デイリーニュース

  • 「想像を絶するほど悲惨」ガザの難民が10万人を超える中、イスラエルが国連学校を砲撃との報道

    パレスチナ難民のための国連機関は、ガザ地区にある同機関の複数の施設に避難する人々の数が10万人以上に急増していると言います。未確認の報告によると、避難所の一つであるガザ中心部にある女子校は7月21日、イスラエルによって砲撃されました。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の報道官であるクリストファー・ガンネスから話を聞きます。ガザ地区の難民の状況は現在、想像を絶するほど悲惨です」と、ガンネスは言います。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    5
  • イスラエル人作家ギデオン・レヴィ:ネタニヤフがロケット弾中止を求めるなら、彼は公正な平和を受け入れるなければならない

    テルアビブから番組に参加するイスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィは、イスラエル政府がパレスチナナ人の基本的権利を否定することをやめるまで中東平和は決して達成できないと主張します。「もちろんイスラエルは平和を望んでいます。しかしが望んでいるのは公正な平和ではない。」と、レヴィは言います。「すべては正義の問題です。過去を振り返って、イスラエルがどの段階で、どの瞬間に占領を止めようとしたことがあったかを考えてみてください。占領を終わらせる本当の準備ができていたことがあったという一例を示してみてください。そんなことは今まで一度もなかったのです。いつも時間稼ぎと現状維持だけでした。現状維持とはすなわち、ヨルダン川西岸の占領とガザの包囲、イスラエルでの平和な生活でした。そのことの究極の証明にあたるのが、[ヨルダン川西岸の]入植地です。イスラエルは入植地を作ることを決してやめませんでした。そして[そうしながら]、パレスチナ人と世界に対して、[我々は]この土地を明け渡すつもりはないと言っているのです」。レヴィからさらに、彼がイスラエル空軍のパイロットたちにガザへの空爆を拒否するよう要求した後で脅迫を受けた理由と、イスラエルを国際刑事裁判所に提訴しようとするパレスチナの取り組みが前向きな一歩になると彼が考える理由についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ガザの戦争は欧米の選択の結果:ハマスを孤立させ包囲を維持しようとするイスラエルと米国の目論見と今回の危機

    多くの人々が、イスラエルによるガザの攻撃は、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地での3人の10代のイスラエル人少年が誘拐されその後殺された事件から始まった一連の出来事に端を発したものとしていますが、番組では、今回の危機の直接の原因がいかに無視されてきたかを検証します。ニューヨークタイムズ紙の最近の記事"How the West Chose War in Gaza"(「ガザの戦争は欧米の選択の結果」)の中で、国際危機グループのシニアアナリストであるネイサン・スロールは、今回の紛争の発端は、ハマスが2014年初頭に参加したパレスチナ統一政府を、イスラエル、米国、欧州が台無しにしようとしたことにあると主張しています。シリアのアサド体制への反対と、エジプトの軍事政権との不和によって孤立したハマスは、ヨルダン川西岸を拠点とするパレスチナ自治政府と和解しました。統一協定が致命的なガザの封鎖を緩和し、数千人の公務員に給料を払えるようになることを期待したからです。しかし、米国と欧州連合(EU)は、ハマスの職員への支払いを拒否する一方で、イスラエルがガザの封鎖を維持することを助けました。「ハマスとガザが窮状から脱するためのプランAが和解でした」と、スロールは言います。「しかしそれが頓挫したので、プランB、つまり現在我々が直面している危機が起こっているわけです。」

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ハマスは本当は何を要求しているのか? イスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィが語るガザの致命的封鎖の終焉

    イスラエルによるガザ地区への攻撃は3週目にはいり、国際的な仲介による停戦への新たな動きが進行しています。イスラエルのツィッピー・リブニ法相は7月22日、ハマスの条件がイスラエル、米国、エジプトの条件とはかけ離れたものであるため、戦いの即時停戦の「希望はない」と述べました。ハマスの要求の中心は、イスラエルによるガザ地区封鎖の解除と、囚人となっているハマス成員の釈放です。7年間の包囲は、経済、市民活動のインフラ、水の供給をまひさせました。ガザでは、失業率が40%を超え、約80%が人道支援に頼っています。国連は、緊急な対策が取られなければ、ガザは2020年までには住めない場所になるだろうと警告しています。2012年11月の停戦では封鎖が緩和されるはずでしたが、イスラエルは逆にそれを強化しました。ハマスが「ゆっくりとした死」(slow death)と呼ぶ状況に対する闘いを続けることを誓う中、新たな停戦は、米国と他の諸国がイスラエルに方針を転換させるよう圧力をかけるかどうかに大きく左右されます。テルアビブから、イスラエル人ジャーナリストのギデオン・レヴィに話を聞きます。ハアレツ紙の最近の記事の中でレヴィは次にように書きました。「[ハマスの]条件は市民的だが、それを達成しようとする手段は軍事的で、暴力的、犯罪的だ。

