ州選出下院議員のラウル・グリハルバに話を聞きました。

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    2011/1/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • グアンタナモ収容所9周年に活動家らが抗議活動を計画 前所長は収容者拷問容疑でスペインで召還

    キューバのグアンタナモ湾にある米軍刑務所に最初の外国人収容者が移送されてから9周年となる来週、ホワイトハウス前で抗議活動が計画されています。一方、憲法に保証された人権擁護センター(Center for Constitutional Rights)が6日、スペインの裁判所に、グアンタナモ収容者に拷問を加えた容疑で収容所所長だったジェフリー・ミラー少将を召還するよう文書で求めました。人権擁護センターは先月も6人のブッシュ政権高官を、外国人収容者に対する拷問を許可する法定文書を作ったことで訴追するようスペインの別の判事に要請しています。

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    2011/1/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 名物特ダネ記者ウエイン・バレット ビレッッジ・ボイス紙を解雇

    ニューヨークのオルタナティブ文化を担う週刊新聞ビレッジ・ボイスが今週、2人の名物特ダネ記者を失いました。ウエイン・バレットが解雇され、それに伴ってトム・ロビンズも一緒に退職したのです。バレットは40年近くボイス紙で働き、ニューヨーク選出の政治家たちの汚職や内幕を、それこそ市長だったエド・コッチからルドルフ・ジュリアーニ、上院議員だったアル・ダマトに関するまでさまざまに暴いてきました。今日はスタジオにバレットが来ています。「よい記事は人生を生き生きとさせてくれる」とバレットは言います。「もう少し書きたいが、これまで書いてきたものも書いていてじつに楽しかった」

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    2011/1/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ウォール街からホワイトハウスへ:オバマ JPモルガン・チェース重役ウィリアム・デイリーを大統領首席補佐官に起用

    オバマ大統領は金融界のトップ経営者の1人でクリントン政権で商務長官を務めたウィリアム・デイリーを大統領首席補佐官に起用しました。デイリーはJPモルガン・チェースの米中西部地区担当重役で、医薬大手メルクの取締役でもあります。かつてはSBCコミュニケーションズ社長も務めました。大統領はまた、国家経済会議議長にゴールドマン・サックス顧問だったジーン・スパーリングを起用するようです【編註;7日正式発表済み】。ネイション誌のアリ・バーマンに話を聞きます

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    2011/1/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • フィル・オクス: 米国のあるフォークシンガーの生涯と遺産

    伝説的な米国のフォークシンガー、フィル・オクスは、世界でもっとも大きな影響力をもつ政治的ミュージシャンのひとりと見られています。 1960年代に名をなしたオクスは、自らの音楽を使って、労働者の権利、公民権、反戦運動の語り部となり、これらの運動を推進しました。 オクスの生涯を描いた、新しいドキュメンタリーPhil Ochs: There But for Fortune (『フィル・オクス 運に見放され』) が、5日、ニューヨークで初公開されました。 フィル・オクスの兄弟のマイケルと、監督のケネス・バウザーに話を聞きます。

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    2011/1/6(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 労働組合弾圧: さまざまな州が賃金・福利厚生カットを提唱、組合の影響力を抑える法律を提案

    全米のさまざまな州で、役職員と右派評論家たちが、「耐乏」を口実に賃金・福利厚生カットを提唱し、さらには、労働組合の影響力、ひいてはその存在そのものを弱体化させる法律を提案しています。 ニューヨーク・タイムズ紙の労働問題記者のスティーブン・グリーンハウス、労働階級生活研究センター(Center for Study of Working Class Life)のマイケル・ツワイグ、ワシントン・マンスリー誌のアート・ルヴィーンの座談会をお届けします。

    dailynews date: 
    2011/1/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アトゥール・ガワンデ医師:独房監禁というのは拷問である

    長期にわたる独房監禁が人々にどのような肉体的および心理的影響を与えるのかというのがアトゥール・ガワンデ医師がこれまで詳細に記述してきた論題です。昨日、凶悪犯用のスーパーマックス(超厳重警戒)刑務所であるオハイオ州重罪刑務所の4人の囚人が、17年間以上も独房監禁されていることに抗議してハンガーストライキに入りました。ウィキリークスに内部告発したとされる米陸軍兵ブラッドリー・マニングもまた過去7カ月もの間、独房に監禁されています。独房に監禁された者たちのダメージは肉体的な拷問で受けるものよりも著しい」とガワンデ医師は言います。

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    2011/1/5(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「死の判定団」神話の復活は「こじつけ」とアトゥール・ガワンデ医師

    米下院は現在共和党が過半数を握っていますが、共和党指導者たちはすぐにもオバマ大統領の目玉政策である医療保険改革法を廃止に追い込むつもりだと公言しています。共和党は、同撤廃法案の採決もしないうちからこの医療改革問題での重大な勝利を宣言できる状態です。今週、オバマ政権は毎年の健康診断でメディケア(高齢者医療保険)受給者の末期医療計画をカバーするはずだった規定を取り消すと明らかにしました。共和党がこれをいわゆる「死の判定団」であるとまた蒸し返してきたためです。この時間は保健政策に関して米国で最も影響力のある著述家の1人でもある著名な医師アトゥール・ガワンデに話を聞きます。

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    2011/1/5(Wed)
    記事番号: 
    1
  • スーダン住民投票:「アフリカの人々にとっての真の転換点」とホレス・キャンベル

    南部スーダンでは1月9日、スーダンから分離し新しい独立国家を形成するかどうかを問う1週間にわたる住民投票が始まります。この投票は、約250万人のスーダン人が死亡した40年近くにわたる北部と南部の内戦を終結させた2005年の和平合意に基づいて行われます。南部スーダンの住民が分離を承認することが大方で予想されており、今回の投票はアフリカ最大の国家での新たな暴力への恐怖をかき立てています。

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    2011/1/4(Tue)
    記事番号: 
    3
  • コートジボワールの政治対立:西アフリカの政治危機を討論

    コートジボワールの政治危機は、同地を訪問しているアフリカ首脳らによる会議の翌日も行き詰まったままです。1月3日、ナイジェリア、シエラレオネ、カーボベルデ、ケニアの首脳陣は、コートジボワールのローラン・バグボ大統領と、長年の野党指導者アラサン・ワタラの両氏と会合しました。バグボとワタラはどちらも、2010年11月の問題の大統領選に勝利したと主張しています。ワタラは国際社会からの支持を受けています。シラキュース大学のホレス・キャンベルと、コートジボワールの政治評論家ニャカ・ラゴケから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/1/4(Tue)
    記事番号: 
    2

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