デイリーニュース

  • Time’s Up(もう、おしまい):性的暴力に対するゴールデングローブ賞デモに登場した女性5人を紹介

    全米各地で女性たちが Time's Up(もう、おしまい)を宣言しています。このスローガンの下に、ハリウッド女優から家事労働者まですべての女性が一丸となって立ちあがり、ジェンダーや人種の平等とセクハラや性的暴行のない世界を要求しています。この運動は7日夜に開催されたゴールデングローブ賞で始まりました。この運動への連帯を示すため、多くの人が黒の衣装を着用し、レッドカーペットを暗く染めました。参加したのは俳優や女優だけではありませんでした。今年のゴールデングローブ賞の会場には、多数のハリウッドスターが社会正義活動家を同伴しました。メリル・ストリープは「全米家事労働者連盟」(National Domestic Workers Alliance)のアイ=ジェン・プーを伴ってレッドカーペットを歩きました。シェイリーン・ウッドリーはスクアミッシュ族のカリーナ・ローレンスに付き添われ、エマ・ストーンはテニス優勝者でLGBT権利唱道者のビリー・ジーン・キングと、スーザン・サランドンはプエルトリコのメディア正義を求める活動家のローザ・クレメンテと登場しました。エイミー・ポーラーのゲストはレストラン・オポチュニティー・センター(ROC)代表のサルー・ジャヤラマンでした。

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    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    4
  • トランプの「肥溜め」発言は白人至上主義者らをつけあがらせる Time’s Up(もう、おしまい)活動家が警告

    トランプによる「肥溜めのような国」発言に対する批判が高まる中、7日に行われたゴールデングローブ賞でTime's Up(もう、おしまい)運動に参加した5人の女性に話を聞きます。#MeToo(私も)運動を始めたタラナ・バーク、女優のシェイリーン・ウッドリー、「女性農業労働者全国同盟」( National Farmworker Women’s Alliance)のモニカ・ラミレス、スクあミッシュ族のカリーナ・ローレンス、「全米家事労働者連盟」(National Domestic Workers Alliance)のアイ=ジェン・プーです。

    dailynews date: 
    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「完全な人種差別」:エドウィッジ・ダンティカット トランンプのアフリカとハイチに対する「肥溜め」発言を語る

    アフリカ、ハイチ、エルサルバドルからの移民に関する会議の中で、大統領が罵り言葉を使用したとの報道がなされた後、ドナルド・トランプへの国際的な批判が高まっています。トランプは国会議員らとの会議の中で、「なぜアフリカから来た奴らがこの国に要るんだ?肥溜めのような国から来た奴らだ・・・ ・・・ノルウェー人をもっと増やすべきだ」と発言したと報じられています。また、「なんでもっとハイチ人が要るんだ?奴らを追い出せ」と発言したとも報じられています。トランプは12日早朝、「DACA(子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者に対する国外退去一時延期措置)会議で私が使った言葉はきついものだったが、報じられたような言葉ではない。本当にきついのはDACAにとって大きな敗北となる奇妙な提案書だ!」とツイッターに書き込みました。この数週間前にニューヨーク・タイムズ紙が、トランプは6月に行われた非公開の会議でも、ハイチ人やナイジェリア人をこき下ろしていたと報じていました。トランプは、ナイジェリア人がアメリカを訪問したら、もうぜったい「自分たちの小屋に帰らない」だろうと言い、ハイチ人については「みんなエイズに感染している」と発言したそうです。トランプ政権は最近、少なくとも2001年から米国に住み続けている25万人のエルサルバドル人の一時保護資格(TPS)を打ち切ると発表したところです。

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    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨーク市:移民税関捜査局が移民権利保護活動家ラビ・ラグビアを拘束 デモと警官暴行の最中に

    「ニューヨーク新サンクチュアリ連合」事務局長が移民税関捜査局によって拘束されました。ラビィ・ラグビアは全国的に有名な移民の権利擁護活動家であり、彼妻と娘は米国市民です。トリニダード・トバゴ出身のラビは、米国で27年間暮らしていましたが、2002年の有線通信不正行為を理由に、国外退去に直面しています。11日の午前中にラビが拘束されたため、平和的なデモが起こり、警官による暴行を受けました。警察は18人を逮捕しましたが、その中にはニューヨーク市会議員も含まれています。デモクラシー・ナウ!のルネ・フェルツが現場に居合わせました。

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    2018/1/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • クリステン・スミス:エリカ・ガーナーのような黒人女性の死は 警察暴力の副産物

    エリカ・ガーナーの葬儀で、アル・シャープトン師は彼女が父エリックのために正義を求めた断固とした決意について語りました。シャープトン師は警察が彼女の父を殺害した2014年7月27日の事件に触れ、「エリカは心臓発作が原因で亡くなったとされているが、彼女の心臓はあの日にすでに打撃を受けていたのだ」と言いました。本日のゲスト、テキサス大学オースティン校のクリステン・スミス教授は、ニュースサイト「ザ・カンバセーション」(The Conversation)へ寄稿した記事The fallout of police violence is killing black women like Erica Garner(「警察の暴力はエリカ・ガーナーのような黒人女性の死という形でも波及している」)にこう記しています。「警察による殺害事件というと、銃弾や警棒で殴られ亡くなった死者数にまず目が行く。この数を見れば、警察に殺害されるのは不相応に黒人男性が多いとの印象を受ける。しかし、この数からは黒人女性が経験するゆっくりと近づく死は見えてこない。警察の暴力が引き起こす長期に渡るトラウマは、銃弾と同じように命取りになるのだ。喪失の痛みからくる心臓発作、発作、うつ、それに無気力からも人は死ぬのだ」