    dailynews date: 
    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「筆舌に尽くしがたい喪失の場」:停戦交渉が始まる一方、イスラエルが病院やモスク、住居を爆撃

    イスラエルによるガザ地区への攻撃は、3週目に入りました。パレスチナ人の死亡者数は600人を超え、そのほとんどが一般市民です。そのうちの100人以上は子供です。3700人以上のパレスチナ人が負傷しています。イスラエルは地上侵攻を始めてから、27人の兵士が死亡したと述べています。イスラエルは7月22日、ガザ地区で死亡したと見られるイスラエル兵士のうち、一人の遺体がまだ見つかっていない、または身元不明であることを正式に発表しました。この発表の2日前にハマスは、この兵士を捕らえたと述べていました。イスラエルは本日7月22日、現時点までに、モスク5軒とサッカー競技場を含むガザ地区の70箇所以上を攻撃しました。7月21日には、少なくとも103人のパレスチナ人が死亡しました。その中には、イスラエルがガザ市の居住塔地区を爆撃したときの11人が含まれています。この攻撃で5人の子供が死亡しました。ガザの中心の街デル・エル・バラでは、イスラエルがアル=アクサ病院を砲撃した際に5人が死亡、70人が負傷しました。イスラエルによって攻撃された医療施設は、過去2週間でこれが3件目になりました。負傷者の中には、約30人の医療従事者が含まれています。ガザからデモクラシー・ナウ!の特派員で独立系ジャーナリストのシャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。

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    2014/7/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マックス・ブルーメンソール 米国の 「空虚な外交」がイスラエルによるガザ攻撃を可能にした

    7月20日イスラエル軍が100人以上のパレスチナ人を殺害する中、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフは、ガザ攻撃は「必要なうちは」継続すると宣言しました。ネタニヤフ首相は、同盟諸国の支持を得たことが「我々の軍事行動に国際的な信用を付与する外交的な基盤となった」と説明しています。オバマ政権は、イスラエルが自己防衛をしているだけで、一般市民の犠牲の責任はハマスにあると主張して、イスラエルの軍事作戦に重要なお墨付きを与えました。しかし、最悪の犠牲者数を出したこの週末には、米国政府も懸念を表明しはじめました。オバマ大統領はネタニヤフ首相と3日で2度もの電話会談を行い、「死傷者の数が増加し続けていることを深刻に懸念している」と述べました。一方でジョン・ケリー国務長官は20日、テレビのトークショーを渡り歩き、イスラエルのガザ攻撃を公の場で擁護しました。しかし、カメラが捉えたCM中の私用電話では、ケリーは公の場では擁護したガザ攻撃の犠牲者の多さに苦言を呈していたようです。米国政府によれば、ケリー長官は21日にカイロに飛び、2012年11月時点の停戦状態に戻るべく事態の収拾を図る予定です。

    dailynews date: 
    2014/7/21(Mon)
    記事番号: 
    5
  • イスラエル 平和デモに暴力的な妨害で負傷者多数 反デモ勢力は「アラブ人に死を」と叫ぶ

