デイリーニュース

  • イエメンで戦争が激化する中 サウジ国王が戦争の立役者である自分の息子を皇太子に昇格

    米国がサウジアラビアへの大量の武器輸出を進める中、サウジ国王は甥である現皇太子を解任し、実の息子を皇太子として交代させました。新皇太子は米国の支援を受けてサウジが先導する壊滅的なイエメン戦争を統括する人物です。この動きは、ドナルド・トランプ大統領が、5月にリアドを訪問した際、計1100億ドルとなる前代未聞の一連の武器輸出契約に署名してから1カ月後に起こりました。この契約には戦車、大砲、戦艦、ヘリコプター、ミサイル防御システム、そしてサイバーセキュリティー技術も含まれます。ヒューマン・ライツ・ウォッチのクリスティン・ベッカレに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/6/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ブルックリンのリトル・パキスタン地区 トランプ政権下で生き残れるか?国外強制退去を阻止しようと闘う ある家族

    『ニューヨーカー』誌の最新記事「リトル・パキスタンの移民たちのための闘い」は、ブルックリンのムスリムが住民の大部分を占める地域が、ドナルド・トランプ大統領政権にいかにして対処しているかを描いています。トランプは大統領就任のわずか7日後に、ムスリムが大多数を占める諸国の人々に対し入国禁止令を出し、論議を呼びました。トランプ政権はまた、移民の国外強制退去と逮捕を強化しています。記事の著者であるジェニファー・ゴナマンに聞きます。ゴナマンは記事の中で、国外強制退去の恐れに直面するシャヒード・アリ・カーンとその家族のケースを検証しています、また、ムスリムやアラブ系、南アジアの人々への支援サービスを提供しているコミュニティ・グループ「COPO(民衆組織の協議会)」の創設メンバーで事務局長でもあるモハマッド・ラズヴィにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/6/21(Wed)
    記事番号: 
    4
  • メディアの悪習? 共和党が数百万人を医療保険から排除しようと画策中にもかかわらず ロシアにばかり焦点を当て続けるメディア

    共和党上院議員らは、オバマケア(オバマ元大統領による医療保険制度改革)の撤廃をはかる法案を秘密裡に起草中です。こっそりと進むこの秘密法案について、単一支払者制度による医療保険制度とメディア報道について、『ネイション』誌のカトリーナ・バンデン・フーベルに聞きます。バンデン・フーベルは最新記事「トランプ大統領に関し、メディアの悪習は続く("On Trump, the Media's Malpractice Continues. )」で、主流メディアが「政権内の勢力争いの陰謀とホワイトハウスのスキャンダルばかりに圧倒的に注目」し、その結果、重大な政策に関する報道をなおざりにしていると批判し、まったくの秘密裏に起草されている共和党の医療保険法案は、見逃されている重要課題の最たる例だと指摘します。

    dailynews date: 
    2017/6/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • カトリーナ・バンデン・フーベル:ジョージア州連邦下院補欠選挙でのオソフの敗北を過大評価すべきではないと警告

    ひき続き20日のジョージア州連邦下院補欠選挙について、『ネイション』誌の発行者兼編集人で、ワシントン・ポスト紙のコラムニストでもあるカトリーナ・バンデン・フーベルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/6/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョージア州連邦下院補欠選挙で民主党候補ジョン・オソフが敗北 民主党の共和党への今後の挑戦はいかに?

    連邦下院選挙史上最高の選挙資金が投じられた、ジョージア州の補欠選挙で共和党のカレン・ハンデルが民主党のジョン・オソフに勝利しました。番組ではアトランタとの中継で選挙後の反応をとらえると共に、選挙結果を左右するゲリマンダー(特定の政党や候補者に有利になるような選挙区の区割り)の役割を検証します。ジョージア州議会上院議員ナン・オロック、そしてジョージア州の増加する非白人住民に対して有権者登録の普及活動にとり組む団体「ニュー・ジョージア・プロジェクト」代表であるラファエル・ワーノック師に話を聞きます。ワーノック師はまた、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア師の故郷の地元教会だったアトランタのエベネゼル・バプテスト教会の主任牧師でもあります。

    dailynews date: 
    2017/6/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アルンダティ・ロイが語る ホワイトハウスで予定されるインドのモディ首相とトランプの会談

