今日は、白人至上主義そして米国で黒人として生きることについて書いた衝撃的な本の著者タナハシ・コーツに、放送時間いっぱい話を聞きます。著書 Between the World and Me (『世界と私の間に』)はコーツの10代の息子サモリに宛てた書簡の形式をとっています。7月にコーツは故郷ボルティモアで刊行イベントを行いました。彼は歴史的なユニオン・バプテスト教会で話しました。「我々を守るために雇われた人々が、時に我々に致命的損害を与えていることに関して、いま国民的な議論が湧き上がってるようです。しかし、私にしてみると、こうした議論は昔からあったもので、多くの人々がそう思っているはずです。では何が新しいのかというと、カメラの映像で現場が見られるようになったことです。暴力そのものは新しい現象ではありません」とコーツは語ります。