右派による中傷で職を追われそうになったミズーリ州の労働学の教授二人が、名誉回復を果たしました。右派のブロガー、アンドリュー・ブレイトバートが運営するウェブサイトBigGovernment.comは4月、ミズーリ大学教授のジュディ・アンセルとドン・ギルジュムの労働関係論の授業の映像を掲載しました。その映像の中で二人の教授は、労働の権利を求める闘いの中での暴力の使用を支持する多くの発言をしているように見えました。しかし、この映像は、ACORNや米国家族計画連盟、ナショナル・パブリック、ラジオ、農務省の元職員シャーリー・シェロッドにを中傷するための一連の映像同様、二人の言葉を歪曲するよう編集されていたことがわかりました。「本当にがくぜんとしました。映像の中で話しているのは自分なのに、言っていることは授業で話したことではなかったのです」と、ミズーリ大学カンザス・シティ校の労働学研究所の所長であるジュディ・アンセルは述べました。