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2015年8月7日(金)

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  • 本日は、世界最大の心理学者の団体であるアメリカ心理学会(APA)が年次総会を開催しているトロントからお送りします。この会合は、同学会の幹部が国防総省や中央情報局(CIA)と結託して、拷問プログラムへの支援を保証するために、学会内部の方針や人員や会合を巧妙に操っていたことを確認する衝撃的な報告が公表された後、初めて開かれる総会です。過去数十年の間、反体制派の心理学者のグループは、CIAのブラック・サイトやグアンタナモ基地で取り調べを行う際に心理学者を使うことに対し抗議してきました。長年にわたり彼らは無視され、嘲笑されてきましたが、これを変えたのが先日公表された『ホフマン報告書』、すなわちAPA理事会の依頼による独立調査団の542ページの報告書です。APAは会員13万人の中に拷問に共謀した者がいることを繰り返し否定してきましたが、この報告書はその信憑性を失わせます。公表に基づき、APAトップの4人が辞職もしくは早期退職を表明しました。本日、APA理事会は、心理学者が尋問に関与することを禁止する決議を予定しています。この決議が採択されるかどうかは、まだわかりません。投票に先駆けて、昨夜、「社会的責任を果たす心理学者の会」(Psychologists for Social Responsibility)が、トロントでタウンミーティングを開催しました。講演者の中には、ニューヨークを拠点にしている心理学者スティーブン・ライスナーもいました。彼は、APAの方針を批判する中心人物で、「倫理的な心理学のための連帯」(Coalition for an Ethical Psychology)の創設者です。「我々は、APAが我々を暗黒の側面へ導き、拷問部屋へと導くことから一転し、率先して尋問室からの脱出を導くものに変わることを確実にしなければいけない」とライスナ―は語ります。

  • ピューリツァー賞を受賞したニューヨークタイムズ紙の記者ジェームス・ライゼンに話を聞きます。ライゼン記者はCIAと国防総省の拷問プログラムへのアメリカ心理学会(APA)の関係について詳細に報じてきました。アメリカ心理学会の年次総会を取材するため、現在トロントに滞在しています。 本日予定されている、APA理事会による心理学者の尋問関与禁止の決議の意義について、「従来の路線からの大転換です。独立調査の結果、心理学者とブッシュ政権が尋問プログラムをめぐり結託していたことが判明したことへの応答です」とライゼンは語ります。

  • 世界最大の心理学者の団体「アメリカ心理学会」(APA)の年次総会が開催されているカナダのトロントから放送しています。心理学者が国家安全保障関連の尋問に関与することを禁止する決議を採択する投票を目前にして、「社会的責任を果たす心理学者の会」(Psychologists for Social Responsibility)がタウンミーティングを開催しています。その中のハイライトを紹介します。

  • 6日夜、2016年の米国大統領選挙に向けた初の討論会で、共和党候補上位10人が顔を合わせました。FOXニュースが討論会に招待した10人の候補者は、ジェブ・ブッシュ、ベン・カーソン、クリス・クリスティー、テッド・クルーズ、マイク・ハッカビー、ジョン・ケーシック、ランド・ポール、マルコ・ルビオ、ドナルド・トランプ、スコット・ウォーカーです。アナリストの中には、これを「ロジャー・アイル予備選」と表現する人もいます。FOXニュースのロジャー・アイル会長がプライムタイム帯の番組への参加者選定に多大な発言権を行使したためです。選定にもれた7人の候補は、夕方の早い時間帯に別の討論会に参加しました。FOXニュースは、5つの全国世論調査の平均値を計算して上位10人のリストを作成したと説明していますが、この方式については今週になって世論調査機関から批判が殺到しました。この討論会のハイライトを紹介します。

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