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2014年6月26日(木)

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  • 米連邦最高裁は6月25日、警察が逮捕者の携帯電話を捜査するには令状を取らなければならないと、全員一致で判決を下し、スマートフォン時代のプライバシーの権利擁護者たちには高らかな勝利となりました。この判決は携帯電話と同じように個人の生活情報が大量に集積、保存されるノートパソコンのような他の電子機器にも当てはまる可能性が高いのです。同判決は米国家安全保障局(NSA)の膨大な携帯監視網には触れませんでしたが、NSAへの批判者は、これは最高裁が現代のテクノロジーとそれがプライバシーに及ぼす影響をかなり理解していることを示したものだと言います。この判決について米国自由人権協会(American Civil Liberties Union)の「言論、プライバシー及びテクノロジー・プロジェクト」の専従弁護士ネイサン・フリード=ウェッスラーに話を聞きます。また彼には、警察が利用する「スティングレイ」(Stingray )というスパイ機器についても話を聞きます。「スティングレイ」は、偽の携帯基地局として機能する監視機器で、一定距離内の全ての携帯のデータを傍受することが出来ます。

  • ミシシッピー州でアフリカ系アメリカ人に選挙登録を働きかける、歴史的「フリーダム・サマー」運動のために同州に向かった3人の若き公民権運動活動家が殺害された事件から、今週で50年になります。1964年6月21日、ジェームズ・チェイニー、アンディ・グッドマン、そしてマイケル・シュワーナーは、ミシシッピ州ネショバ郡で、「フリーダム・スクール」に使用されるという理由でクー・クラックス・クラン(KKK)に爆弾攻撃をされた教会を訪問した後、行方不明となりました。3人が消息を経ってから45日後、FBI捜査官が土のダムに埋められた彼らの遺体を発見しました。6週間に及ぶ捜査期間中には、同郡の湿地帯より黒人男性9名の遺体も掘り起こされました。ミシシッピー州でのこれらの殺人事件には全米が憤慨し、1965年の投票権法通過への後押しとなりました。本日は犠牲者2名の遺族に話をききます。ジュリア・チェイニー=モス師は、兄が殺害されたとき17歳でした。チェイニーの娘、アンジェラ・ルイスは父殺害のほんの10日前に生まれたばかりでした。デヴィッド・グッドマンは、殺害された兄の名を冠した「アンドリュー・グッドマン財団」の理事長を務めます。

  • 「フリーダム・サマー」50周年記念の今週、ミシシッピー州では、共和党の上院議員予備選で現職サッド・コクラン上院議員が、僅差でティーパーティー系候補を抑え同党候補者となるのに、民主党支持者のアフリカ系アメリカ人有権者たちが、党派を越えて手助けしたことが話題となりました。コクラン上院議員は、わずか1年前、最高裁が投票権法を骨抜きにした判決を称賛しました。3人のゲストに話をききます。ミシシッピ州ジャクソンのクラリオン・レッジャー紙の調査報道記者ジェリー・ミッチェルは、4人のクー・クラックス・クランのメンバーの逮捕に繋がる記事を書いています。その内の一人は1964年の公民権運動活動家3人の殺害を指揮した男でした。ネイション誌で投票権関連を担当するアリ・バーマン記者は、投票権法50周年に合わせて新著を出版予定です。デヴィッド・グッドマンは、殺害された公民権運動活動家アンドリュー・グッドマンの弟です。

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