トランプ大統領のもう一人の側近トーマス・バラックの不動産取引を取り上げます。調査報道ニュースサイトの「リビール」(Reveal)のアーロン・グランツ記者は先週、バラックが如何にして住宅危機から利益を得たかを暴露しました。バラックは、大部分が差押え物件であった一戸建て住宅31,000棟を購入、家賃を大幅に引き上げて貸し出し、メンテナンス不足で多くの物件が荒廃させました。グランツの報道によれば、「コロニー・スターウッド・ホームズ」のトップとしての彼の行為は、「スラム街の現代版悪徳家主」に匹敵します。グランツの記事が報道された翌日の10日、バラックは自身が所有していた「コロニー・スターウッド・ホームズ」の株を全て売却し、同社の評議員会の共同議長を辞任しました。