米国労働総同盟産業別組合会議(AFL-CIO)の農業労働組織委員会(Farm Labor Organizing Committee)の設立者で代表の バルデマール・ベラスケスは、1960年代にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア師と共に活動して以来、移動労働者たちを組織化してきました。民主党全国大会のオハイオ州代表であるベラスケスは、その90%以上が滞在許可を持たないノースカロライナ州の移動農業労働者たちを組織化する活動を行ってきました。ベラスケスは9月3日、農業労働者と製造業、サービス業など他の労働者をシャーロットに集結させた南部労働者集会(Southern Workers Assembly)にも一役かいました。彼らの取り組みは重要です。なぜなら南部は全米で最も労働組合化が行われていない地域であり、ノースカロライナ州の組合密度はわずか2%にすぎないからです。