デイリーニュース

  • 「わが米国のことが心配です」: ムスリム指導者全米のモスク建設反対を語る

    ニューヨークのグラウンド・ゼロからほんの2区画しか離れていない場所にイスラムセンターとモスクを建設する計画に対して議論が沸騰していますが、これはニューヨークだけの問題ではありません。 全米各地で、イスラム団体が新モスク建設計画をめぐる激しい抵抗に直面しています。 ニューヨークのモスク建設計画の主要な推進組織のひとつである、全米ムスリム地位向上協会(American Society for Muslim Advancement)の代表であり、団体の創設者ファイサル・アブドゥル・ラウ師の妻でもあるデイジー・カーンと、フィラデルフィア・インクワイアラー紙の文化欄記者で Mohamed’s Ghosts: An American Story of Love and Fear in the Homeland(『モハメドの幽霊:母国米国での愛と恐怖の物語』の著者であるスティーブン・ソールズベリーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/12(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ギブズの進歩派批判と指摘されたオバマ政権のブッシュ政策法制化

    ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官は進歩派がオバマの政策をジョージ・W・ブッシュの政策になぞらえることを非難していますが、番組では、オバマ政権が、ブッシュ時代にもっとも問題視された政策の多くを法とすることで恒久化していると指摘した、米国自由人権協会(ACLU)の新しい報告書を検討します。 「新しい標準の確立」と題された同報告書は、 「ブッシュ政権時代に行き過ぎで非合法であると考えられていた政策や施策を、オバマ政権が法として恒久化してしまうことの極めて大きな危険」を警告しています。
    dailynews date: 
    2010/8/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「ミシシッピ・バーニング」の殺害から40余年 公民権運動家3人の遺族に正義はいまだ訪れず

    米司法省が公民権運動時代に起きた未解決殺人事件の捜査のほぼ半数近くを終結させると発表しました。ここで新しいドキュメンタリー映画 Neshoba: The Price of Freedom(『ネショバ郡:自由の値段』)が取り上げている、1964年の3人の公民権運動家たち、ジェイムズ・チェイニー、アンドルー・グッドマン、マイケル・シュワーナーの殺害事件を振り返ってみましょう。この殺害と事件隠蔽には数十人の白人たちが関与していると信じられているのですが、現在、刑務所に入っているのはエドガー・レイ・キルンという名のバプティスト教会の牧師ただ1人。事件被疑者のうち4人がいまも存命中です。Neshoba から一部を紹介しつつ、共同監督の1人ミッキー・ディコフに話を聞きます。また犠牲者2人の兄弟ベン・チェイニーとデイビッド・グッドマンにも登場してもらいます。
    dailynews date: 
    2010/8/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イルカを殺すな! オスカー受賞映画「ザ・コーヴ」の監督らが語る

    オスカー受賞作品「ザ・コーヴ」は、日本での上映に際して右翼活動家の反対運動が数カ月間にわたって続き、数館が上映中止に追い込まれましたが、ようやく7月に上映が始まりました。この映画ではイルカ漁に反対する活動家や映画作家たちの一団が、隠しカメラを使用して太地町のイルカ漁の様子を撮影しました。東京から320キロ程離れたこの小さな漁港は、年間2万頭以上のイルカを捕獲解体している日本の、イルカ漁基地の一つです。「ザ・コーヴ」の映画監督であるルイ・シホヨスと、イルカ保護活動家のリック・オバリーに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2010/8/16(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 石油大手シェブロン委託の調査会社、訴訟妨害のためジャーナリストにスパイを依頼 本人が出演

    米誌アトランティックは、石油大手シェブロンの委託を受けていた世界最大手の民間調査会社クロールが、エクアドルのアマゾン流域の住民がシェブロンを相手取り270億ドルの賠償金を求めた訴訟を骨抜きにするため、米国のジャーナリストをスパイとして雇おうとしていたと報じました。シェブロンから依頼を受けたジャーナリストのメリー・カデヒと、エクアドルのアマゾンの環境を監視する「Amazon Watch’s Clean Up Ecuador campaign」のコーディネーターを務めるハン・シャンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/8/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハイチの「独立債務」400億ドル フランスに返還を要求