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    2018/1/11(Thu)
    記事番号: 
    4
  • エリカ・ガーナー追悼 ニューヨーク市で 黒人の母親が白人の母親の12倍の死亡率である理由

    1月8日、警察の暴力行為反対運動活動家で12月27日に27歳で亡くなったエリカ・ガーナーの葬儀がハーレムで行われ数百人が集まりました。エリカは4か月前に第二子を出産したばかりで、喘息で心臓発作を誘発し亡くなりました。エリカの父エリック・ガーナーは、スタテン島警察官が彼を地面に押し倒し、押さえつけたうえで首を絞めたことで2014年に死亡しました。エリカの葬儀の前に発表された独立系の調査報道サイト「プロプブリカ」(ProPublica)の記事によれば、出産後間もなかったエリカの死は全国的に広く起こっている問題である可能性があります。多くの病院はアフリカ系米国人の母親への対応が遅れており、黒人の妊婦亡率が不相応に高い原因となっています。米国では毎年、妊娠および出産に関連した症状が原因で700~900人の女性が亡くなっています。加えて、その約12倍の数の女性が毎年、重度ないし時に生命に関わる合併症を経験します。「プロプブリカ」のアニー・ウォルドマン記者に話を聞きます。ウォルドマンの最新記事はHow Hospitals Are Failing Black Mothers(「黒人の母親に対処できない病院」)というタイトルです。

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    2018/1/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク市 大手石油企業を気候変動促進で提訴 化石燃料企業から50億ドルの投資撤退を明言 

    ニューヨーク市は10日、大手化石燃料企業5社を地球温暖化を促進させたとして提訴しました。この訴訟はBP、シェブロン、コノコフィリップス、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェルを標的としたもので、ビル・デブラシオ市長は同市の職員年金基金による化石燃料企業への投資50億ドルを撤退させる方針を発表しました。10日、「350.Org」の共同創設者ビル・マッキベンはツイートで「30年におよぶ気候変動への戦いの中で最も重大な日。地球上最も強力な都市が、最も金持ちで最も無責任な産業界に対して全面対決の姿勢を打ち出した」と称賛しました。ニューメキシコ大学のアートおよびエコロジー教授のスブハンカー・バナジーに話を聞きます。バナジー教授はArctic National Wildlife Refuge: Seasons of Life and Land)(『北極圏野生生物保護区――その生き物と土地の季節』)の著者で、Arctic Voices: Resistance at the Tipping Point(『北極からの声――転機における抵抗』)を編集しました。

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    2018/1/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • トランプのオフショア採削拡大は 種の多様性と沿岸および先住民コミュニティへの「攻撃行為」

    石油および天然ガスのオフショア採削を大幅に拡大するというトランプ大統領の方針に対し、超党派の反対が広がっています。オバマ政権時代の規制を反転させるこの方針が実現すれば北極、太平洋、大西洋およびメキシコ湾において、十億エイカー以上の地域での石油および天然ガスのオフショア採削が可能となります。米内務省は当初、ほぼ全ての米国の沖合地域で石油および天然ガスのオフショア採削を許可しようとしましたが、フロリダ州の共和党知事リック・スコットが激しく反対したためフロリダ沿岸地域における採削許可を断念したと発表しました。スコット知事はトランプ大統領支持者で、大統領所有の冬季リゾート、「マール・ア・ラーゴ」もフロリダ州にあります。現在、ジョージア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州、バージニア州、メリーランド州、デラウェア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州その他の知事や議員が、フロリダ州だけが特別扱いされているのを疑問視しています。ニューメキシコ大学のアートおよびエコロジー教授のスブハンカー・バナジーに話を聞きます。

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    2018/1/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 『ガザ:その殉難の探求』:ノーマン・フィンケルスタインが語る ガザに関してはびこり続ける数々の嘘

    イスラエルは、2014年のガザ攻撃に関し、国際刑事裁判所の戦争犯罪調査を受ける可能性に直面しています。この攻撃で、500人を超える子どもを含め2100人以上のパレスチナ人が殺害されました。ノーマン・フィンケルシュタインが、新刊書Gaza: An Inquest into Its Martyrdom(『ガザ:その殉難の探求』)について語ります。彼には、『ホロコースト産業』、Knowing Too Much: Why the American Jewish Romance with Israel Is Coming to an End.(『多くを知りすぎた:ユダヤ系米国人とイスラエルの蜜月が終わりを迎える理由』)はじめ、数々の著書があります。

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    2018/1/10(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ノーマン・フィンケルスタインが糾弾 トランプ大統領の「エルサレムはイスラエルの首都」宣言を後押ししたチャック・シューマー 

    トランプ大統領は2017年12月、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転するプロセスを開始すると発表しました。この動きは被占領パレスチナ地域全域で抗議運動に火をつけました。国連は、米国にエルサレム首都認定を撤回するよう求める決議案を128ヵ国対9ヵ国で採択しました。国際的な非難にも拘わらず、上院少数党院内総務チャック・シューマーはじめ民主党重鎮議員数名がトランプの決定を称賛しました。

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    2018/1/10(Wed)
    記事番号: 
    3

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