ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジが6月19日、ロンドンのエクアドル大使館に避難して亡命を申請しました。アサンジの動きは、性犯罪容疑の事情聴衆のためスウェーデンに引き渡されるのを避けるための、最後の賭けです。これに対して今日、ロンドン警察はアサンジが逮捕の対象であると発表しました。エクアドル大使館で宿泊したことで彼が保釈条件に違反したためです。アサンジの亡命申請は、スウェーデンへの引渡しが米国への移送につながる恐れがあるためです。米国に引き渡されれればウィキリークス関連の行動で起訴される可能性があります。アサンジ弁護団のマイケル・ラトナーは、「私見ですが、それはジュリアン・アサンジの政治活動に対する政治的な迫害であり、世界人権宣言の下での亡命申請手続きの要件を満たしています」と言います。エクアドル当局は、アサンジは「スパイ行為と反逆罪が死刑に処せられる国への」送致を恐れていると、明らかに米国のことを指して語っています。