環境活動家のロバート・ケネディ・ジュニア、そして映画制作者のビル・ヘイニーに、今年のサンダンス映画祭で上映された新作ドキュメンタリー作品「The Last Mountain(最後の山)」の話を聞きました。映画ではアパラチアの炭坑を巡る闘いや、マッセイ・エナジー社の山頂除去のための信じがたい行動の歴史を描いています。「彼らはこうしたことをするために法を破らなければいけません。法を犯さずに市場で生き残ることはできないのです。労働法、保健法、安全法を違反するのです。さらに彼ら自身による記録によると、これまでに環境法令のうちの1つを違反した回数は、6万7千回に上るとのことです」ケネディは、マッセイ・エナジー社という州・連邦レベルで多大な政治的影響力をもつ炭鉱大手に関して、このように述べています。「環境破壊だけではなく、民主主義がくつがえされる危険性があることが問題になっているのです」