    国連が各国に呼びかけたハイチ復興基金によると、約束した援助金を全額支払った国はブラジルとエストニアの2国にとどまっています。米国、フランス、カナダなど多くの国は約束した援助金を送っていません。CNNが最近行なった調査によると、ハイチに実際に送られた援助は約束された金額のわずか2%であることが判明しました。ハイチに対してもうひとつ別の形、賠償金として支払われるべきものへの要求が高まってきています。著名な学者や活動家で作るグループは8月第3週、公開書簡のなかで、200年前独立を果たしたハイチにフランスが課した「独立債務」を、フランスはハイチに返還すべきだとしました。ハイチは、第二次大戦までの間におよそ9千万フランの金貨の支払いを強制されました。これは、利子とインフレ率分を加味すると現在の400億ドルに相当します。

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    2010/8/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハイチ 数千人の住民が仮設テントから追い立てられる恐れ

    30万人の死者と150万人を超す避難民を出しハイチに壊滅的打撃を与えた大地震から7カ月以上がたちますが、新しい住居を見つけた住民はごくわずかです。さらに仮設テントで避難生活を送る人々は新たな避難を迫られています。ハイチの地元の団体によれば、地震発生後に建てられた1300カ所の避難キャンプの一部から数千人が強制退去させられる恐れがあります。この立ち退き問題は、地震後の強姦や性的暴力が、特に国内避難民キャンプで増加しているという複数の報告がなされている中で浮上してきました。
    dailynews date: 
    2010/8/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 国連人道問題担当官ジョン・ホームズ 「パキスタンの洪水は前代未聞の規模」

    国連は、最悪の洪水に見舞われて2週間以上たつパキスタンで、数百万人に上る住民が汚水を媒介とした命にかかわる伝染病の危険にさらされていると警告しています。世界保健機関は、およそ600万人(うち半数以上が子ども)が腸チフス、肝炎のほか、コレラや赤痢にかかる恐れがあるとしています。この洪水で1600人以上が死亡し、パキスタン人口のほぼ12パーセントにあたる2千万人が避難しました。国連の人道問題担当官ジョン・ホームズとパキスタン人アナリスト、モシャラフ・ザイディに聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • NYのイスラム教コミュニティセンター建設問題 共和党と同調して数人の民主党トップが反対 関係者座談会

    ロウアーマンハッタンの世界貿易センター跡に近い場所に建設予定のイスラム教コミュニティセンター問題を取り上げます。これは全米的な賛否両論渦巻く問題となっています。建設反対の声は当初、狂信的な一部の右翼ブログの間で起こりましたが、すぐに一般の世論にまで広がるようになりました。その中には上院民主党院内総務のハーリー・リードなど民主党のトップ議員たちも含まれています。共和党はこの論議を秋の中間選挙のテーマの1つにすると明言しています。今日は4人のゲストにこの問題について話し合ってもらいます。イスラム教徒として初めて連邦議会議員になったミネソタ州選出の下院議員キース・エリソン、ユダヤ人のための指導者訓練施設兼シンクタンクの「教育と指導力のための全米ユダヤ人センター」(National Jewish Center for Learning and Leadership)からアーウィン・クーラ師、ジョージタウン大学のイスラム学教授ジョン・エスポジート、そしてタラット・ハムダニです。タラットの息子、サルマン・ハムダニは9.11世界貿易センター攻撃で亡くなりました。
    dailynews date: 
    2010/8/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • フィリピン系アメリカ人経験者に聞く ビデオに映ったフィリピンに広がる虐待

    男が警官に拷問されている生々しいビデオがフィリピンで人々の怒りに火をつけ、政府による調査が始まっています。 携帯電話で撮影されたビデオは、マニラのある 警察分署とされる場所の床に裸で横たわり血を流している男を映し出しています。 私服警官がこの被害者をむち打ち、性器に結びつけたロープを引くたびに男が叫び声をあげるのが聞かれます。過去10年以上にわたって、拷問、誘拐などによる強制的失踪、政治的殺人、裁判なしの投獄はフィリピンで日常茶飯事となってきました。2009年にフィリピンで拉致され拷問されたフィリピン系アメリカ人、メリッサ・ロハスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/19(Thu)
    記事番号: 
    4

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