ナイジェリア北東部の町ダマサクで、数百人の遺体がみつかりました。武装集団「ボコ・ハラム」による殺害とみられています。現地からの情報によると、遺体の数は400を超えるとされます。アフリカの女性人権活動家ハキマ・アバスにボコ・ハラム、武装化、原理主義について聞きます。「米国でも、白人至上主義者やキリスト教右派などの原理主義者たちの怒りが、銃文化と、武装した警官隊などによって増幅し深刻化しています。そのせいで黒人の男女、トランスセクシュアル、子供たちが殺されていますね。ですから、原理主義への対応を世界規模ですることが必要なのです。この闘いの先頭にたっているのは、女性の権利を訴える団体であり、それを組織する人たちです」とアバスは語ります。アバスは、「開発における女性の権利連合( Association for Women’s Rights in Development)」のプログラム担当責任者です。