ボストン・グローブ紙は、米運輸保安局(TSA)による機上と空港で米国市民を監視する国内監視プログラムが、2012年から存在していることを明らかにしました。「静かな空」(Quiet Skies)と呼ばれる同プラグラムでは、連邦航空保安官によって米国人旅行者たちの情報が収集されています。この中には、トイレを何度も使う、機内で眠る、汗をたくさんかくといった一般的な行動も含まれています。ボストン・グローブ紙が調査をおこなった直後、連邦議会からの圧力に押され、TSA担当者が上下院の国土安全保障委員会と面談することになりました。ボストン・グローブ紙のスポットライトチームのメンバーで、このニュースを明らかにしたジャナ・ウインターに話を聞きます。彼女の調査記事のタイトルは”Welcome to the Quiet Skies”(「ようこそ静かな空へ」)です。