米ニューヨーク市北郊のウッドストックで、あの歴史的な音楽と芸術の祭典が行われてからもうすぐ40周年。Back to Woodstock(『ウッドストックに帰ろう』)という新しいドキュメンタリー映画がジュリー・コーエンによって作られました。世代を決定づけたあの文化イベントによって人生が変わった6人の軌跡を追っています。あれは激動の60年代、ベトナム戦争と人種間の緊張がピークに達した時代の真ん中で行われた、愛と平和の対抗文化の祭りでした。
広島・長崎への原爆投下から64年、現在の核情勢について討論会を行いました。核物理学者で軍備縮小を目指す活動家のパルヴェーズ・フッドボーイ、平和活動家のフリーダ・ベリガン、そしてベトナム戦争に関する米国防総省機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)を公開したダニエル・エルズバーグを迎えました。エルズスバーグは、核時代の事情通として、回顧録The American Doomsday Machine(『アメリカの人類破滅兵器』)の連載を今後1年間にわたって行う予定です。