    イスラエル国内では日増しに政治情勢が危険なものになっており、停戦を求めるデモが襲撃される事件がいくつも起きています。19日イスラエルのハイファで行われたアラブ系とイスラエル系の市民によるガザ爆撃に反対する反戦デモに対し、右翼活動家が妨害を加え、パレスチナ国旗を燃やし、人種的な中傷を叫び、石を投げつけました。ハイファの副市長スハイル・アサドと彼の息子も殴られました。20日には、ベールシェバの青年サッカーチームの主将が自分のフェイスブックページに、「左翼の有権者をガス室に送り、この国から左翼を一掃しよう」という書き込みをしました。ガザ侵攻が始まる前の週に、エルサレムや他の町で「アラブ人に死を!」と叫びながら街の通りを歩きまわっていた集団が目撃されています。19日にハイファで行われたデモに参加したイスラエル人平和活動家でデューク大学数学講師ラン・バーオンが、イスラエルから話します。もうひとりのゲストはAlterNet.orgのシニアライターのマックス・ブルーメンソールです。イスラエル国内での右翼過激思想の広がりを記録した近著Goliath: Life and Loathing in Greater Israel(『ゴリアテ:偉大なイスラエルの生活と嫌悪』)はベストセラーになりました。

    dailynews date: 
    2014/7/21(Mon)
    記事番号: 
    4
  • パレスチナの人権弁護士ラジ・スーラーニー 「ネタニヤフとビンラディンは共に非戦闘員を殺害した」

    シャジャイヤでの大量虐殺により、2週間にわたるイスラエル・ガザ攻撃のパレスチナ人死者数は500人以上に達し、うち100人以上が子どもです。そのほかに負傷者が3100人、8万1000人以上が難民となっています。パレスチナ難民のための国連機関UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)は、5万人以上が退避している学校で食糧と医薬品が底をつきはじめたと警告しました。保護を求める被難民の数は、地上侵攻が始まった17日から3倍近くに増加しています。この間に少なくとも130人のパレスチナ人が殺害されています。ガザのパレスチナ人権センター所長でロバート・F・ケネディ賞やライト・ライブリフッド賞を始めとする数々の賞を受賞をしている人権弁護士ラジ・スーラーニーに話を聞きます。

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    2014/7/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 速報:ガザでまた医療機関に攻撃 イスラエル軍がアル=アクサ病院を砲撃 死者5名 負傷者多数

    ガザ地区からの速報で、21日イスラエル軍がアル=アクサ病院を砲撃し、少なくとも5人が死亡、数十人の負傷者が出たと伝えられました。17日の地上侵攻開始から、イスラエル軍によるガザの病院への攻撃は少なくとも三度目になります。患者であふれるガザ市のアル=シファ病院から、ノルウェー人の医師マッズ・ギルバートが出演し、医療機関を直接ターゲットにしているイスラエルを非難しています。ギルバート医師は、72人が殺害されたイスラエルによるシャジャイヤ地区攻撃の多くの負傷者の治療に携わりました。ガザ地区からデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースに話をききます。

    dailynews date: 
    2014/7/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アブゥル・クドゥースの現地報告 イスラエル軍はガザ市シャジャイヤ地区で72人殺害後ハーンユーニスでも一家24人を爆殺

    イスラエルによるガザ地区の攻撃は、先週末に最大の犠牲者を記録し、パレスチナ人の死者数は通算で500人を超えました。19日夜から20日夜にかけての24時間で100人以上のパレスチナ人が殺害されました。そのうち72人は、ガザ市の中でも最も貧しい人口密集地域シェジャイヤ地区の住民です。イスラエル軍はシェジャイヤ地区に猛攻撃をしかけ、住宅を爆撃し、軍事要員と戦闘を繰り広げ、死屍累々の現場を残していきました。生存者は大量虐殺と呼んでいます。怯えた市民たちは、遺体が転がる街路を通って避難しました。負傷した住民は、自宅に放置され出血多量で死んでいきました。未確認の報告によると、20人以上の子ども、14人以上の女性が殺害されました。数十軒の家屋が破壊されました。何百人もの負傷者が担ぎ込まれたシファ病院は患者であふれ、遺体安置の場所がないほどです。潘基文国連事務総長は、シェジャイヤ地区の攻撃を「悪逆非道な行動」と非難しました。シャジャイヤの戦闘でイスラエル兵13人が死亡し、先週始まった地上侵攻によるイスラエル軍の死者数は通算で18人になりました。ガザ市からデモクラシー・ナウ!通信員シャリフ・アブゥル・クドゥースが、今回のシャジャイヤ地区の攻撃を詳しく報告します。それに加えて、イスラエル軍が空爆でアブー・ジャマアの一家24人を殺害したハーンユーニス市の事件の詳細も話ます。

    dailynews date: 
    2014/7/21(Mon)
    記事番号: 
    1

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