デイリーニュース

  • ラシーダ・タリーブ下院議員「トランプについての発言は謝罪しない。いまも弾劾するつもりだ」

    初当選したミシガン州選出の民主党下院議員ラシーダ・タリーブは1月第1週、ドナルド・トランプ大統領について「私たちは議員になって、あの馬鹿野郎を弾劾する」と宣言して、大きく報道されました。タリーブは1月初頭に召集された新連邦議会で、ミネソタ州選出のイルハン・オマールと共に史上初のムスリム女性として下院議員に就任しました。その数時間後、ワシントンDCで行われた祝賀会の席でこの言葉を述べました。タリーブは、米国史上最も多様性に富み女性も最多の下院議会を構成する議員のひとりです。ミシガン州デトロイトからラシーダ・タリーブ議員に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 『サバイビング・R・ケリー』 黒人少女への虐待で長年非難されてきた歌手を米新TVシリーズが告発

    ケーブルテレビ局ライフタイムで発表された衝撃のドキュメンタリー・シリーズ“Surviving R. Kelly”(『サバイビング・R・ケリー』)に目を向けましょう。著名なR&BシンガーでプロデューサーのR・ケリーに向けられた20年にわたる性的暴行や不品行の疑惑を追った番組です。R・ケリーはそのキャリアを通じて、虐待、獲物を狙うような行動、小児性愛の告発を受けてきましたが、決定的な証拠や複数の証人があるにもかかわらず、刑事事件での有罪判決を免れてきました。アンジェロ・クラリーに聞きます。アンジェロの娘アズリエルは、17歳の時にR・ケリーに会い、音楽の道に進みたいと彼のもとに越して行きました。アンジェロはその後、ほぼ4年にわたって娘の姿を見ていないと言います。R・ケリーの音楽家としてのキャリアを終わらせようというキャンペーン「#MuteRKelly」の共同発起人で、アトランタを拠点に活動するアート・マネージャー、オロニケ・オディレイェにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「気候変動へのペロシの対応は全く不十分」 若者主導の「サンライズ・ムーブメント」が批判

    ナンシー・ペロシ下院議長は、グリーンニューディールを支持していないとして、一部の気候活動家からの批判に直面しています。ペロシは先週、長年にわたってフロリダ選出の下院議員を務めるキャシー・キャスタを代表とする気候危機特別委員会の発足を発表しました。しかし委員会の権限は、グリーンニューディールの支持者らが構想していたよりもずっと弱いものでした。委員会は召喚権限を持たず、法案を作成する権限もありません。「サンライズ・ムーブメント」の創設者、バルシニ・プラカシュに話を聞きます。若者が率いるこの気候活動家グループは、グリーンニューディールの採用と気候変動をめぐる大胆なリーダーシップを要求するために、逮捕される危険を冒して議会のオフィスを占拠し、議員らに訴えました。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アリ・バーマン:民主党の投票権改革法案は投票抑圧の横行と戦うため

    米国では下院で審議中の法案が投票権運動家に歓迎されています。この法案は、数百万人の投票権を回復し、「ダークマネー」の政治への影響をそぎ、画期的な投票権法を回復し、有権者登録により自動的に即日投票を可能にするなどの措置を確立するものです。同法案は「人民のための法」(For the People Act)と呼ばれています。民主党が多数派となった新下院議会によって導入された最初の法案となります。マザー・ジョーンズ誌の上級記者でネイション・インスティチュートの報道記者を務めるアリ・バーマンをゲストに迎えます。バーマンはGive Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『我々に投票させよ:投票権を求める現代米国の闘い』)の著者で、最近では“Democrats’ First Order of Business: Making It Easier to Vote and Harder to Buy Elections.”(「民主党の最優先事項は投票を容易にし、選挙を買収しにくくすること」)という記事を発表しました。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トランプ政権の労働長官 未成年への性犯罪常習者の大富豪ジェフリー・エプスタインと司法取引をした疑惑が浮上

    ここ数カ月、トランプ政権の高官や閣僚が汚職などの問題で相次いで辞任に追いやられており、2年前にトランプが大統領に就任して以来、政権は最も不安定な状態です。次に辞任する閣僚は労働長官アレックス・アコスタになるのかどうか見てみましょう。マイアミ・ヘラルド紙の調査報道により、アコスタはフロリダ州の連邦検事をつとめた時代に、「子供を狙った連続性犯罪者に対する史上最も寛大な司法取引のひとつ」を行ったことが明らかになりました。ヘッジファンドを運営する大富豪ジェフリー・エプスタインは、ビル・クリントンやドナルド・トランプなどの友人ですが、フロリダで何百人もの未成年の少女に痴漢行為を働き、人身売買した容疑で訴追されました。しかし、それに対する処罰は、わずか13カ月間の郡刑務所での服役[重罪犯扱いではないということ]のみでした。マイアミ・ヘラルド紙で長年調査報道記者を務めるジュリー・ブラウンの話を聞きます。彼女は「司法の倒錯」という連載で大富豪ジェフリー・エプスタインの犯罪を次々と暴いています。

    dailynews date: 
    2019/1/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トルニヨのクリスマス:活動家や議員が移民の子供の収容施設の閉鎖をトランプ大統領に要求

