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2015年3月23日(月)

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  • 米国は、イエメンでの「効果的な」対テロ対策モデルを大いに宣伝した後、対アルカイダの無人機作戦の鍵とみられていた軍事基地から、特殊部隊100人を含む残りの人員全てを退避させました。これは、政府軍とフーシ(シーア派反政府組織)の衝突が激化し、イスラム国が犯行声明を出した2つのモスクで数十人の礼拝者が死亡した攻撃が行われた中で起きました。国連は、イエメンで「イラク・リビア・シリア」タイプの内戦が起きる寸前だと警告しています。本日は、ロンドンのタイムズ紙のイエメン特派員としてサヌアを4年間拠点にしていたジャーナリストのアイオナ・クレイグに話を聞きます。

  • 先週すい臓がんで72歳で亡くなった、先駆的な著述家で映画制作者、メディア改革活動家のダニー・シェクターの親しい同僚であり友人の2人に話を聞き、シェクターのキャリアにおけるさまざまな時期からの抜粋を放送します。シェクターはあるインタビューで、1970年にボストンのWBCNラジオで「ニュース解剖学者」としてキャリアをスタートさせてノーム・チョムスキーらのファンを獲得した経緯について語っています。シェクターはその後、ABCテレビ「20/20」のプロデューサーとなりそこでエミー賞を2度獲得し、発足時のCNNでもプロデューサーを務めました。The More You Watch, the Less You Know (『見れば見るほど無知に陥る』)をはじめ、著作は12冊にのぼります。また彼は、南アフリカのアパルトヘイトに反対する活動家、ジャーナリストとして第一人者で、ネルソン・マンデラについて6本のドキュメンタリーをつくるため企業ジャーナリストの世界を去り、画期的なテレビシリーズ「南アメリカ・ナウ」を製作しました。「南アメリカ・ナウ」は1980年代後半から1990年代初頭にかけて150局の公共放送局で放送されました。本日は、イェール大学によって最近デジタル化されたこのテレビ番組の一部をお送りします。また、南アフリカの映画制作者で、シェクターと長編映画『マンデラ 自由への長い道』を制作したアナント・シンと、制作会社グローバルビジョンをシェクターと共同創設し、彼と長年仕事をしていたローリー・オコーナーに話を聞きます。

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