ガザ地区へのイスラエルの禁輸措置に抗議する国際的な支援船団プロジェクトの一環として、「大いなる希望(The Audacity of Hope)」という名の米船籍の船舶が今週、数十人の米国人を乗せて出航したいと計画しています。最初の同種の国際船団のうちの1隻、マビマルマラ号がイスラエル軍に攻撃され乗っていた活動家9人が殺されてからちょうど1年とちょっと、パレスチナ連帯活動家たちがいま様々な港から出航しようとしています。イスラエルは再び武力を使ってガザに向かおうとする支援船団を止めるとしています。米国船に乗り込む2人、ニューヨークの労働問題弁護士リチャード・レビと平和活動家のキャシー・ケリーに話を聞きます。レビは、イスラエルの禁輸に対して支援船団で抗議することは合法であり、イスラエルによる封鎖こそが違法だと言います。「国を占領するというのはジュネーブ協定違反です。それがここでは行われてきた。国境・境界線の管理を通して、次に生活必需品の流入阻止、そして人的交通の禁止を通して」とレビは言います。