    政府機関の閉鎖は14日目となり、トランプ大統領は国境壁予算の要求をいっそう硬化させています。米国の国境地帯で繰り広げられている危機的状況と、これに反撃する現地での抗議運動に目を向けましょう。テキサス州西部では、移民人権活動家が、何千人もの移民の子供が拘留されているトルニヨの収容施設の閉鎖を求めて毎日抗議活動を行っています。主催者たちは、自分たちを「トルニヨのクリスマス」と呼んでいます。大晦日には施設の入り口を封鎖しました。ここには、2300人の子供たちを収容する150以上のテントが無秩序に広がっています。移民人権活動家で「トルニヨのクリスマス」運動の中心人物フアン・オルティスと、カリフォルニア州選出の民主党下院議員ジュディ・チューに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 史上最も多様な下院議会が招集され 民主党は国境壁予算に応じぬまま政府機関閉鎖の終結に猛進

    3日(木曜)に召集された第116回連邦議会は、米国史上最も多様な議員構成となりました。100人を超える女性議員が宣誓就任しましたが、その中には史上初のアメリカ先住民の女性議員2人、テキサス州選出の初のラティーナの女性議員2人、初のイスラム教徒の女性議員2人が含まれます。コネティカット州とマサチューセッツ州から選出されたそれぞれ史上初のアフリカ系アメリカ人の女性議員、またコロラド州から選出された初のアフリカ系アメリカ人議員も宣誓就任しました。女性として初の下院議長となり、今回再び議長に復活したナンシー・ペロシ議員は、他の民主党の下院議員たちとともに、連邦政府機関の閉鎖の終了を今国会の最優先事項としています。トランプ米大統領がメキシコ国境の壁を拡大するため要求する50億ドルの歳出を回避したつなぎ予算案を提出しました。カリフォルニア州選出の民主党下院議員ジュディ・チューに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 彼女が背負うもの:性的暴力の撲滅を目指すノーベル平和賞受賞者ナディア・ムラドを追った驚くべきドキュメンタリ―映画

    2018年のノーベル平和賞を受賞したイラクの少数派民族ヤジディ教徒で人権保護活動家である、ナディア・ムラドの驚くべき物語を見ていきます。ムラドは2014年、自称イスラム国(IS)に誘拐され、人質に取られている間繰り返しレイプされました。ムラドは、そこから逃亡した後イラクを脱出し、ヤジティ教徒の窮状を国際的に訴えることに人生を捧げています。ドキュメンタリー映画『ナディアの誓い- On Her Shoulders』は、自分のストーリーを世界に発信するムラドを追います。この作品はアカデミー賞ドキュメンタリー部門の最終選考に残っており、先日、ジャーナリズム、デュポン・コロンビア賞を受賞しました。賞に輝くアレキサンドリア・ボンバッハ監督に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • Netflix がサウジアラビアでハサン・ミンハジの番組を検閲 カショギ殺害とイエメン戦争へのバックラッシュに火を付ける

    Netflix社は、米国のコメディアン、ハサン・ミンハジの番組『愛国者として物申す』の1回分のエピソードをサウジアラビアで配信しなかったことで非難されています。これはジャーナリスト、ジャマル・カショギがイスタンブールのサウジ領事館で殺害された数週間後の10月下旬に公開されたエピソードで、この回の内容がサウジアラビアでは反サイバー法に違反するという当局の指摘を受けて配信停止されました。ハサン・ミンハジは、このエピソードの中で
    サウジ王室およびムハンマド・ビン=サルマン皇太子を鋭く批判していますが、YouTubeではすでに160万回以上再生され、現在もサウジアラビアで閲覧可能です。ミンハジは、1月2日ツイッターで「みんなに見るのを止めさせる最高の方法。禁止する、オンラインで話題になるようにする、そしてその後は、YouTubeにおまかせする。現在、イエメンでは世界最大の人道的危機が起こっています。みなさん、以下に募金して下さい。help.rescue.org/donate/yemen」と呼びかけました。「ジャーナリスト保護委員会」(Committee to Protect Journalists)弁護主任コートニー・ラージと、「ヒューマンライツ・ウォッチ」中東・北アフリカ本部長サラ・リー・ウィットソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ブラジルでのボルソナーロ大統領就任に際し反対派は政策の逆行と独裁政治への脅威を警告

    極右の元陸軍大尉ジャイル・ボルソナーロが、1日、ブラジル大統領就任への宣誓を行いました。彼の当選は、ブラジルで軍事支配が30年以上前に終わって以来、この国で最も根底的な政治的変化となりました。決選投票でジャイル・ボルソナーロに敗れた、労働党の元大統領候補、フェルナンド・ハダッドに話を聞きます。ハダッドはサンパウロの元市長で、前ブラジル大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ政権下で、教育大臣を務めました。

    dailynews date: 
    2019/1/2(Wed)
    記事番号: 
    2

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