    インドのナレンドラ・モディ首相は6月最終週、米国を訪問し、トランプ大統領と会談します。モディは2002年のインドのグジャラート州でのイスラム教徒大虐殺に介入しなかったとして、かつて米国への入国を禁じられていました。トランプがモディ首相を称賛する一方、ヒンドゥー・ナショナリストはトランプを熱心に支援し、6月初旬にはトランプの誕生日を祝うパーティーを開いたほどです。モディのワシントンDCへの訪問について、受賞歴のあるインド人小説家でジャーナリスト、作家のアルンダティ・ロイにさらに詳しく話を聞きます。彼女の新小説The Ministry of Utmost Happiness(『至福を司るもの』)は出版されたばかりです。批評家たちはモディとトランプをよく比較しますが、ロイはモディは「門外漢ではなくむしろ逆」といい、2人の間には重要な違いがあると言います。

    dailynews date: 
    2017/6/20(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 著名小説家アルンダティ・ロイ フィクションを通してカシミールでの残虐行為の真実を語ること

    カシミールは数十年にわたって、世界で最も軍事衝突の多い地域です。インド人作家アルンダティ・ロイによると、そこはノンフィクションで描くことがほぼ不可能な地域でもあります。しかし、ロイは出版されたばかりの彼女の2作目の小説The Ministry of Utmost Happiness(『至福を司るもの』)で、カシミールについて書くことをためらいませんでした。

    dailynews date: 
    2017/6/20(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アルンダティ・ロイ 高評価の自身の新小説『至福を司るもの』を朗読

    20年前の1997年、インド人作家アルンダティ・ロイは、画期的な小説『小さきものたちの神』を発表しました。同作はブッカー賞を受賞し、ロイを国際的に有名にしました。しかし、彼女の読者は、出版されたばかりのロイの2作目の小説The Ministry of Utmost Happiness(『至福を司るもの』)を読むまでに20年待たなければなりませんでした。アルンダティ・ロイが、高い評価を得ている彼女の新小説の抜粋を朗読してくれます。

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    2017/6/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • アルンダティ・ロイが語る フィクションへの回帰、幸福の再定義、引き裂かれた世界についての執筆

    本日は、著名なインド人作家アルンダティ・ロイと共に時間いっぱい放送します。彼女のデビュー小説『小さきものたちの神』が文学的センセーションを巻き起こしてから20年が経ちました。この本は、ブッカー賞を受賞し、国際的なベストセラーになり、600万部以上の売り上げを記録しましたが、ロイはすぐにフィクションを書くことをやめました。それから20年、ロイはフィクションに回帰し、2作目の小説The Ministry of Utmost Happiness(『至福を司るもの』)を発表しました。

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    2017/6/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エジプトの作家オマール・ロバート・ハミルトン サウジのエジプトへの資金援助が国内の弾圧と関係している

    エジプトでは何十人もの活動家がここ数日の根こそぎ捜索で逮捕されています。逮捕が起きたのは、二つの島の支配権をサウジアラビアに譲渡する協定にエジプトの人々が街頭抗議活動を行った時でした。譲渡に反対する人々は、二島はエジプトに帰属し、この譲渡はエジプト大統領アブドルファッターフ・アッ=シーシーの政権を支援するためにサウジアラビアが与えた数十億ドルと関係していると述べています。逮捕や家宅捜索は人権活動家や報道の自由の擁護者に対する全国的な弾圧の渦中で行われました。エジプトの作家であり映画監督であるオマール・ロバート・ハミルトンと話します。ハミルトンによれば、サウジアラビアの戦略は、周辺国家における民主的運動に対抗することです。

    dailynews date: 
    2017/6/19(Mon)
    記事番号: 
    5

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